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2024年12月 3日 (火)

NGC1360 「コマドリの卵星雲」(Robin's Egg nebula)

New5
C9.25 レデューサー2枚重ね(だいたい1200mm相当)
 ASI294MCPro(-5℃)
15s×190枚 40s×140枚

コマドリの卵とはなんぞや? とググってみるとたしかにこんな
感じの青い卵。
「ロビンズエッグブルー」と呼ばれ幸せの象徴らしい。

ちょっと前に教えてもらい、是非撮ってみたいと思っていたけれど
なかなかキビシイ。
高度が低いのです、、、。
当地では南中時でもせいぜい25度。
何度か挑むものの、低空のモヤっとした霞にさえぎられてぜんぜん
写りません(T_T)
シーイングが悪い日はボヤ~としか写らないし、風が強い日は
ラッキーイメージング的に短秒露光でしのぎ、両方をスタックしたら
まあまあ見れるようにはなりました。
今回は「写ればヨシ」のザックリ撮影なのでBXTもMAX使用です。

ちなみにSTARIZONAのレデューサーにアイピースレデューサーを
プラスしてF5.5相当くらいにして撮っているのでイメージサークルが
小さく、結構トリミングしてます。

本当は中央部がHαで赤いみたいだけど、こんな秒単位の露光じゃ
当然写りませんよね~


2024年11月26日 (火)

見えた! 「冬の "超" 大三角」

オリオンが見えてくるあたりで現場着。
セッティング完了して撮影が始まるとちょっと手が空くので
いつもこのタイミングで「Now」の撮影。
「あー、シリウスが見えてきたな~」などと思っていたら、、、
デカい三角形が見えるじゃないですか! 
これが巷で噂の「超大三角」ですか。
正直、ぜんぜん興味なかったし、ましてや写真に撮ろうなどとは
思ってもみませんでした。
が、水平線から上がってくる「超大三角」は凄い迫力。
これは撮っておかねば。
話題になるのも解りますね。
Photo_20241126191201

それにしても見事な正三角形!


2024年11月21日 (木)

「プラトー ~ 虹の入り江」近辺 11/12撮影分

引き続き11/12撮影の月です。

Sns_20241121200701
データは同じなので省略。 4コマモザイクです。

実は11/11,12,13と3連続で撮影出来ましたが、12がベスト。
11と13はシーイングが悪くてイマイチでした。
なんとなく冬の気流っぽくなってきたので拡大撮影はそろそろ
キビシイ時期になりそうです。

冬の気流、風が強い日が多い、ナイター営業のスキー場がOPENする
等々、天体写真にとっては邪魔者が増えますな~。



2024年11月19日 (火)

sh2-101 「チューリップ星雲」

チューリップ星雲。(右上)

クローズアップではなく引き気味に撮ってみました。
欲張って画面下のsh2-99と100、左上のNGC6871まで入れましたが
かなりキツキツです。
しかもHαの3倍くらいOⅢを撮ってるのに写りが悪い、、、。
結果、赤が支配的な絵になってしまいました。
Hαは撮ってる時も「おおっ!」ってなるくらいよく写ってたし、
そもそもそういう場所なんだろうな。
Sh2101sns
GINJI-150FN ×0.73レデューサー ASI2600MMPro(0℃)
Hα 90秒×14枚  OⅢ 90秒×40枚

AOOなので星に色がついてません。
カラーも撮る計画でしたが諸般の事情で中止に(T_T)
はくちょう座もだいぶ低くなってきました。
また来年かな~。

2024年11月18日 (月)

「コペルニクス」 11/12撮影分

定番構図のコペルニクス。

Photo_20241118201801
底のゴツゴツが結構よく写った気がする。
4コマモザイク。

2024年11月16日 (土)

FMA180Pro+スターリーナイトフィルターでM31

雲が多くてターゲットが撮れなかったので天頂にいたM31を
放置撮影。

M31sns_20241116180001
FMA180Pro ASI2600MCPro 120s×20枚
スカイメモRS

ちなみにこの場所、すごく明るいというほどでもないけど
「最高に暗いぜ!」というほどでもない、ほどほどの光害地。
流行りのデュオバンドやクアッドバンドフィルターを使うほどでもないので
いつもはノーフィルターで撮ってるけど、ライトな光害カットフィルターを
使えば多少なりともコントラストが上がったりするのかな?
という訳で、どの程度効果があるのか解らないけどKenkoの
「スターリーナイトフィルター」を使ってみた。
Img_8923
謳い文句としては星景写真用で、照明等の黄色っぽいカブリを低減
してくれるということで天体写真としては「超微弱光害カットフィルター」
といったところかな?
まあ、69点くらいの空を71点程度にしてくれればいいかな、
という消極的な使用。
本格的なヤツは色味が単純になって好きじゃないんですよ。

結果は、、、いまいち良く解らん(笑)
まあ、悪影響は無いみたいなのでもうちょっと使ってみます。

2024年11月15日 (金)

「アリスタルコス台地」~「嵐の大洋」 11/13撮影分

ほぼ夜の部分。
眼視では真っ暗な中にアリスタルコスクレーターが光ってる状態。
長時間露光(40ms)してやっと写りました。
光線が低いので立体感がハンパないです。

Photo_20241115155701
C9.25 ×2バローレンズ PlayerOne ApolloM-mini 

ASI294MCProで撮影した分とLRGB合成してカラー化してますが
暗いだけあってほとんど色が出ませんでした(T_T)

2024年11月14日 (木)

「湿りの海」11/12撮影分

月(拡大)撮るの久しぶりだな~、とブログを見返してみると6/19に
撮って以来みたい。
驚くほど長期に渡って晴れたかったようです。

Photo_20241114193601
C9.25 PlayerOne ApolloM-mini IR720 ×2バローレンズ

シーイングいまいちっぽかったのですがガッサンディの中の
細かいところがチカチカと見えていたので撮ってみました。
想像以上に解像してくれたのはやはりグローバルシャッター機の
おかげでしょう。

余談ですがPCの調子が悪いです。
バッテリーがカラになっていて「あれっ、充電忘れたかな?」と
思っていたのですがどうも違うようです。
充電系もしくはバッテリーそのものがダメになってしまったようです。

Img_8916
この表示が頻繁に出て、非常に鬱陶しいです。
(後日、設定を変えたら出なくなりました)
とりあえずACアダプタを繋いでおけば使えるみたいだけど
そろそろ寿命なのかな~
ゲーミングPCは高いんだよな(泣)



2024年11月11日 (月)

太陽(11/10)by Sol'Ex

久しぶりに日曜日の撮影。
準備してたら突然の雲。
それでも1時間ほど粘ってたら若干の晴れ間が!
結構豪快なダークフィラメントが見えます。


通常のモノクロ版
1_20241111223801

着色版
2_20241111223801

プロミネンス強調版
3_20241111223801

2コマのモザイクなのですがうまくくっつきません(T_T)
なんとかゴマかして(ゴマかしきれてない)仕上げ。


2024年11月 6日 (水)

FMA180Proで北アメリカ星雲

先日、彗星を撮りに行ったとき放置撮影していた北アメリカ星雲近辺。
雲の通過とかもあり選別が億劫で後回しにしていたヤツ。
ようやく眼視選別が完了しスタック処理へ。

Ngc7000sns
FMA180Pro D810A ISO6400 60秒×63枚
Pixinsigh PS

以前も同じ組み合わせで撮った事があるのだけれど、光害カットフィルターを
入れていた為、色がよく出なかったりハレーションが出たり。
なので、今回はノーフィルター。
あと、わずかにフレーミングをずらして左下のsh2-119まで入れてみました。

「入れてみました」と簡単に書きましたが、この時はくちょう座はほぼ天頂。
背面液晶が固定のD810A+ポタ赤でのフレーミングはまさに苦行。
アクロバティックな体制でファインダーを覗く姿は異様そのもの。
天体写真を知らない人が見たら「この人なにやってんだ?」と
思われること必至(笑)
たまたまこの日は誰もいなかったので事なきを得ました。

夏はずっと天候不順、この界隈は撮ることもなくだいぶ高度が下がって
きましたね~。

«大失敗からの半救済「NGC281」 Thanks BXT

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