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2016年6月22日 (水)

Cooled シュミカセへの道 1

今シーズンからそこそこ本格的に始めた惑星撮影で痛感した事がある。

「筒内気流」。

どうも写りが悪い、という話をしたら諸先輩方から筒内気流対策は大丈夫なのか?との
御指摘をいただいた。
一応、30分ほど外気に慣らしていたのだが、どうやらそんなもんでは不十分らしい。
早速スコープクーラーもどきを作って実戦投入。

Cimg0169

外観はこんな感じ。接眼部に差し込んで内気を吸引する。

Pict8952

セレストロンのシュミカセは上の写真の矢印部分のネジ穴が内部まで貫通しているので
ここから吸気しながら換気する仕組み。

そもそも筒内気流とはなぜ発生するのか?
当初、筒内、筒外の温度差の問題かと認識していたが、そう簡単なものでもないらしい。
望遠鏡を外に出すと、夜の気温低下に伴って本体温度が冷える。
内気も冷えるが、ガラスのカタマリである主鏡はなかなか冷えず、筒内にかげろうが立つ、
ということらしい。
なので短時間で筒内を換気してもダメで、スコープクーラーをガンガンと回して、主鏡の
温度を下げる必要があるらしい。

イメージを絵に書くとこんな感じか?

Cimg0171

PCで書くのが大変なので手書きです。
自分のイメージなので実際とは違うかもしれないが、いずれ温度の違う空気が混在
しているのは間違いないような気が。
経験談で言うと、高度の低い火星、土星がそこそこのシーイングで見えた後、高度の
高い木星へ向けると急にメロメロになって見えなくなる事があって、しばらくすると
落ち着いたりする。
実際のシーイングが変わった可能性もあるが、筒内の温度差のある空気が揺れて
見え方が悪くなったのかもしれない。
筒内が絵のようになっていたとすると、セル部から吸気、接眼部から排気方式では
なかなか難しいのではないか?
ある意味、排気などしなくても、内部で強く攪拌してるだけでも効果があるのではないか?
一度、気温順応しても外気温が下がると相対的に主鏡の温度が上がり、再び気流が
発生するのではないのか?

そんな疑問を抱いていたところ、やはり達人と呼ばれる撮影者の方々は開放鏡筒を
使ったり、ファンを取り付けて換気しながら撮影したりされているらしい。
正直、自分はそれほど大きな筒ではないので、30分~1時間ほど順応させれば
十分らしいのだが、撮影時間が限られている現状ではこのわずかな時間がおしい。

そんな訳で鏡筒に穴を開けたり、ファンをつけたりしてシュミカセのアクティブエアー
サイクル化をはかろうと計画。
とりあえず、出番が少なそうなC8を改造してみる事にする。

続く。



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