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2016年9月 6日 (火)

ASI1600MC-Cool ゲインの謎

普通のカメラならISO設定だが、設定に悩むことはあまり無いのではないだろうか?
自分だったらだいたい800~1600だし、挑戦的なものは画質を犠牲にして3200とか。
M42とか月とか特別明るい場合は400も使うし。

ところがこの新カメラはどうだろう?
ISOじゃなくてゲインというのが慣れないせいか勝手がわからない。
海外作品を見るとゲイン139とか150とかで撮ってるようだし、なかには75で撮っている
作品もあった。国内ではほとんどの方が300~400で撮っているみたい。
とりあえずここまでUPしてきたものはすべてゲイン150。
特に感度不足を感じたこともないし、むしろ「良く写る」という感じがする。
どの辺がいいのか? 
あまり情報も無いのでとりあえず部屋でテストチャートを撮ってみた。

サムヤン135mmF2.8をF8まで絞って、ほぼ真っ暗な部屋で撮影。
天体写真と同じように露出不足気味になるように設定。
4mほど離れた壁にチャートを貼ってます。
Fitsファイルをステライメージでカラー化してほぼレベル調整のみ。
ヒストグラムの山の両端に合わせただけです。

75215s

まずゲイン75 5秒

75215s22

左上の部分アップ。

300215s

続いてゲイン300 5秒

300215s22

同じくアップ。

露出不足を引っ張り上げているのでかなり荒れ荒れ。
ちなみに一眼レフのISO3200 5秒では真っ黒で判別できませんでした。
ゲインが違うと適正なオフセット値が違うのかBが大きくずれてカラーバランスが
崩れてしまいますが、今回は時間がないので21に統一してあります。

ここでグッと露出をかけると一変。

752130s
752130s22

まずはゲイン75で30秒。

3002130s
3002130s22

こちらがゲイン300の30秒。



どちらの画質がいいだろうか???
あまり変わらないような気がするが、よく見るとゲイン75のほうの色の濃い部分に
ホットピクセルのような点々がちらほらある。
実は別の日にテストした画像にも同じ点々が発生していた。
原因不明だが設定ゲインが低いと点々ノイズが出る。
ちなみに‐10℃に冷却している。

4002130s
4002130s22

こちらがゲイン400の30秒。

こころもち300のほうが画質がいいような気もするけど、あんまり変わらないかな。
点々ノイズも出てないし。
当然ゲインが高い映像のほうがヒストグラムの幅が広いのでいじくりやすそうだし。

最後に一眼レフでとった画像。
ニコンD5300 ISO3200 60秒。

Dsc320060s
Dsc_052922

改造一眼なのでこれまたカラーバランスがおかしいけど、画質はかなりに健闘。
露出は2倍かかってるけどあきらかに一番写りがいい。
逆に言えばASI1600は圧倒的に高感度だが、ゲインを落としても画質には貢献しない
という事か、、、、。
分単位のテストもやりたかったが暗室並みに暗くないと無理でした。
正確なところはやっぱり星を撮ってみないと解からないけど、なんとなく傾向は
解かってきた。

晴れてほしい。







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コメント

はじめまして。
ASI1600MC-CoolのGainとExp悩みますよね...

何を撮るかにも依存すると思いますが、画質なんかどうでもよくて、写ってるかどうか?って感じでやってる彗星は Gain=400, Exp=60~120, Bin=1~2 って感じです。

先日、M27を2.5秒で1000枚撮ってみた時はGain=600のざ~らざらでしたが、さすがに100とか200とかコンポジットしたら、綺麗になりました (^o^;

コメントありがとうございます。
けむけむさんもASI1600MC-Coolを使われているのですね。

私は当初、ゲイン200~300あたりで60sくらいの露出で試していたのですが、どうも変なノイズが入り、ダークを入れると「いくらか」改善していました。その後150前後で問題なく撮影し、再度検証しようと200オーバーで撮ったところ、ノイズがまったく出ず原因不明に終わっていました。
最新投稿のM31はゲイン200で120sです。
が、このあとM33をおなじ条件で撮ったところ再びノイズだらけになってしまいました。ザラザラではなくムラムラなノイズです。
スタックするとシマシマになってしまいます(T_T)
いろいろと設定を変えて試写中なので、徐々にアップしていきます。
けむけむさんのブログもじっくりと読ませていただきます。
ありがとうございました。

ASI1600MC-Coolは使い方が謎だらけなので、ユーザが集まって、シマシマ問題などをあちこちのブログのコメントで盛り上がったりしています。
情報交換しているメンバは私含めて5名です。
ASI1600MC-Coolユーザが自然に集まっただけです。
キャプチャはSharpCapを使用していて、これまでに分かって来たことは、 http://kemkem00.wixsite.com/mysite に纏めてみました(ブログだと情報があちこちのページにちらばってしまうので)。
シマシマ・ムラムラはステライメージでFitsを読み込んだ直後に行うホット&クールピクセル除去のパラメタを変更すると改善することもあるようです。

これは非常に参考になります。
シャープキャプチャーは設定がよく解からず、使うのをやめてしまっていたのですが再度検証してみます。
どこかのサイトでゲインは139が最高!とあったのを見てずっと低ゲインで撮っていました。実際300とか400では荒れて使い物にならなかったのですが、キャプチャーソフトの差もあるのかもしれませんね。
あるいはもっと短時間多フレームのほうがいいとか。

cloudy nightでしょうか...
gain=300 が ISO25600相当って話もあるようですが、体感的には Gain=600がISO25600くらいかな?と思ってます(Binning=1で。検証した訳ではないですが)

低ゲインが良いか高ゲインが良いかも分かりませんが、Nikon D7000を使ってた時との体感的な比較で、Binning=1, Gain=400 がISO6400 と似た感触と思ってます。

撮影する対象によって条件は変わってくると思われますので、やってみるのが一番とは思うのですが、なかなか晴れないので、トホホです。

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