オートガイドについて考える その3
まずは奇跡の一枚(笑)
180秒露光×8枚分の比較明合成(スタックではありません)
トータル1440秒。24分。
個別に見れば失敗コマ無し。パーフェクトガイド!
ピッタリと重なっていて、全くと言っていいほどズレていません。
どうやら失敗のコマの流れた分だけズレていくような気がする(仮説)
ガイダーはどういう仕事をしているのか?
こういうイメージだったが実際は
こうだったり
こういう感じに補正しているのではないか?
青の円の中に入っていればOKとすればガイダーの仕事としては完璧なのだが。
ひょっとして、この青い円のイメージというのはアンカーを打ったような絶対位置では
なくて補正後、補正後で星像を基準として変更されるのではないのか?(仮説)
こんなイメージ。
これの繰り返しで少しずつズレてくるのではないのか?(仮説)
だとするとセッティング的な理由で1方向ににばかり補正が入る場合に大きく
ズレてくるのではないのか?
ちなみに自分の赤道儀は点検したところ、極軸望遠鏡が少々傾いていて
修正したばかり。
上のパーフェクト比較明写真はその直後に撮った物だったりする。
以前、電子極望が出始めたころ、「ガイドの精度が上がった」的な意見が結構
あったような気がする。
自分的には「どうせガイダーが補正するのだから、極軸なんて多少ズレてたって
関係ないだろ」と思っていたが、そうでもないような気がしてきた。
極軸が合っていないと1方向にズレる → ガイダーが1方向に補正 → 徐々にズレる
極軸が合っているとPモーションの分だけ星が行ったり来たりする
→ 2方向に補正する → 連続的にズレることは無い
という事ではないのか?
またまた続く。
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