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2018年7月12日 (木)

ビクセン HAL三脚の巻

三脚の天面に取り付ける水平支点(通称 ツノ)が折れた!
っと、よく見たら折れたのではなくて三脚側のアルミのネジ山がなめてしまった
ようだ。

Cimg0577

このツノは赤道儀の方位調整ツマミのつっかえ棒的なもので、ネジでこのツノを
押した反作用で赤道儀を回転させる構造のモノ。
このビクセンのHAL三脚ではツノをねじ込む位置を変えることによってGP系と
SX系の両方の赤道儀に対応させているのだが、そのためなのか強度的な問題が
でているようだ。
とあるSNSで話題になっていたんだけど、結構同じ症状の人は多いようで、使い方
というよりはやっぱり強度なんだろうな~。

実はこのトラブルが発生したのはかなり前だったのだが、ガタが出てからは方位調整
に関してはこの微動装置を使っていないのでクレームを入れるつもりも修理する
つもりもなかった。
どうやって極軸を合わせていたかって言うと、三脚ごと動かしてやれば全く問題なし。
たかだか数倍の極軸ファインダーなら余裕でど真ん中に入ります。
(電子極望くらいシビアだと解かりませんが)
でも天文ビギナーの方達の中には微動装置がないとセッティング出来ない!という
声も多いようで、まあ、本来そのための装置なので「無くてもいい」などという自分の
ような天邪鬼はメーカーのコストダウンに加担する悪の存在なのだろう。

という訳で改心して(笑)、安価に修理する方法を考えてみた。
初めに思いついたのはデブコンという金属パテ。
早速ググってみると、高っ!
即却下。

ネジでなんとかしよう。
まずは敵を知る事から。(敵じゃないけどね。)
Cimg0572


分解して裏から見てみる。
ネジ穴は貫通していない。
おまけに肉盛が薄いようで、ヘリサートやサイズアップのタッピングも無理そう。
貫通させてボルトを入れてしまえばいいかと思ったら三脚が干渉するようで
頭の低いボルトじゃないとダメっぽい。
いろいろと大変そうなので最後の手段に取っておこう。

正攻法でいく。
Cimg0579

純正ツノのネジ長を計ると7mmちょっと。

Cimg0581

Cimg0582


普通のネジをねじ込んで入った長さを計ってみると約13mm。
ということは奥の方に約6mmのネジ山が残っているということだ。

Cimg0580


こんなものを買ってきた。
一番左が高ナットとか長ナットとか呼ばれてる商品。6mm×30mm。
次がM6×50mmの寸切ボルト。
長いネジを買って、切って使おうと思っていたのだがめんどくさいのでたまたま
見つけたこのネジを使う。


Cimg0583

頭が無い寸切ネジなのでダブルナットにして締めこむ。
折ったりするとめんどうなので慎重に。

Cimg0584

おまじない程度に幅広のワッシャを入れる。


Cimg0585

ついでにスプリングワッシャも入れる。

Cimg0586

長ナットをねじ込む。

Cimg0587

平らな面が真横にくるように微調整して完了。
約¥300の出費也。

一応室内のテスト的には問題なし。
とりあえずしばらく使ってみます。




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コメント

遠征の時に限って、このシャフトが緩くて、ピントノブのバックラッシュのようになり、鏡筒・赤道儀を下ろして保守。
ニワトリでも良く有りました。
今は、ネジ部に垂らすと永久に固着する液体を垂らしてますが、先日、動かす必要があって、気合を入れたら動きました。気合を入れなくても動くかもです。
一番大事な部分ですからね。
それにしても、三脚使い込んでますね。流石です。(笑)

お久しぶりです。
やっぱり緩みますか。
三脚は使いこんでいるというより、アタリを出しています。
詳しくは「その2」をご覧ください。

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