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2019年2月

2019年2月25日 (月)

これは合成写真なんですが、、、

という記事が話題になった。
とあるSNSでもちょっと話題になったけど、大半は
「まあ、あんまり意味ないな」的な意見。
細かな検証は置いといて。
実際、高精細な月の写真を撮ろうとすると、
5万枚とは言わないが実際数万枚は撮る。
つなぎ合わせる訳ではなくてスタッキングするんだけどね。
自分の写真で数えてみたところ、約27000枚の合成だった。

というわけで、同じように合成してみた。

12252hp

月と地球照と星空の合成。
さすがフォトショップ。なんでも出来ちゃうな~。
解ってる人がみたら笑っちゃうレベルなんだけど。
あからさまに合成なんだけど、天体写真を全く知らない
一般の人に見せたところ合成と指摘した人は皆無。
それどころか皆そろって「すごい」「キレイ」と高評価。
まともに撮った写真よりもウケがいい。
なんか複雑だな~。

学術的な写真よりも「アート」要素が多いほうが
一般受けするのかな?

2019年2月23日 (土)

ナローバンド、意外な利点。

最近ハマりつつある 「ナローバンド」撮影。
だってメチャクチャ写るんだもん。

もしかして常識なのかもしれないけど、意外な発見があった。

「快晴!」といっても一晩中続くことはめずらしく、モヤが
かかったり雲が流れたり。
通常撮影では露光中に雲が通過すると、、、

Dsc_20692

こんな感じになってボツカットになってしまう。
こんなにはっきり写らなくても薄~い雲が通過して
微妙にコントラストが低いコマがあったり、、、。

ところがナローバンド(Hα OⅢ)だとこの雲が写らない。
撮影中に雲が通過するのを確認して
「あ~、1カットボツ。」と思っても後から確認すると
なぜか全コマ成功???
しかもコントラストも安定していて、雲の通過を感じさせない。

おそらく雲に反射した地上の光をフィルターが完全に
遮断していて、単に 「真っ黒い物質」 が通過しただけで
画像に影響を与えないのだろう。
もちろん長時間遮られれば露光時間が少なくなるのと
同じことなので、カブらなくても写りは悪くなるだろうけど
サッと通過したくらいでは全く影響なし。

これぞ究極の光害カットフィルターか?

スゴイぞ! ナローバンド。



2019年2月20日 (水)

スーパームーン前日

たまに耳にする 「スーパームーン」。

実は天体観測、天体写真のベテランにはあまり評判が
よろしくないようです。
月がいつもより大きく見えるといってもほんの少し。
肉眼ではまず判別不可能。
同一光学系で撮った写真をくらべてみて解る程度。
「そんなの意味あるのか?」というのが大半の意見。

さらに「ブルームーン」だの「ピンクムーン」だの、もはや
完全に意味不明。
一部の「恵方巻」と同じく(笑)「やめてしまえ」的な御意見も
あるようですが、自分はこういうちょっとした「天文現象」
のPRは大賛成です。

見えても見えなくてもいいのです。
なにかの機会に、「双眼鏡」や「天体望遠鏡」を空に向ける
というのは非常にいいことだと思います。
そこから天文にハマるかもしれない、写真にハマるかも
しれない。
そんなチャンスを演出する意味でも「〇〇ムーン」はいい
機会だと思うんだけどな~。

なぜならこの自分がそうやって天体写真沼にハマって
いったから(笑)

と言う訳で「スーパームーンの写真」 といきたいところ
だけど残念ながら当日の満月は雨。
なので前日撮影できた月。

20190218hp

ずっと天気が悪く、実に約3ヵ月ぶりの撮影です。

2019年2月12日 (火)

冬の新兵器!

寒い!
1月末から2月前半くらいが一年で一番寒い時期。
今、まさにその時期!

天体写真撮影がなぜ寒いかと言えば 「動かないから」。
いくら着込んでも動かないからどんどん冷える。
カイロを握りしめたり、余ってるレンズ用ヒーターを
手首に巻いて暖をとったりしてみても寒い。
なんとかなんないの~?

と言う訳でいろいろ探し回って面白そうなものを発見。

Imgp0119

その名も「電熱ベスト」。
電熱線が張り巡らせてあってモバイルバッテリーで動く
というすぐれもの。

Imgp0120

手持ちのサンワのバッテリーがポケットにピッタリ。

Imgp0121

胸の部分にスイッチがあって3段階切り替え。

価格も¥4000程度とまあまあお買い得な感じだったので
ポチってみる。
外国製っぽい感じで、説明書もなかったが特に問題なし。

先日の撮影で早速使ってみた。
正直、ちょっとバカにしていた。こんなんで暖かいの?
が、その考えはすぐに覆る。

「暖かい!」
しかも、ものすごく暖かい。
最大パワーだと暑いくらいで、2番目がちょうどいいかな?

そもそも充分なくらい着込んでいる。
0℃くらいだと平気だけど-5℃になると寒いな~とか
1時間過ぎると冷えてくるな~、というレベルなので
多少なりとも熱源があるとホカホカなのだ。

もはやコタツに入っているかのように快適で、イスに座って
PCのまえに座っていると(もちろん外でね)暖かくて眠く
なってしまうほど。
いままで、手がかじかんで動かせなくなってたのがウソの
ようだし、素手でPC作業もラクラク。

撤収してからの帰り道、車中でも体が冷えてないので
暑いくらい。
しばし暖房もOFFにしてたりして。

あまりに快適で、これはもう手放せませんな~。

ちなみにバッテリーは4時間くらい使って2/3くらい
だったのでたぶん一晩持ちます。

2019年2月 7日 (木)

再び、「sh2-308」

前回、ちょっと小さめだったので大きく撮ってみる。
が、この季節、長玉は大変だ。
シーイング悪くてピント合いません。
特に肝心なOⅢはボケボケ。
でも、そろそろシーズン的にキビシクなるかな?
ということで無理して撮ってみた。
ボケをごまかすためにシャープ処理強めにして
ステライメージでスターシャープかけて
PSで「明るさの最小値」かけて

でで~ん!!


Image06_hp

オマケで上の方の赤いモヤモヤも写りました。
今年はこんなもんかな~?


 

2019年2月 4日 (月)

CMOSカメラのノイズ低減

CMOSカメラのクールピクセルやらダークノイズに起因すると
思われる微妙なノイズ。
多枚数をスタックすると、いわゆる「縮緬状ノイズ」が出てしまう。
大半はダーク補正で改善されるようだが、一部カメラでは
補正しきれずノイズが残ってしまう。
一時話題になったのはZWO社のASI1600系。
自分はASI1600MC CooLを持ったいたけど、このノイズが
どうにも解消できずに手放してしまった。
その後、メーカーでは改良があったようでCOOL→Proとして
再発売。
せっかくなので(笑)モノクロの1600MMProを購入。
使ってビックリ、今まではなんだったの?というくらいノイズが
少なくてバックが綺麗~。
条件によっては弱い縮緬ノイズが出るけどダーク補正でほぼ
完全に解消。
めでたしめでたし、と思っていたところ、とあるSNSで特殊な
方法でノイズを解消する方法を教えていただいた。

Hp
英語で書かれていますが、日本の方です。
右上をクリックするとグーグル先生が翻訳してくれます。

かいつまんで説明すると、、、。
原因となるクールピクセルはダーク補正では消しきれない。
(詳しくはあぷらなーと氏のブログを参照されています。)
そのため、特殊なフラットフレームを作ってクールピクセルを
あぶり出して補正に使うという方法。

特殊なフラットとは、、
ELパネル等ではなく超低照度(撮影時と同じくらいの照度)
で、撮影時と同じ露光時間で撮影する。
御本人は太陽撮影用の濃いNDフィルターを使われている
そうです。
そのフラットフレームを数百枚撮影してスタック。
これをSharpCapのFlatに指定して、LiveStackingにて
L画像を積み重ねていくというもの。

今まで聞いたことが無い手法で、ちょっと?????
だったのですが、御本人はこの方法で素晴らしく美しい
映像を撮影されています。
で、ちょっとだけ試してみました。

素材は先日撮影したコレ。

300d_sd2
実はこの実験のためにわざわざ短時間多枚数撮影
していたのです。
尚、諸事情により(SharpCapの扱いに習熟していないとか
完璧なFlatが撮れていないとか、いまいち加減が解からない
とかで)完全トレースな再現ではなく、自分なりな後処理です。
まずは普通にL画像のみDSSでスタック
10秒×320枚の一部強拡大。
320stack2552
盛大に縮緬ノイズが、、、のハズが
まあまあ出ているのですが、さすが改良型の「Pro」
たいしたことないかな?(笑)
ちょっとイヤな予感がしつつもダーク補正してみると

300d_sd552

う~~~~ん、ほぼ補正完了。
画像処理としては大成功だけど実験的には、、、、、。

ダーク補正で取り切れないノイズを消す、という試みなので
ノイズが残らないとどうにも。

とりあえず気を取り直してダーク無しで低照度フラットのみ
入れてみる。
Flatは200枚。
とりあえずND400とND100000の二枚重ねで。
同じくDSSにて。

Flat2
おおっ! パーフェクトではないもののかなりいいんじゃない? 
今までFlatだけでノイズが低減できるってありました?
うまくいけばかなり使えそうな予感。


完全に再現できていない理由の推測。
※ Flatフレームの枚数が少ない(300枚くらいあったほうが
いいらしいです。)
※ FlatのスタックがSharpCapではなくDSSで行った。
(ぼかし処理が入ると精度が落ちるそうです。DSSが
どうなのかは不明。)
※LiveStackとDSSによる後処理の差。

なにはともあれ、
「ダーク補正では消せないノイズをフラット補正で消す」
というのは朗報で、後処理でもたしかに効果があるようですが
自分のカメラ(1600MMPro)ではそもそも致命的な
「縮緬ノイズが出ない」
という実験的にはどうしようもない結果になってしまいました。
※他にもASI290とか、ノイズが出そうなカメラがあるので
引き続き実験する予定です。
電視とかDSOの撮影とかいろいろと使えそうです。

2019年2月 2日 (土)

sh2-308

通称「ミルクポット星雲」。
Sh2308_fb


低空で、なかなかチャンスがなかったが、ようやく撮れた。
ナロー撮影のAOO合成。
Gが無いせいか、色味が少なくて見栄えがしないですね~。
そして想定以上に「小さい」(笑)
135mmで撮ったけど300とか500でもよかったかな~。
次はもうちょっと拡大だな。


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