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2019年5月10日 (金)

シンチレーション低減装置導入。

高層の気流がずっと居座っている為か、とにかく
シンチレーションが激しい。

この季節、惑星しかり系外銀河しかり長焦点を使いたい
ところだけどボケボケにしか写らず惨敗続き。
ボケるというか、もうピントを合わせる段階で一苦労。
普段、露出時間を1秒に合わせてピント調整するんだけど
ぜんぜん無理で、0.5秒とか0.3秒で合わせる。
それでも星像が収束することなく、なんとなく眠い星像。
こんなんじゃAO装置とか使ってもダメなんだろうな~。

せめていくらかでもユラユラを低減できないか?
と、検証してみた。

そもそもシンチレーションによって像がぼやけるという
のはどういう事なの?

ただチカチカしてるだけなら問題なし。
露光中に空気の動きによって、星像が水の底を覗くように
ユラユラと動くのでボケてしまうのだ。

1
図解説明


モノクロカメラを使うようになって気が付いた事がある。
BやGフィルターではほぼピントの山が解らないけど
Rはそこそこいける。
オートガイダーの巻でも書いたけど、赤はあまり
シンチレーションの影響を受けないのだ。
実際、惑星を撮っても、Rは鮮明、BGはいまいち
という事もよくあるし、ナロー撮影でもOⅢはボケボケ
でもHαは鮮明に写るとかよくあること。

絵にすると

2

こんな感じか。

カラーカメラだと

4

こういう風に写るのかな?

だとすると精巧なAO装置があっても結局ボケて
しまうのかな~?

という考察のもと、少しでもボケを低減するべく
「シンチレーション低減装置」を導入。

その名も、、
「Y2フィルター」 (笑)

Img_5065

一番揺らぐBをバサッとカットする作戦。
効果を確認するため「Y2」「YA3」「R1」と用意したけど
あまり濃いと青い星が写らなくなるような気がしたので
今回はY2のみ使用。

まあ、火星や土星を赤~赤外フィルターで撮ってL画像に
したり星雲をHαで撮ってL画像にするのは普通に行われて
いるので別に新しい手法ではないのでひょっとしたら
既に常識なのかもしれないけど、とりあえずやって
みました。

結果は、、、

でで~ん!!!

Hp_1

前回いまいちだったM63。
実は撮影中、急激に気温が下がったようで、ポタ赤を
いじってる最中ピントが微妙にずれて半分がピン甘に
なってしまった、、、。
なんのための検証じゃ!(笑)
ピントがいいヤツだけ選んでスタックした画像も
あるけどやっぱり露光不足でいまいちだったので
こちらをUP。
それでもいつもとは一味違ってシャープに写った
、、、、ような気がする。

データは
セレストロンC8+SCTコレクター(レデューサー)
ASI1600MMPro M-gen(IRガイド)

L Y2 60s×68枚
R,G,B 60s×5枚

青い部分の写りが悪くなるかと思ったけどそれほどでも
ないみたい。
YA3でもいけるかな? 次回実験。

ちなみに以前も書いたけど、49mm径のフィルターは
分解するとそのまま48mmの枠に収まるので
ヤフオクあたりで探すとかなり安価で手に入ります。

Img_5066

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