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2019年10月23日 (水)

プラネタリウムを創る!

「プラネタリウムを創る」。
なんと夢のあるチャレンジでしょう!

自分の話ではありません。
実は近くにある、通称「高専」の天文部の学生さん達が創って
いるらしい。
しかもピンホール等の簡易的なものではなくレンズを使って
投影する本格的なものです。
構造としては分割した星空を複数個のプロジェクターで投影
するというそれほど複雑なものではないのですが、実際に作ると
なると数多くの困難が予想されます。

※ 原版はどうやって作っているんだろう?
簡単に言えば、投影する「星」の原図の事。
普通に考えれば薄い金属板に小さな穴をあけて作ると思うのだが
実はこれが非常に難しい。
星図のような正確さで星の明るさに応じたサイズの違う穴を
それこそ「星の数ほど」開けなくてはならない。
かのメガスターを創った大平さんは個人でとんでもない金額の
レーザー加工機を購入して一つ一つ開けたという伝説のある
くらい。
写真製版かな? まさか極細ドリルで開けたとは思えないが、、、。

※ 隣り合う映像の境目はどうやって調整しているのだろう?
全天を32台のプロジェクターでカバーしているらしい。
流行りのモザイク合成のごとく、キチンと違和感なく繋ぎ合わせる
のは想像以上に大変。
周辺はレンズの収差も出るしスクリーン(ドーム)は丸いし。

かなり精密加工と思われるが、手っ取り早くクリアするには
「大きく」作ればラクなんだけど、なんと彼らの改良機(2号機)
は小型化に成功したとの事。恐るべしや、その技術力!

さらに驚くべきはドーム。
天体写真と同じく、光害(光モレ)は致命的。
遮光や剛性を考えれば、どうしても重くなってしまうが、
なんと移動式のドームまで作り上げたという!

光源はLEDだろうか? 
昔はハロゲン球しかなかったから熱持って大変だったな~
駆動はステッピングモーターだろうか?
昔はDCモーターしかなくて、とんでもなくうるさかったな~

このへんでお気づきかと思いますが、実は自分も昔「研究」
したことがあったのです。
中学生2年の時、天文部で文化祭に「ピンホール式プラネタリウム」
を発表して好評だったので次は「レンズ投影式」と張り切った
のですが上記の問題で断念。
高校では部活ではなく独自に研究していましたが結局実用化ならず。
なのでこのプロジェクトがいかに大変なものなのか身に染みて
解りますので、応援せずにはいられません。

そんな彼らから活動報告のDVDが届きました。

Img_5494 Img_5495
(※ そのDVDの再生画面を一部撮影)

さらに感心するのは、これだけのモノを作っておいていわゆる「技術自慢」
をせず、あちこちで投影会を開き教育、啓蒙活動までしっかりと行っている
という事。そもそもその為の「小型化」「移動式」らしい。
う~ん、日本の未来は明るいな~。

是非見に行きたいところですが、なかなかタイミングが合わず
実現していません、、、、。




 

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