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2020年7月 9日 (木)

木星撮影の考察

木星に限らず最近の惑星撮影は動画モードで、大量に撮った
画像をスタック、ウェーブレット処理するのが主流です。
どれくらい大量かというと5000frとか8000frとか。
当然、これだけ撮るには相応の時間がかかりますが、
事、木星については自転が早い為あまり時間がかけられません。
ダラダラ撮ってるとボケた写真が出来上がってしまいます。
自分も最初のころ、3分以上もかけて撮っていたのでかなり
不鮮明な仕上がりに、、、、。

その後、どこかのサイトで120秒以内で撮影すればよいとの
記述があったのでここ数年は120秒で撮っていました。
この120秒の根拠は、木星の視直径と時間と望遠鏡の分解能
から割り出した数値。

ネットで見つけた計算式によると

望遠鏡の分解能は「ドーズの限界」から 116÷口径
たとえばセレストロンのC8だったら 116÷200で0.58(秒)
同じくC9.25ならば 116÷235で0.49(秒)になる。
これ以下の動きなら望遠鏡が検知できないということ。
木星の視直径を45”としてπ(円周率)をかけると1回転分の
長さになるのでこれを自転時間(10時間 36000秒)で
割ると1秒あたりの移動角度が解る。
45π÷36000=0.0039
0.58÷0.0039≒148秒(口径200mmの場合)
0.49÷0.0039≒125秒(口径235mmの場合)

と言う訳でC8でもC9.25でも120秒以下なら大丈夫。
が、どういう訳か最近は90秒以下というのが主流らしい。
たぶんWinJuposで再スタックするからだろうな、くらいに考えて
いたけどせっかくなので細かく計算してみた。
(自分が使ってるC9.25 口径235mmとして)

まず衝近辺の木星の視直径は47.6”あるらしい。
45
ステラナビゲーターより。

あと木星の自転時間は10時間ではなく「9時間50分」らしい。
再計算すると0.49÷(47.5π÷35400)≒116となり、
わずかに2分を切ってしまった。

さらに「ドーズの限界値」にも少々疑問が、、、。
以前、地上物を撮影して実測してみた際、
「分解能の限界を探る」
どうも限界を超えて見えてしまっているような結果が出ていた。
なので ↑ の116を1割ほどシビアに見積もると104秒となる。
同じ式でC11(口径275mm)で計算するとピタリ90秒になる。
多少超えてもスタックソフトが合わせてくれるという説もあるけど
厳密に考えれば90秒というのは非常に理にかなった時間だと思う。
まちがってたらゴメンナサイ。

と言う訳で、早く梅雨明けないかな~
まだ一度も撮影出来てません。

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