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先日購入した「AskarFMA180」。
何度か条件を変えて撮ってみたけれど、どうも
気に入らない。
青ハロが目立つのだ。
ピント位置の関係もあるのだろうけど、
とにかく目立つ。
180mmF4.5でフルサイズ対応というところに
少々無理があるのか?
という訳で、こんな時の定石。
少し絞ってみた。
こんな感じ。
ちょうどいいリングがなかったので、ZWOのカメラに
付いてきた接眼スリーブに42-48のアダプタを付けて
対物のフードにねじ込んでみた。
コレね。
スリーブの内側は実測で27.5mm。
計算すると約F6.5相当。
ちょっと暗い気もするけど、1段絞ったと思えば
そんなもんでしょう。
で、さっそく試写。
時間が早くて高度イマイチだけどアトラス彗星を
撮ってみた。
おー! グッとシャープになったぞ。
2分×5枚でうっすらエンゼルフィッシュも
写ってる。
続いてM42近辺。
なんかめちゃくちゃ写ってない?
実はこの時点でオリオン座はこの位置。
(流星狙いの連続広角撮影フレームから)
気温が高い為か、下の方がモヤっている。
そのせいで多少星像がフワッとしてるけど
ほぼ満足できる画質。
そして特筆すべきは「フルサイズ」という事。
通常、このレンジだとカメラレンズを使うんだけど
収差や周辺減光の関係で少し絞って撮るのが常。
そうするとどうしても星像がトゲトゲに
なっちゃうんだよね~。
(開放で使える高いレンズを使え!というツッコミ
は無しでお願いします)
なので、この「望遠鏡」スタイルの弄れるレンズは
非常に貴重。
今まで同じ理由でボーグの36EDを使ってたけど、
去年D810Aを購入したのをきっかけに、この
FMA180の発売を心待ちにしてました。
絞り環、もうちょっと大きくてもイケそうな
感じなので徐々に試してみます。
秋の定番(かな?)
赤いカリフォルニア星雲~青いプレアデス星団。
中古、一万円で購入したレンズで撮影してみました。
シグマDGマクロ105mmF2.8。
以前ネオワイズ彗星を撮るのに一度使ったけど、
その時は薄雲越しだったのでいまいち評価できず。
あまり使わない焦点距離だったけどステラナビゲーター
を眺めながらこのエリアに決定。
D810A 5分×7枚 スカイメモRSにてガイド
フードを忘れたためか変なカブリが出たので
強度の炙りは無しです。
絞ると星がトゲトゲになったり、4スミが
わずかに流れたりとパーフェクトではないですが
値段の割になかなかいいんじゃないかな。
等倍切り出しだと
ほんのわずかに青ハロが出てるけど特に問題なし。
安心して使えますね。
ちなみにマクロレンズなので∞付近のピント操作は
超シビアです(笑)
またしても網状星雲。
今回はトラブルもなく、思いっきり撮れました。
ちょっと時季外れの感はあるけど、実はまだまだ
天頂付近にあって好条件。
首は痛くなるけどね(笑)
ASI1600MM シグマAPOマクロ180mmF3.5→4
Hα 360s×11
OⅢ 360s×14
なぜかPixInsightでダーク補正が上手くいかずDSSで
スタック。
その後PixInsight、PSを行ったり来たり。
なんか赤いモヤモヤがあるけど、Hα帯なのか
カブリなのか解らないのでそのままにしてます。
とりあえずこんなもんかな~?
仕上げがちょっと気に入らないけど、網ばかり
撮ってもいられないのでこれにて卒業ということで。
これからは秋~冬の空ですね。
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