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2024年4月

2024年4月23日 (火)

酷いゴーストが、、、と思ったらメデューサ星雲だった話。

先日購入したニュー鏡筒「76EDPH」の性能を見るべく
散開星団を撮影。

特に候補があるわけでもなくステラナビゲーターを
見ながら良さげな対象を探す。
Ngc2355
NGC2355とNGC2395が同一視野に入りそうなので
コレに決定。
ちなみにこの段階で同天体がどんな姿なのかまったく
解っていません。
星団自体もかなり小さくて暗い、いわゆる「ジミ天」
なので撮影中もいまいちその存在がはっきりと確認
出来ません(T_T)
自動導入がなければ望遠鏡を向けることもなかったかも
しれませんね。

で後日スタック処理。
Ngc2395sns
画面中央の右側のパラっとしたのがたぶんNGC2355、
左側のさらにパラっとしてどれがどれだか解らないのが
NGC2395だと思われます。

と、ここで画面左ギリギリの見切れそうなところに
なにやら光が写りこんでいます。
当初、これが輝星のゴーストだと思いちょっと凹んで
いました。
しかし原因を調べる為ステラナビゲーターで確認しても
ゴーストが出そうな輝星はありません「???」
よくよく調べてみるとこれはゴーストではなく
SH2-274メデューサ星雲というものらしい。
画像検索すると「あ~、コレか!」
こんなところにあったんだ。

というわけで再度撮影。
今度はNGC2395+SH2-274という構図。
少し焦点距離の長いGINJI-150FNで撮ってみました。

Ngc2395
結構気合入れて撮ったつもりだったけど想像以上に
暗いのか、はたまた黄砂の空に負けたのか、いまいちな
写り。リベンジ案件ですね~。
次はBKP200で撮ってみようかな。

2024年4月18日 (木)

曇り空のような快晴

黄砂がヒドイです。
ぱっと見、曇っているのか快晴なのすらよくわかりません。
霧が立ち込めているようにも見えます。

が、とりあえず月が見えているので撮影です。

Sns_20240418201001
いつもよりも若干露光時間が長いような気も。

冬季は悪シーイングで撮る気も起きなかったけど
ようやくまともになってきましたね。
調子に乗って拡大撮影もチャレンジしましたが
さすがにほぼ壊滅状態でした、、、。




2024年4月17日 (水)

小さいセンサー用のクリーニングスワブ

PlayerOneのAPOLLO-M MINI分解の記。

購入直後から小さいゴミが気になっていました。
いくら掃除しても取れないのでどうやら保護ガラスの
内側、もしくはセンサー表面っぽい。

という訳で分解清掃。
まあ、ネジを外すだけなのだけど、、、。

Img_8530
ZWOに比べてやたらとリッパなOリングというか
パッキンが装備されていて保護ガラスが外れない。
ドライバーとかでコジってキズつけるのもいやなので
「爪」を差し込んでトライ。
表面を触らないように小指の爪でそっと外します。

後はクリーニングスワブで清掃です。
で、このクリーニングスワブですが大きいサイズだと
小センサーには使いにくい。
綿棒みたいなヤツないのかな~ と探していたところ
「マイクロフォーサーズ用」というのを発見。
さっそく購入してみました。

Img_8532
これくらいの大きさ。なかなかいいです。

フルサイズ用とAPS-C用はたくさんあるけど
フォーサーズ用はVSGOというメーカーの1種類しか
見つかりませんでした。
まとめて買っておこうかな。

2024年4月10日 (水)

「月」「12P」「木星」「天王星」「M45」の全部盛り

いろいろ接近するという事で撮ってみました。
105mmレンズを使いましたがちょっと窮屈だったかな?

12p_20240410211601
Z6 ISO400 シグママクロ105mmEXDG(改)
20秒×5枚スタック

木星のすぐ上が天王星らしいですがいまいちよく解りません。
まだ明るくて、あと10分も経てば12Pがもう少し写りそうですが
月が沈みそうでこの辺が限界です。


2024年4月 8日 (月)

これで最後か? 12Pポン・ブルックス彗星

もうね、撮影可能な暗さになった時点で沈む寸前。

この日は80秒露光で11枚撮影。
最初の1枚は空が明るくて除外。終わりの3枚は
地表の木が入ってしまったので除外。
なんと7枚しか撮れない~。
しかも黄砂の影響か、空が真っ黄色で透明度最悪。
モニターでも頭部しか見えません(T_T)

惨敗を予想して処理する気にもなりませんでしたが
とりあえずスタックしてみたら微妙に見える!

_12psns
76EDPH ASI071MCPro 80s×7枚

かろうじて絵になったかな?

ちなみに空はこんな感じで真っ黄っ黄。
12p_20240408160901

しばらく晴れそうもないし、月も大きくなってくるし
これで終わりかな~?



2024年4月 6日 (土)

オールドレンズでプレセぺ星団

先日、シグマのAPOマクロ180mmでM44プレセペ星団
を撮ったところあまりにも星像がシャープでぜんぜん
見栄えがしない、、、という結果になりました(T_T)

こういうパラっとした散開星団は星が大きく写った
ほうがいいんじゃないかな~?
というわけでいろいろと考えてみました。

・レンズ前に糸を張ってクロスの光条を入れてみる。
・ソフトフィルターを使ってみる。

と定番の2つを考えましたが、ふと、
「オールドレンズなら星がボテっとして丁度いいのでは?」
と、危険な方向に向かってしまいました。

感じとしては
・星像がある程度大きい
・中央~周辺まで星像が安定している  が目標。

なので手持ちのマミヤ645用のC210mmで試してみる事に。
このレンズは以前オールドレンズ+BXT考察の時に使ったヤツ
F5.6だと若干青ハロが残ることが解っていたので
今回はF8でテスト。

M44sns
D810A ISO1600 マミヤ645C210 F4→F8
120秒×10枚
星を大きく写したいという志向なのでBXTは使ってません。

おおっ! 割りといい感じだぞ。
ここまで絞ると青ハロはほぼ無いし、逆にシャープ過ぎな気も。
輝星は目論見通り、、、かな。

めちゃくちゃシャープなので等倍切り出しの図。
M44sns_qc
輝星がちょっとウニっぽいけど恐ろしいほど点。
フラット無しでPixinsightのABEで補正。さすが645。

明るい散開星団ならアリかも。
ペンタックスの645レンズもあるのでいつか
試してみます。


2024年4月 1日 (月)

新鏡筒で12P 再び(3/29)

まずは結果。
12psns3

この日は朝から雨でした。
が、予報によれば夕方から晴れる、、、とのこと。
ココを逃すと天気が微妙だし黄砂等の問題もあり
最後のチャンスかも。
という訳で17時くらいから待機。

Img_8512
予報通り徐々に晴れてくるものの彗星付近のみ雲が、、、
まあ、とにかくセッティングを済ませ、ただ待つ。
明るい星(木星)でアライメントし、彗星は一発導入成功。
使えないのを承知で延々と撮りまくる。
雲もだんだんと無くなってきてクリアな空になってきた。

充分に暗くなった(と思われる)あたりで露光時間を
調整して本格撮影開始。
沈むまで約30分、80秒で25枚撮影完了。

さて張り切ってスタック作業。
ところが「あれっ、すごく写りが悪いぞ。」
一枚一枚チェックしてみると、、、

初めの1/3くらいは空が明るくてコントラストが低い。
終わりの1/3くらいは低空すぎてコントラストが低い。
Sns_20240401134901
これは彗星が沈んだ後の写真。
白丸あたりが彗星の位置ですが、こうやって見ると
光害エリアにカブってるし左側(仙台市の光害)よりも
黄色い。黄砂の影響か?

気を取り直して中間の10枚を厳選して再スタック。
枚数が少ないけど結構写ってる感じ。
前回438mmではみだし気味だったので今回は342mm。
よく見るとこれでもはみ出してるような気も。
強く炙るともっとイオンテールが出るんだけど、
荒れない程度、写真として綺麗に見える範囲でやめて
おきました。

さて、今回使った望遠鏡は、
Img_e8510
シャープスターの76EDPH。
よくよく調べもせずポチっちゃいました、もちろん中古で。
あとから調べたら既に生産終了っぽくてAskarブランドに
切り替わってしまったみたい。
おかげでRedCat51よりも安く買えましたよ(笑)
実はこれが初めての本格的屈折鏡筒。
長く使えそうです。



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