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2024年5月

2024年5月30日 (木)

SharpCap 1000年問題

Sharpcap_20240530212601
「SharpCap」

言わずと知れたキャプチャーソフトです。
自分はPro版を使用していますが、Pro版は有料です。
1年ごとの更新で、期限が近付くとメールがきます。
期限前に更新すると2ケ月分のオマケが付くので
14ケ月使えるというお得なシステムです。

先日、SharpCapを使って部屋でCMOSカメラのテストを
していたところ、ふと「そういえば今年の更新はどうなって
たんだっけ?」と思い出しました。

ライセンスの項目を開いてみると、、、
Sc
なぜか3023年までになっています。

昨年の更新時のメールを確認すると、、
Sc_20240530204301

たしかに「いまから1000年間 3023年の4/25(金)まで
有効と書いてあります。
しかも1000年に対してもちゃんと2ケ月のボーナス付という
優しさです(笑)
外国人特有のジョークかな? とも思いましたが5月末現在も
ちゃんと使えてます。

で、いろいろとググってみたら「LifeTime License」という
永久ライセンスが存在するらしい。
一応£140なのだが、申し込むと利用年数に応じて別途見積
になるらしい。

過去のメールを確認してみました。

Sc2
どうやら意識を失っている間にLifeTimeLicenseを購入して
いたようです(笑)
改めて金額を確認しましたが「あー、そんなもんか」という
程度。ずいぶんと割引されていました。

ここまで来てもまったく記憶がありません(T_T)
X(旧Twitter)で騒いじゃいましたよ。
とりあえず無意識にしてはいい買い物をしていたようです。

長期ユーザーなら絶対お得です。
ちなみに申し込みはコチラ
(※注 メーカーの回し者ではありません)


2024年5月23日 (木)

オールドレンズでも絞れば画質が実用レベルまで向上するのか?

1回飛ばしちゃいましたけど前々回の「フラット補正の妙」
で撮影に使ったレンズの話です。

実はこのレンズ、かなり古いマミヤ645用のC210mmという
レンズです。
ちょっと前の記事
「BXTを使えばオールドレンズが使えるのか? 問題」
でのテストでF5.6くらいまで絞ればそこそこイケる事が
解っていたので今回はもうちょっと、だいたいF8くらい
まで絞ってみました。
絞るとはいってもレンズの絞りで絞ると星像がトゲトゲ
になってしまうので分解して内部に丸いリングを
入れてみました。

Img_8551
使ったリングはたまたま部品箱に入っていた31.7mmの
フィルターの枠。(写真には写っていません)
この手法は以前「シグマ105mm 星撮り用に改造」
の時にもやったので今回2回目。

ちなみにこのレンズ、ヤフオクとかだと¥3000~¥4000
くらいで売ってる超安いレンズです。

結果
91_20240523202501
マミヤ645C210mm D810A
120秒×15枚 スカイメモRSでガイド
Pixinsight PS
(前回と同じ写真です)

右上拡大
N1_20240523203001
BXT無しだと少々放射状に収差が出てるけど、
フルサイズの隅でこのレベルはかなり上出来。
さすが645用レンズ。
青ハロもほとんど目立たないですね。

92_20240523202501
BXTを使うとかなりシャキッとしますね。
輝星はややボテっとしてるけどかなり実用レベル
なんじゃないかな?

とはいえ、この焦点距離のレンズで何とればいいかな?
シグマの180mmもあるしFMA180Proもあるし
出番は少ないだろうな~(笑)


2024年5月22日 (水)

時代が変わったのか? ~カメラ編~

最近ヤフオクに改造一眼レフ等の天体カメラがよく
出ているような気がします。
一昔前の定番「CANON 6D」や「NIKON D810A」も
ちょくちょく見かけますね。
6Dは値段が安いせいか、落札されているようですが
D810Aは高価な為か、なかなか入札が入らないようです。

D810Aは自分も2台持っているのですが諸事情により
使用頻度はだいぶ減ってきました。
星景的な撮影は完全にZ6に移行しましたしDSO的な
撮影は冷却CMOSカメラで撮る事が多いです。

まあ、そんな事もあり一応相場を知っておくために
出品されているD810Aはその推移を見守っているのですが

D810a

最近はまったく入札がありませんね(T_T)
ひとつの時代が終わったのかな? という印象です。

今、新たに天体写真を始める人は何のカメラを選択
するのでしょうか?
SONYとかなのかな~???



2024年5月21日 (火)

フラット補正の妙

北斗七星の柄の部分をフルサイズ(D810A)+210mmで
撮ってみました。
アルカイドを挟んでM51とM101が両方収まるので。

A1_20240521192701
右上がM51で左下がM101です。(小さいですが)
このサイズだとそこそこ写ってるように見えますが、
拡大してみると、、、

A2_20240521192701
あ~、通称「縮緬ノイズ」が出ちゃいました。
いろいろと原因はあるみたいだけど簡単に検証してみました。

フラット無しでスタックしてみると、、
N1
おっ、縮緬ノイズが無くなりました。
どうやらフラットフレームが原因だったようです。
とりあえずフラットを撮りなおしです。

B1
なんか、さらに酷くなりました(T_T)
なにが違うのか??? 

ふと、思いついてフラットにボカシをかけてみました。
すると、
C1
色味というかカラーノイズ的なのは無くなったけど
画質は壊滅的になりました、、、。

いろいろ比較してみると最初のフラットよりも後のフラットのほうが
「暗い」ことが判明。
最初のフラットはライトフレームよりも暗いことも判明。
じゃ、ライトフレームよりも明るいフラットフレームを
使えばいいのかな?
ということで再度撮りなおし。

すると、、、
D1
おおっ! ノイズが消えた!
う~む、侮りがたしフラット補正。

せっかくなのでBXTの使ってキチンとストレッチ。


完成!
91

M51拡大
92

せっかくなのでM101も拡大。
93

まさに「たかがフラット補正、されどフラット補正」だな。


※今回撮影に使ったレンズについては次回UPする予定です。








2024年5月18日 (土)

久しぶりに太陽撮影

Sunsns_20240518193801
超久しぶりの太陽です。
冬季の極悪シーイングもだいぶ落ち着いてきたかな?
あと、昼時間が長くなってきて撮影可能時間が十分に
取れるようになってきたのも大きい。
機材が熱くなるのは心配ですが(笑)


で、オマケ。
Fleacsns
シャッタースピードを間違ってかなりアンダーになって
しまったカット。
中央に明るい点が。
これって極小さいフレアが発生してるっていう事なのかな?

2024年5月14日 (火)

マルカリアンチェーン

Photo_20240514202401
SHARPSTAR 76EDPH レデューサー 
ASI071MCPro
120秒×25枚 SXP赤道儀

右上のM99まで入れたのでちょっと変な構図に
なってしまいました。
ほかにも銀河があちこちにあるのでどこまで
フレーミングするか、迷うところです。
しかも相変わらず透明度悪くてシャキっとしない
ですね~。

2024年5月13日 (月)

望遠鏡のある風景

Now_20240513182201
Z6+TTartisan11mm

まあ、いわゆる「#天文なう」なんですけどね。
魚眼レンズなので超広角。
周辺はあっちの街、こっちの街の光害拾って真っ白。
でもPixinsight+GraXpert、最後はPSで周辺減光を
逆補正。
で、ちょびっと周囲を切り取ればほぼワンタッチで
ここまで補正できる。
デジタル技術サマサマですな~

2024年5月10日 (金)

細い月

Moon_20240510202601
D810A kowaプロミナー500 TX07

午後から結構雲があったんだけど日没と同時に
晴れてきた。
と同時に細い月が見えてる。
急いでカメラを持ってロケーションのいい近くの
公園へGo!
まだ微妙に明るいので散歩とかの人が多い中、
さっさと撮影。
地球照が綺麗ですね。

上のほうに写ってる星はぎょしゃ座のエルナトと
思われます。

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