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2024年6月

2024年6月25日 (火)

6/19の低い月 ~ケプラーからライナーガンマ~

Photo_20240625182701
左中央が「ケプラー」。
その右側に広がるゴツゴツした地形が「マリウス丘」。
Lunar100のNo.42になります。
このタイミングだと斜光状態なので良くみえますが、
もうちょっと遅いと見えなくなっちゃいます。
そこから伸びるオタマジャクシ形状が「ライナーガンマ」
でLunar100のNo.57です。

ようやく梅雨に入りました。
入ったばかりでなんですが、はやく開けて欲しいですね~。

2024年6月24日 (月)

6/19の低い月 ~アリスタルコス台地~

満月ちょい前の月です。

今の時期、やたらと月が低い。
Tsuki
ステラナビゲーターによれば当地では南中時でもわずか仰角27°!
いつもの公園の駐車場で撮ろうとしたら木が邪魔で見えない。
あちこち望遠鏡を引きずり回して撮影出来そうな隙間を発見。
1時間くらいは大丈夫かな?

という訳でさっさと撮影。

Photo_20240624172901
4コマモザイク

久しぶりにLRGBでカラー化してみました。
が、大気差による色ズレが激しくてカラー版は、まるでアクロマート
レンズの色収差のようなカラフルさ。
フォトショップで補正したり彩度下げてみたり、、、。
なんとか見れるようになったかな?



2024年6月22日 (土)

ちょっといい双眼鏡の話

双眼鏡の話。

かつてはペンタックス(旭光学ブランドだったかもしれない)の
8×50くらいの超古いヤツ使ってました。
デカくて重くて使いにくいので後にkowaのYFⅡ 6×30を購入。
10年くらい使ってるんじゃないかな?
先日の12Pポン・ブルックス彗星撮影の際にも大活躍。
明るいうちに極軸セッティングを済ませるために北極星を
探す必要があり、双眼鏡は必須でした。

性能不足を感じたわけではないですが、長く使ってると
「もうちょっといいヤツ」が欲しくなってくるのが人の性と
いうもの。
「ものすごくいいヤツ」ではなく「ちょっといいヤツ」と
いうのが庶民的というか貧乏性というか、、、。

で、気になっていたのが「賞月観星」というメーカー。
吟味してみると「APO」「ED」「UF」「UWA」と
多くの種類がありさっぱりわからん(T_T)
とりあえず口径と倍率あたりから候補を絞り込む。

商品説明を読むと、、、

賞月観星プリンスUFシリーズは良像範囲にこだわった
賞月観星プリンスシリーズの最高峰モデルです。
見え味鋭く、より明るくて鮮明な視野を実現しました。
本気で世界トップクラス御三家の見え味を再現することを
目標に開発した自信作だと自負しております。
単価20万以上の双眼鏡と見比べてくださいませんか。
コストパフォーマンスだけではなく、見え味も
確認してもらいたい一品です。

なんとも魅惑的なセールストークではありませんか!
しかもまあまあお手頃な価格。

という訳で 7×32 PRINCE UFに決定。
梅雨前のポチリヌス菌に感染した勢いで注文だ~、と
思ったら耳寄りなニュースが!

賞月観星公式さんが「X」で
「宣伝の為にヤフオクに安く出品しましたのでヨロシク~」(意訳)
との事。
確認すると7×32 PRINCE UFと共に数種類の双眼鏡が
激安出品されてる。
まあ、激安出品といってもだいたい定価くらいまで
上がっちゃうんだけどね。

そもそも購入する予定だったので即決価格(=販売価格)の
90%で入札して結果を待つ。ダメなら定価で買うしね。
ところが、どういう訳か入札が伸び悩みなんと、
半額程度で落札してしまった。

Imgp0055
さっそくリッパな箱に入って到着。

Imgp0058
質感もいいですね。

Imgp0056
今まで使っていたkowaよりほんのちょっと大きい。

使用感は、、、
「クリアに見える」とか「コントラストが高い」などという
ありきたりな事を言う気はないけど、「非常に見やすい」
というのが率直な感想。
実は今まで使っていたkowaのYFⅡは少々クセがある。
単にクセなので知って使えば大した事はないのだけれど
アイポジションにシビアで若干ストレスがあります。
そんなことを意識せず覗けるのはすごく快適ですね。
星空に関しては両双眼鏡とも似たようなスペックなので
激的に見え方が違う、という感じはないのだけれど
どういうわけかすごく立体的に見えるのは気分がいい。

残念ながら高級な双眼鏡は持っていない為、
公式さんが言う「20万円以上の双眼鏡と見比べて下さい」
というのは実現できませんが、手が届きそうな天の川を
眺めているとこの絶景が3万円程度で(実際は半額)
手に入るのは嬉しいですね。

いいモノを持っていると「気分が上がる」という
お話でした。




2024年6月19日 (水)

月の撮影 その4

相変わらず6/14の月です。

4sns

画面中央のアルプス山脈とちょい上のピトン山の
影が長く伸びています。

2024年6月18日 (火)

月の撮影 その3

引き続き6/14の月です。

気分を変えて北上にしてみました。
眼で見たのと同じ向きになります。

6sns
まだ細い月なので右側の明るい部分のクレーターも
ハッキリと写っています。
「谷」と呼ばれる亀裂(断層?)も多数写ってますね。
ちなみに中央下の細い溝はジャンサン谷、中央の
ぶっといのがレイタ谷です。

2024年6月17日 (月)

月の撮影 その2

前回に引き続き6/14の月です。

5sns
中央右側のプトテマイオスに今、まさに日が当たり
始めた瞬間ですね。

2024年6月15日 (土)

月の撮影。

久しぶりに月を撮りました。

スタート時間が少々遅く、だいぶ西の空低く傾いていました。
透明度も悪く、暗い、というかかなり黄色い月です。

1sns
シーイングもいまいちで解像感が出ません。
とりあえずシャープ強めでごまかしました。

だいぶ気温も高くなってきて虫も多くなってきたようです。
モニターに寄ってくるのはまあいいとしても、顔の
まわりで飛び回るのは非常に不快ですね~。


2024年6月12日 (水)

C2023/A3 Tsuchinshan-ATLAS彗星

2023a3
GINJI-150FN ×0.75レデューサー ASI294MCPro(-5℃) 
IR/UVカットフィルター SXP赤道儀(恒星基準ガイド)
90s×20枚

あいかわらず春のモヤっとした空なので少しでも良い
条件を求めて近くの山へ行ってきました(標高約600m)
低空の月を撮った後、コントローラーを見ながら座標を
あわせると画面に尾を引いた彗星が現れました。
1秒露光でちゃんと彗星らしい形に見えるのでそこそこの
明るさのようです。
画面を見つめながら数枚撮ってみたところ、さほど動きが
速くないようなので露光時間は90秒にセット。


近くに月が居るのと街灯が結構明るい為か、後撮りのFlatが
ぜんぜん合いません(T_T)
最終的にGraXpertで仕上げてます。
彗星基準でスタックしたので恒星が若干伸びましたが
BXT効果で「ほぼ」丸くなってくれました。

前回12Pを撮った時、想定以上に尾が伸びていて画面から
はみ出してしまっていたので今回は余裕をもって左側に
スペースを作りましたが、、、伸びてませんね(笑)

大彗星になるのかな?

2024年6月10日 (月)

「星の村天文台☆星まつり2024」に行ってきました。

Img_8592
福島県田村町の「星の村天文台」で開催された
星の村天文台☆星まつり2024」 
に行ってきました。

当初、仕事とダブっていて参加は絶望的だったのですが
奇跡的に仕事の日程が変わったので急遽行けることに。
日曜日は変わらず仕事だったので土曜日のみの参加と
なりました。

さて、ここは高齢の天文ファンなら知らぬ人はいないと
思われる「大野裕明」さんが台長を務めていらっしゃる
天文台です。
が、現場に付くとすぐに「大野台長 引退!」とのニュースが!
よくよく伺うと副台長だった息子さんの智裕さんが台長に、
大野さん自身は名誉台長に就任されるとの事でした。


ちなみにこの天文台は「天地人橋」というフォトジェニックな
橋で「あぶくま洞」という鍾乳洞と隣接しています。
Dsc_1023


せっかくなので橋を渡ってみると、、、
Img_8589
こんな像が。

こんな看板も。
Img_8591
「昼は太陽にふれることができます。」って。
いや、こまかいツッコミはやめておきましょう。

会場の目立ったブースを紹介。
Img_8595
SVBONYではボスケさんとお会い出来ました。
巨大な屈折望遠鏡はややトップヘビー気味で足元が
ちょっと心配になるレベル(笑)


Img_8602
星見屋さんではDayStarのデモ。


Img_8604
こちらは恒例の昭和機械さんのクロノス赤道儀です。
以前、この会場で見せていただいたことで太陽に興味を
持つようになった、思い出の太陽望遠鏡です。

Img_8600
タカハシのTOAですが、注目は赤道儀。
今のうちに目に焼き付けておいたほうがいいかも。
もしかしたらもう拝めなくなる可能性も、、、。


Img_8609
こちらはKYOEI(Mさん個人?)のコンパクトセット。
ビクセンの皆さんが頻りに関心されていたのが印象的でした。

Img_8599
そのビクセンの目玉はもちろんVSD90SSですが、、、

Img_8597 Img_8596_20240610125701
個人的にはこちらのVSD70SSとSDP65SSのほうが
楽しみかな~。

Img_8603
こちらは北軽井沢観測所さんの望遠鏡。
20cmF10というおそらく「マニア」にしか伝わらない
スペック。
斜鏡がめちゃくちゃ小さい!(25mm!)
ミラーも筒(カーボン)も自作だそうです。


※ 裏の駐車場にはさらにマニアックな望遠鏡が多数
ありましたが所有者のかたが不在、お休み中が多かったので
撮影しませんでした。


夕方には恒例の渡部、宮川両先生による講演。
Img_8614
宮川先生からはKAGURAの現状。
渡部先生は去年に引き続き「外部に漏らしてはいけない話」
でした(笑)
もはや学者の域を超えた奮闘記に会場は大爆笑です。


ここで自分の「星まつり参加記」はおしまいです。
明日は早い時間から仕事なので早々に帰宅しました。
あとからX等を見るとSNS上でしか存じ上げない多くの
方とニアミスしていたようでした。
次回はキチンと御挨拶させていただきたいですね。



最後に。
Img_8606
こちらは天文台の展示コーナーに張ってあった
ご存じ「マックノート彗星」の写真です。
こんなの見たいな~。






2024年6月 6日 (木)

「太陽撮影」 by Sol'Ex 2日目

超珍しく2日連続で撮影できました。
が、薄雲がかかっていていまイチ、いや、いまサンなコンディション。
とりあえず撮りましたが9割方廃棄、、、。

まともそうなところを2コマモザイクです。
Sun1_20240606201201
普通のモノクロ版だと「ものすごく」アラが目立つので
反転して明るく(薄く)仕上げてみました。

2024年6月 5日 (水)

「太陽撮影」 by Sol'Ex

晴れた~! 

けど微妙に雲が多い。
小さい雲が次々と流れてくる感じ。
それでも久しぶりの晴れ間なので粘って撮る。
風が強いけどシーイングはまあまあいい感じ。

Sun1
2コマモザイク

ちょっと部分ボケしてるけど1フレームづつしか撮れなかった
ので仕方なく採用。

カラー版
Sun2_20240605155301

反転版
Sun3_20240605155301

プロミネンスが寂しいと思ったけど炙ったら結構
デカいというか幅広いのが出てた。
Sun4

そろそろ昼の撮影は望遠鏡が熱くなって不安になる
季節ですね(笑)

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