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2024年8月

2024年8月27日 (火)

「第41回 胎内星まつり2024」に行ってきました。

Img_8820
相変わらず暑いです(笑)
去年は暑いとは言っても空気が乾燥していて割とさわやかな
感じでしたが、今年は湿度MAX!
土曜日の昼ごろ、たぶん一番暑い時間帯に到着。
さっさとビールを頂き体を冷やします。
なんでも前日はもっと暑かったとか。オソロシや、、、。

で、さっそくブースを見て回ります。
目立っていたのはTOMITAさん。
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ウワサの鏡筒が目白押し。
右の青いヤツはきっと誰かがレポートしてくれると思うので
あえてコチラ。
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MiniCat。
これは購買意欲をそそるな~
発表時にあちこち見たけど解らなかったことが一つ解明。
「フルサイズ対応」で間違いないそうです。
¥130000だったら衝動買いしてたかもしれませんが
¥153780だったので思い留まれました。

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早くも「お買い得」と銘打った商品も。
初っ端にこの金額を見ると感覚がマヒしてしまい、4~5万
クラスが安く見えてしまう、、、

ところで昨今、新製品の赤道儀といえばこのタイプばっかり。
ZWOはじめ
Img_8809

こんなのや
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こんなのや
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こんなのや
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こんなのばっかり。

自分は古い人間なので
Img_8805
こういうドイツ式赤道儀を見るとホッとします。
さらに搭載されているのはホットな製品。

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こちらも興味津々です。

ドイツ式といえば
Img_8810
ほんまかさんのSS-Oneもありました。
冷静に考えるとソフト、ハード共に凄いメカニズムですよね。


こちらは五藤テレスコープ。
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遠くから見た時、誰かが屈折望遠鏡を逆向きにしたのかと
思って近づいたら太陽のスペクトル観測装置でした。

もうひとつ五藤といえば
Img_8813
マークX!
そしてその三脚に貼ってあったのは

Img_8814
「星空への招待 ’84」のステッカー。
なんと今から40年も前のシロモノです。
若者には解らないだろうな~

タカハシからは謎の鏡筒、、、ではなく
エクステンダーの紹介。
Img_8797
×2と×4の2種類出すのがミソですね。

ケンコー・トキナーでは
Img_8818
スカイメモSがメチャ安
表記の¥22000はスカイメモ単体の値段だそうです。
本当は微動雲台とセットで¥26000(雲台が売り切れらしい)

名物ブースを覗いてみると、、
Img_8798
あー、今年は外山節が聞けません。
いつもはビールの缶が散在していますが、この日はテーブルの上に
リポビタンDの瓶が。
お大事に。


さて、ちょっと興味深かったのはAcuterの太陽望遠鏡。
Img_8812
Img_8808
雲が多くて太陽が見えません(T_T)
雲が切れそうになると見に行くのですがなかなか
チャンスがありません。
でも15:00過ぎくらいになり一瞬の晴れ間が!
アイピースを覗いてみると「おー!」な見え味です。
以前も書きましたが、そもそも自分は(たぶん)超高級な
太陽望遠鏡しか覗いたことがありません。
そこからの自分基準から推定して口径40mmってどの程度
見えるの? と思っていましたがこれはかなり満足できる
レベルです。
Sol’Exやってなかったら即予約していたかもしれません。
で、何度か覗いているうちに若干見え方にムラがあることに
気付き、視野の中をあちこち移動させてみたところ、
視野右上に位置した時が一番良く見えました。
左下に持ってくるとやや解像度が下がる気が。
「これは調整のしがいがあるな」などと買ってもいないのに
いじる気満々になっていたのは内緒です。




最後に、今回の無駄遣いは
Img_8830
ジャンクの実体顕微鏡。
なんと¥500。
実は分解して微動パーツが使いたかったので超お買い得です。

ジャンクといえば
Img_8819
ORIONの25cmニュートン。
パッと見、斜鏡のメッキの劣化が激しい。
と、その向かいのブースには再メッキの「ジオマテック」さんが。
喋る間もなく再メッキの料金表を渡され、頭の中で瞬間見積り。
「¥40000なら買う」と思ってよくよくみたら¥50000でした。
ギリギリセーフ(なにが?)

もう一つは
Img_8829
ベルボンのカーボン三脚。しかも新品。
ググってみたら定価¥58080らしいけど¥10000で購入。
ちょっと不安になるほど安い。

会場で津村さんにお会いできました。
いろいろとお話しさせていただき、一緒に写真も撮って
いただきました。
本持って行ってサインしてもらえばよかった。残念。

星まつり会場でしか会えないたくさんの方たちと再会する
ことも出来て遠路はるばる来た甲斐がありました。
また来年も来るぞ~


という訳で今年の胎内参戦は終了。
夕方帰路に付きました。


2024年8月19日 (月)

ASI2600MCProのファーストライトは「M8 & M20」

梅雨明けしてからまったく晴れません。
蔵王の雲抜け以外は一度も晴れていません。
天気予報も「曇り時々晴れ」とか「晴れのち曇り」とか
微妙な予報ばかり、、、

この日も予報は曇りだったけど夕方の段階で晴れてる!
とりあえず使えそうな機材を適当にかき集めて山方面へGo!
と、よく見たら山は雲被ってる、、、。
という訳で海方面へ変更。

到着すると既に山方向からじわじわと雲が流れてきている。
天頂付近のはくちょう座あたりはすぐに曇りそうだな~

という訳で時間的に若干余裕がありそうな南天に望遠鏡を
向けました。
低空はかなりモヤっていて透明度が悪く空が黄色っぽいです。
春~夏、この領域はモヤっていることがほとんどで
海抜0m近いこの場所で撮影できることはめったにありません。
それでも「やや」高度があるM8、M20あたりを狙ってみました。
そんな理由で前回撮ったのは10年くらい前かな?

ぐずぐずしていると雲が流れてくるのでさっさと撮ります。
M20-m8-sns
GINJI-150FN ×0.73レデューサー ASI2600MCPRo(0℃)
90秒×19枚

30分程度で曇ってしまいました。
横構図にして猫の手を入れることも考えましたが、撮影時間が
あまりとれなさそうなのとM20を入れたかったのでこの構図に
しました。
悩んだ末、左下のNGC6544まで入れたのでちょっとバランスが
悪くなったかな。

モヤモヤの空と短い露光時間の割にはM20の青い星雲もそこそこ
写ったと思います。
正確に比較した訳ではありませんが、直感的に今まで使っていた
ASI071MCProよりも感度が高いというか、「良く写る」気が
します。
ASI2600MMPRoの出番がちょっと減るかも(笑)

新しいカメラは気分が上がりますね。





2024年8月 5日 (月)

梅雨が明けたので思いっきり星分吸収。

ここ東北地方もようやく遅い梅雨があけました。
なのでさっそく星見に、、、とは言ってもなかなかスカっとは
晴れません。
出撃してもすぐ曇ったり、モヤがあったり。
そんな時、星友のだいこもん師 @pochomskii より
「蔵王が晴れそうだ」との情報が。

実はこの「蔵王」、非常に相性が良くないというか、なかなか
晴れに遭遇できない。
今期は既に5回行ってるけど全滅。
正確には2回晴れてたけど強風で撮影不可だった。
去年は0だったかな?
その前は2回だけ。(うち1回は月夜)
過去数十年にわたる天文人生をトータルしても5~6回しか
晴れに遭遇してないです。

とりあえず情報を信じ、スカイメモとカメラだけ持って出撃。
街からは山は黒い雲に覆われていて全く見えない。
麓まで行くと雲はさらに厚くなり雷雨でも来そうな雰囲気です。
8合目あたりまで登るとガスってきました。
雲のなかに入ったようです。
で、更に昇ると、、、あっ、星が見える!
頂上の駐車場に着くと車の中から濃い天の川が見えます。
しかも何時になく空が暗い。
どうやら下界で見た黒い雲が街明かりをすっぽりと覆っている、
通称「雲抜け」状態のようです。
久しぶりに見る星空、しかもこの好条件の空は自分史上1番かも
しれません。情報をくれただいこもん師に感謝です。

さて、撮影。
駐車場から徒歩で10分程度歩き、山頂の神社へ。
カメラをセットしていざ撮影、、、と不思議な現象が起きました。
こんなにハッキリと見えている天の川がまったく写りません。
ISO設定が間違っているのか、シャッタースピードが間違っているのか
はたまた絞りが間違っているのか、いくら確認しても間違いないです。
なのに何度撮っても写らない、、、。
ふと、レンズを見るとなんとすっかり曇っていました。
わずか10分程度で強烈に結露してしまったようです。
結構風も吹いてるし爽やかな風だったのですっかり油断してました。
しかし車にヒーターを取りにいくと往復20分かかってしまいます。
どうしたものかと考えた末、禁断の術を使うことにしました。
その名も「シャツの裾でゴシゴシの術」です。
この術の欠点はレンズに与えるダメージが大きい割に、効果が
短いという事です。
なのでさっさと撮ります。
3枚撮ったあたりで再びうっすらと曇ってきて強制終了です。
その1枚。

Dsc_1818
ギリギリ撮れました。
NikonZ6 iso1600 TTartisan11mm 60s

このあと、黒い雲が取れると同時に街明かりの影響が増え、
モヤも増えて若干コンディションが下がりましたが、梅雨明け
早々に満天の星を思いっきり楽しむことができました。
ちなみに気温18℃。30℃オーバーの下界からやってくると
少々寒いです。

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