ASI2600MCProのファーストライトは「M8 & M20」
梅雨明けしてからまったく晴れません。
蔵王の雲抜け以外は一度も晴れていません。
天気予報も「曇り時々晴れ」とか「晴れのち曇り」とか
微妙な予報ばかり、、、
この日も予報は曇りだったけど夕方の段階で晴れてる!
とりあえず使えそうな機材を適当にかき集めて山方面へGo!
と、よく見たら山は雲被ってる、、、。
という訳で海方面へ変更。
到着すると既に山方向からじわじわと雲が流れてきている。
天頂付近のはくちょう座あたりはすぐに曇りそうだな~
という訳で時間的に若干余裕がありそうな南天に望遠鏡を
向けました。
低空はかなりモヤっていて透明度が悪く空が黄色っぽいです。
春~夏、この領域はモヤっていることがほとんどで
海抜0m近いこの場所で撮影できることはめったにありません。
それでも「やや」高度があるM8、M20あたりを狙ってみました。
そんな理由で前回撮ったのは10年くらい前かな?
ぐずぐずしていると雲が流れてくるのでさっさと撮ります。
GINJI-150FN ×0.73レデューサー ASI2600MCPRo(0℃)
90秒×19枚
30分程度で曇ってしまいました。
横構図にして猫の手を入れることも考えましたが、撮影時間が
あまりとれなさそうなのとM20を入れたかったのでこの構図に
しました。
悩んだ末、左下のNGC6544まで入れたのでちょっとバランスが
悪くなったかな。
モヤモヤの空と短い露光時間の割にはM20の青い星雲もそこそこ
写ったと思います。
正確に比較した訳ではありませんが、直感的に今まで使っていた
ASI071MCProよりも感度が高いというか、「良く写る」気が
します。
ASI2600MMPRoの出番がちょっと減るかも(笑)
新しいカメラは気分が上がりますね。
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コメント
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構図はやっぱり球状星団まで入れたくなりますよね (汗)
この画角ではベストじゃないかと思います。
>ASI071MCProよりも感度が高いというか、「良く写る」気が
なるほど・・価格差から、遠天の仲間に奨めてはみたものの、DualBandとか入れたいなら、やっぱり裏面2600MCが・・と言ったものの、実際はどうなのか不明だったので、感想だけでもありがたいです。
晴れはお金じゃ買えませんものね~。短い時間でもしっかりと描写。
明るい光学系を使いこなされていて大変見事な作例ですね。
MMは・・・銀河には向いてると思うので、ぜひ・・(汗)
散光星雲なら、ワンショットカラーの方が、たぶん、効率が良いですよね・・。
投稿: UTO | 2024年8月20日 (火) 19時21分
UTOさん>
コメントありがとうございます<(_ _)>
露光1秒にセットして導入、フレーミングしてますが、この時点で「おおっ!」
ってなってます(笑)
世間の評判の良さは伊達じゃないですね。
MMはそんな感じじゃなく、スタックして初めて「おっ、結構写ってるな」という
感じでした。チューニングが多少違うのかな?
それにしても晴れないですね~
星だけじゃなく月も太陽もぜんぜん撮れません(T_T)
投稿: 木人 | 2024年8月20日 (火) 21時31分