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2024年9月

2024年9月18日 (水)

撮像ソフトが他の撮像ソフトに影響を与える件。

M&Mさんがステラショット3による他の撮像ソフトへの
影響をブログ記事に書かれていました。

Mm_20240918192001
ざっくり言うとステラショットでカラーバランスを調整すると
他の撮像ソフト(NINAとか)のカラーバランスもおかしく
なってしまうらしい。

そんなことってあるの? と思っていましたがよくよく
思い出してみると自分にも似たような経験がありました。

去年くらいの話ですが、M31を撮影しようとスタンバってた時
まだ高度が低かったのでSharpcapを立上げ、ライブスタック
しながら電視を楽しんでいました。
10分も経つとだんだん飽きてきて、あっち弄ったりこっち
弄ったり。
レベル調整で暗部を強調したりするのは当然で、カラーバランス
を変えて好みの色調にしてみたり。
でもこのカラーバランスがシビアでちょっと動かすとガクッと
変わっちゃうんですよね。
しばし遊んだあとSharpcapを閉じて撮影開始。
自分はNebulosityという撮像ソフトを使っています。
「Raw16」を選択し、Fitsで保存しています。
30枚ほど撮って終了。
翌日、画像処理を始めますが、、、
「色が変」です。
フラットがおかしいのかと疑いましたが問題なし。
一応撮りなおしてもみましたが変化無し。
ためしにライトフレームをDSSで開いてみると(DSSは
放り込むと即ディベイヤーしてくれるのでチェックに
便利)

01
なんじゃこりゃ。真っ赤。
でも、この赤さは記憶がある。
そう、Sharpcapでカラーバランスをいじくっていた時の色だ。
なんで違う撮像ソフトで撮ってるのに同じ色になってんの??
つーか、そもそもディベイヤー無しのRaw画像なのでカラーバランス
調整するところも無いんだけど???

もしかしてライブスタック時のカラーバランス調整って、画像処理
ソフトみたいにソフト上で調整するんじゃなくてカメラ自体の
設定を変えてしまうの?
などとはこの時点ではまったく考えず、なにかキャッシュ的なものが
悪さするのかな、くらいにしか考えなかった。

さて、さらに醜悪なのはこれから。
単に画像が赤いだけなら最終的に調整すれば問題ないはず。
ちなみにASI294MCは緑っぽくなるしASI2600MCは青っぽく
なる。(今回の使用はASI071MC)
が、結局ダメ。なんで?


全ライトフレームをチェック。
すると、微妙に赤さに変化があるみたい。
先ほどの画像が1枚目。

02
これが5枚目

03
10枚目

04
15枚目

05
20枚目

06
25枚目

07
30枚目

撮影するたびに赤みが取れていって30枚目の最終カットにして
正常に戻る。
なんなのだろう、この現象は?
1フレームごとに微量なリセット操作が働くのだろうか。
結局のところ、全てカラーバランスの異なる30枚をスタック
しているので最終的に調整しても正常にはならないという結果に。
1枚ずつ調整すればいけそうだけど、撮りなおしたほうが早いね。

という事がありました。
ソフト的な事には壊滅的に疎い自分には詳細は検証できません。
カラーバランス以外で問題が出たことはありません。
FireCapcherにもカラーバランス調整がありますが、問題が
あったことはありません。
とりあえずSharpcap使用後は再起動してから使ってます。

詳しい方、解説していただけると助かります。


※ ステラショットについてはアストロアーツから見解が出たようです。
Aa

2024年9月17日 (火)

ロケハン兼ねて「中秋の名月」

Dsc_2239
D810A プロミナー500(TX07)350mm相当

来月の「紫金山・アトラス彗星」を狙う場所のロケハンを
兼ねて中秋の名月を撮ってみました。
昇ってくる位置はだいたい同じあたりなので雲さえなければ
バッチリかと思います。

ちなみに本日は低空に雲、すぐ上にも雲があり、わずか月3個分
くらいの晴れ間からの撮影。


海浜公園からの撮影でしたが、望遠レンズを構えてる人が
結構いてビックリ。
一般の人には月って割と人気あるんですね。

2024年9月 2日 (月)

今期、ポチリヌス菌感染状況 たぶん最後

驚くほど晴れません。
梅雨時期は仕方ないとしても、梅雨明けしてからもほぼ
晴れてません。
雲抜けの蔵王山頂で天の川を撮ったのとM8、M20を
サラッと撮っただけ。
通常、夏の到来とともに勢力を弱めるポチリヌス菌ですが
未だ衰える気配がありません。

という訳で
Dsc_1605
やってきました「RedCat51 Ⅲ」。
(標準位置だと使いにくいのでピントノブが縦になるように
セットしてます。合わせてガイド鏡のアリガタも逆に。)

既にRedCat51を持っている身でありながらも購買意欲が
そそられるカッコ良さ!
しかも「Ⅲ」という語呂の響き!

マッハⅢとかスーパーホークⅢとか。
バックトゥザフューチャーⅢとか
スケバン刑事ⅢとかルパンⅢとか
ニコンF3とか栄光の背番号3とかそういう世代なので
非常に刺さります(笑)

しかもこのバージョンになってさらにネコ度が上がりました。

Dsc_1609
コチラはお馴染みのパーティノフマスクネコ。

Dsc_1606
鏡筒バンドには「STARS CATCHER」というロゴマーク。

Dsc_1608
さりげなく足跡も。

Dsc_1607
オートガイダー用のアリミゾもネコ。

Dsc_1610
パーティノフマスクのキャップを外すと「模造禁止」の表記が
なぜかネコ。

天体写真に興味が無い一般のネコ好きにもおススメしたい
1本ですね。

はやく晴れないかな~



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