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チューリップ星雲。(右上)
クローズアップではなく引き気味に撮ってみました。
欲張って画面下のsh2-99と100、左上のNGC6871まで入れましたが
かなりキツキツです。
しかもHαの3倍くらいOⅢを撮ってるのに写りが悪い、、、。
結果、赤が支配的な絵になってしまいました。
Hαは撮ってる時も「おおっ!」ってなるくらいよく写ってたし、
そもそもそういう場所なんだろうな。
GINJI-150FN ×0.73レデューサー ASI2600MMPro(0℃)
Hα 90秒×14枚 OⅢ 90秒×40枚
AOOなので星に色がついてません。
カラーも撮る計画でしたが諸般の事情で中止に(T_T)
はくちょう座もだいぶ低くなってきました。
また来年かな~。
雲が多くてターゲットが撮れなかったので天頂にいたM31を
放置撮影。
FMA180Pro ASI2600MCPro 120s×20枚
スカイメモRS
ちなみにこの場所、すごく明るいというほどでもないけど
「最高に暗いぜ!」というほどでもない、ほどほどの光害地。
流行りのデュオバンドやクアッドバンドフィルターを使うほどでもないので
いつもはノーフィルターで撮ってるけど、ライトな光害カットフィルターを
使えば多少なりともコントラストが上がったりするのかな?
という訳で、どの程度効果があるのか解らないけどKenkoの
「スターリーナイトフィルター」を使ってみた。
謳い文句としては星景写真用で、照明等の黄色っぽいカブリを低減
してくれるということで天体写真としては「超微弱光害カットフィルター」
といったところかな?
まあ、69点くらいの空を71点程度にしてくれればいいかな、
という消極的な使用。
本格的なヤツは色味が単純になって好きじゃないんですよ。
結果は、、、いまいち良く解らん(笑)
まあ、悪影響は無いみたいなのでもうちょっと使ってみます。
月(拡大)撮るの久しぶりだな~、とブログを見返してみると6/19に
撮って以来みたい。
驚くほど長期に渡って晴れたかったようです。
C9.25 PlayerOne ApolloM-mini IR720 ×2バローレンズ
シーイングいまいちっぽかったのですがガッサンディの中の
細かいところがチカチカと見えていたので撮ってみました。
想像以上に解像してくれたのはやはりグローバルシャッター機の
おかげでしょう。
余談ですがPCの調子が悪いです。
バッテリーがカラになっていて「あれっ、充電忘れたかな?」と
思っていたのですがどうも違うようです。
充電系もしくはバッテリーそのものがダメになってしまったようです。
この表示が頻繁に出て、非常に鬱陶しいです。
(後日、設定を変えたら出なくなりました)
とりあえずACアダプタを繋いでおけば使えるみたいだけど
そろそろ寿命なのかな~
ゲーミングPCは高いんだよな(泣)
先日、彗星を撮りに行ったとき放置撮影していた北アメリカ星雲近辺。
雲の通過とかもあり選別が億劫で後回しにしていたヤツ。
ようやく眼視選別が完了しスタック処理へ。
FMA180Pro D810A ISO6400 60秒×63枚
Pixinsigh PS
以前も同じ組み合わせで撮った事があるのだけれど、光害カットフィルターを
入れていた為、色がよく出なかったりハレーションが出たり。
なので、今回はノーフィルター。
あと、わずかにフレーミングをずらして左下のsh2-119まで入れてみました。
「入れてみました」と簡単に書きましたが、この時はくちょう座はほぼ天頂。
背面液晶が固定のD810A+ポタ赤でのフレーミングはまさに苦行。
アクロバティックな体制でファインダーを覗く姿は異様そのもの。
天体写真を知らない人が見たら「この人なにやってんだ?」と
思われること必至(笑)
たまたまこの日は誰もいなかったので事なきを得ました。
夏はずっと天候不順、この界隈は撮ることもなくだいぶ高度が下がって
きましたね~。
薄曇り予報でしたがふと外を見ると晴れてる!
という訳で大急ぎで車に機材を詰め込みます。
部屋でいろいろと仮組みとかしていたのでたまたま空いていた
ASI294MCProを準備してGo。
撮影地に着くと、、、
あれっ? ピントがおかしいぞ。
と、よくよく見るとレデューサーの後ろに付けるスペーサーを
間違って持ってきてしまった。
フォーサーズの294MCProとAPS-Cの2600MCProは形状が違い
付属の11mmスペーサーが無いと取付できないのだ。
そのまま帰るのもなんなので組み合わせを変えてなんとかセット。
でもバックフォーカスが合わないのでいかがなものか。
周辺では激しくコマ収差が出ているものの中央部は行けそうなので
とりあえず撮影開始。
狙うはNGC281、通称パックマン星雲です。
1時間ほど露光して撤収。
スタックしてみると、
やっぱり「う~ん」な仕上がり。
BXTをかけてみると遠目ではそこそこ見れるような気はするけど
かなり無理矢理な感じ。
ボツにするのももったいないので周囲を大きくカットして仕上げ
てみました。
光条の出かたがおかしいとか変な点は多いけど、なんとか
見れるようになった、かな?
GINJI-150FN ×0.73レデューサー ASI294MCPro(0℃)
90秒×44枚
失意の中での撮影なのでフラットもダークも無しです。
久しぶりに晴れた! と思ったら風が強い。
こういう日は拡大モノは無理だよな~、、、が
そもそも拡大仕様の機材しか持ってきてない。
とりあえずセッティングを済ませて導入してみると
めちゃくちゃシーイング悪いです。ピントが合いません。
露光時間を1秒にしていますが、像がボケボケ(T_T)
しかも風も強いのでほとんどのカットがブレブレです。
せめてブレだけでも防ぐため、短時間露光でやってみることに。
5秒、10秒と試写してみましたがちょっと露光不足気味なので15秒で
撮ってみることに。
15秒だとタイミングによっては星が点になっているカットも
あります。
ある意味ラッキーイメージングですね。
結局280枚撮りました。
Pixinsighに放り込んだところ、約20%を除外してくれました。
で、カラー画像と合成して、、、
BKP200 ASI678MM R60フィルター 15s×280(80%スタック)
ASI294MCPo 60s×25
だいたい1時間分くらいの露光です
BXTの力もあってかなりマシになりました。
L画像は流行りのIRではなく普通のR60フィルターを使用。
なぜって? たまたまあったからです。
ある程度暗いところで撮っているのでIRでなくてもそこそこ効果アリかな。
ちょっと像があまいけどこれで妥協。
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