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旅行・地域

2019年6月 1日 (土)

プラネタリウム鑑賞記 「パレット大崎編」


ちょっと前の「天文ガイド」の裏表紙の五藤光学の広告に
出ていた同社の新型プラネタリウム「ケイロンⅡ」。

なんと県内の施設で運用されているという事が解ったので
行ってみた。
というか、仕事で近くに行く用事があったのだが、早めに
仕事が完了したので「これはチャンス!」と。

Img_4852

場所は宮城県大崎市古川の「大崎生涯学習センター」
通称「パレット大崎」。
到着してみると驚くほど人が少ない、というか誰もいない。
ちなみにプラネタリウムは土日しか上映していない。
土曜だったから、かな~?
不安になるほど誰もいない(笑)

で、30分前くらいになったら係の人が来てチケット販売。
あわせて数人の観客も来たので安心。

上演時間まで展示物を見て回る。
おそらく地元天文クラブによる写真や解説に加えて隕石の
展示も。

Img_4849

併設されている天文台は見れなかったけど廊下には
無造作に赤道儀が置いてある。

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そして以前使われていたプラネタリウム「ヘリオス」
が展示してある。
こういうのって下取りとかじゃないんだね。
このまま死蔵なのかな? 

Img_4846

さて、いよいよ上映。
観客約10人。

今まで、数カ所のプラネタリウムを見てきたけど、それぞれ
目的というか見せ方が全然違う。
ここはかなり「教育目的」というか「おもしろい授業」的
な演出。
解説が、たぶん元地元学校の先生だからかもしれないし、
そういう大義名分で予算取るんだろうな~と大人の邪推。

地元紹介~おもしろ授業の次は濃厚な投影。
なんでも1億個以上の星が映せるというこの「ケイロンⅡ」
だが、「実は半分ずつしか映せないから半分なんです」との事。
そりゃもっともだ。
そんな訳で、せっかくだからとグルグル回しながら全天を投影。
この「ケイロンⅡ」、天の川や星雲の模写がかなり良くなっている。
天の川全景や大小マゼラン雲は圧巻。
以前見た「メガスター」とはアプローチこそ違うが、
「絶対意識してるだろ」と思わせる映像。
さすがメーカーの意地だな~。

ちなみにここも以前紹介した「日立シビックセンター」
同じく傾斜型のドーム&座席。

Img_4851

ひょっとして最近はこういう形が主流なのかな?





2019年4月 3日 (水)

茨城訪問記 2 プラネタリウム編

茨城訪問のもう一つの目的、というかこちらがメイン。

「メガスターが見たい!」

ご存知のかたも多いと思いますが、メガスターとは
大平技研のプラネタリウム。
日立市の「日立シビックセンター」に常設されている
ということで是非とも見たかった。
(多分ここがうちから一番近い)

ちなみに自分の車のナビは10年以上前のもので、
安物なので地図更新も無し。
案の定、新しい道がたくさんできていてさっぱり
解らん。
しかもお祭りかなにかで通行止めがありどっちへ
行けばいいのやら。
駅の近くらしいのでとりあえず駅方面へ。

「このあたりかな?」
と、上を見るとすぐに見つかった。

Img_4821

いかにも(笑)な建物。
しかも下から見ると、、、

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すごいデザインだな。

さらに凝っているのは、チケット売り場が地下という事。
そこからエレベーターで9階に向かう。
このエレベーターがロケットの発射を演出していて
なかなか面白い。一緒に乗った小学生たちも大喜びだった。

投影ドームも斬新。
普通、水平というか180度の空が映し出されると
思うのだが、ここはかなり上のほうまで座席があって
見下ろすというか正面を見るような感じ。
北の空、北極星より下は写りません。
ほぼ南オンリー。
この日立市の地形を模しているのだとか。

そして眼下というか下のほうにある機械が、

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「メガスター」!

いよいよ投影がはじまる。
演出上、だいたい夜の7時ころ、夜景というか町明かり
も同時に映して星座の位置や大きさの説明がある。
だいたいどこのプラネタリウムもそんな感じだろう。
南の空にあるのはやや西に傾いたオリオン座。
ほぼ真正面に冬の天の川があるのだが、思わず「ん!」
と唸る。(注 実際には声は出ていない)
この天の川が実にリアルというかすごく自然だ。
いわゆる弱い光害と同時な投影なのに薄っすら見える
微星が「ゾクッ」っとするほどリアル。
さらに真っ暗になるとそれはそれは美しい。

「冬の天の川でこのクオリティかよ。夏も見にこなきゃ」
という思いを察してなのか地形の欠点を補う為なのか
後半は回転したり南半球にいったり、グルグル回す。
大マゼランとかも見事だ。
回りすぎて少々酔った(笑)

いや~見に来てよかった!
星好きだったら解説無しでずっと眺めてるだけでも
楽しいかも。

実は地元には五藤光学のプラネタリウム(多分最新式)
があって年間パスまで買ってしょっちゅう見に行って
たけど、天文台の方には申し訳ないが性能なのか
オペレーションなのか、あまりにも見応えがなくて
3年くらいで行かなくなってしまっていた。
(実は旧型のころから30年以上月いちで通っている)

このプラネタリウムは決して「凄い!」と評するもの
ではないですが、恐ろしいまでに「普通」。
本当に真っ暗なところで見る星、そのもの。

是非また来たい。

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屋上は人工芝が敷かれていて、子供たちが転げまわってます。



2019年4月 2日 (火)

茨城訪問記 1

ず~~と前から、そう10年にもなるかな~。
常磐道の高萩あたりから見える2基の巨大なパラボラ
アンテナ風な構造物。
いつもただ通り過ぎるだけだったのですが、たまたま
ちょっと時間ができたので高速を降りて行ってみました。

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デカい! 
その大きさから「電波望遠鏡」なのだろうとは想像して
いて、まあ間違ってはいなかったのですが、そもそもは
通信用のアンテナだったらしい。

なんでも元はKDDIの施設で、その昔J.F.ケネディ大統領の
暗殺事件なんかを中継したそうな。
驚くなかれ、50年以上も前のことだ。

時代の流れで不要になったのか、国立天文台が譲り受け
電波望遠鏡に改造されて有効利用されているらしい。
それもわりと最近の話で、ここ10年くらいの事だそうだ。
現在は茨城大学理学部が運用とのこと。

敷地はかなり広い公園(?)になっていて、当日は
桜祭り初日だったようだけど、まだ開花しておらず
自分を含めても3~4人くらいしか居なくて写真撮る
には絶好の好条件でした。

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ちなみに全部で2基あります。
1基が高萩市、もう1基は日立市とまたがって設置
されているそうです。

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近づいてみるとスペック表あり。
反射鏡の直径は32m(鏡っていう扱いなんだ)
しかも「カセグレン式」かい。
風速33mでも運用できるという優れもの。

行って見てみないと解らないもんだな~


2018年11月11日 (日)

星の村天文台に行ってきました。

福島県は田村市にある「星の村天文台」に行ってきました。
田村市ってどこ? っていう人多いんじゃないかな?
自分もよく解かりませんでした。
それもそのはず、ちゃんと書いてありました。

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なんと認知度 「966位/1000位中のまち」だって。
すごい自虐ネタ(笑)

でも実は「あぶくま洞」という鍾乳洞のすぐとなりなので名前は知らなくても
実は有名だったりして。

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さすが鍾乳洞だけあって、石灰岩の独特な山肌。

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鍾乳洞の入り口から天文台まで橋でつながっています。

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で、本日の目的はコレ。

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参加しているSNS上や天文雑誌で超有名な三本松氏の講演を聞くのと、
展示しているオリジナルプリントを見る為。
仙台からだとザっと200km!
近いといえば近い、遠いといえば遠い。
まあ、せっかくの機会なので遠征のつもりで行ってきました。

台長は、天体写真撮ってる人なら知らぬ人はいない、あの「大野裕明」さん。
浄土平での「星空への招待」の時からおおよそ40年ぶりにお会いしました。
一緒に写真撮ってもらえばよかった、失敗。

さっそく三本松氏の写真を拝見。やはり美しいというか力がありますね。
勉強になりますね。

そして天文台の中には往年の写真が所狭しと展示してあります。

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かつて何かの本で観たような写真が大量に。
オールド天体写真ファンはたまらないんじゃないかな? 
もちろん自分もですけど。

さて、肝心の講演は。
なんとプラネタリウム館で、ドームに投影しながらのトーク。
斬新というか、さすが天文台。
内容は時々SNSでサラッと聞くような話をじっくりと解説していただく。
その緻密さには驚きを超えて畏敬の念すら覚えます。
最後にちょっとしたモザイク合成のコツなど教えていただいて終了。

その後、大野台長から元祖アストロ鍋ならぬ「トン汁」をごちそうになりました。

皆さんはそのまま夜の撮影会に突入ですが、自分は翌日の仕事の為
泣く泣く帰路につきました。

今度は画像処理講座やってほしいな~。