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日記・コラム・つぶやき

2020年8月12日 (水)

思ひで 「ペルセウス座流星群」

いつ頃だったかな~?
ざっと思い出すと1977年か78年あたりだったかな?
初めて行った天文部の観測合宿。
夏休みを利用した3日間の行程。

そもそもそれまでは街中にある家からの撮影がすべてで、
対象は月、太陽あたりがメイン。
惑星はあまりよく写らなかったな~。
あとは近所の公園で35mmと50mmで星野写真とか。

1時間以上もかけて山へ行く事自体初めての経験。
流星観測など初の初。
自分は写真担当だったので、先輩にレクチャーを受け
トライXを山ほど渡されて準備完了。
当時自分が使っていたのはペンタックスMX。
写真係は4人だったかな?
明るいレンズということで、広角ではなく全員で
50mmを使った。

日が暮れるとそこには白くモヤ~っとした雲が。
ぜんぜん雲が晴れず、露光をためらっていると、
「あれは天の川だ。」と先輩から激が。
初めて見る満天の星空は、晴天なのか曇天なのか
見分けがつかないほどの数の星だったのだ。

暗くなるとすぐに流星が見え始めた。
たまにシュっと飛ぶと歓声があがる。
時間と等級を記録する声が聞こえるが自分は写真に
集中だ。

この様子は22時あたりを過ぎた頃に一変する。
飛ぶ!
次々飛ぶ!
記録係が書ききれないほど飛ぶ!
痕が残る。消える前にまた飛ぶ!
写真にもバッチリ納まる。
フィルムチェンジの時間も惜しいほどだ。
今となっては記憶も曖昧だけど、概ね22時~26時
くらいがピークだったような。

後からの集計で、結局この日は600個くらい観測された。
翌日も300個ほど飛んで、トータルで950個ほどだった。
写真も数十枚撮れた。
ちなみに3日目は曇り。

それ以来、これほどの「流星雨」といってもいいほどの
流星群は見たことが無い。

ちなみにこの話は誰に言っても信じてもらえない。
あの時のメンバーを除いては。
スゴかったな~。


2020年7月 9日 (木)

木星撮影の考察

木星に限らず最近の惑星撮影は動画モードで、大量に撮った
画像をスタック、ウェーブレット処理するのが主流です。
どれくらい大量かというと5000frとか8000frとか。
当然、これだけ撮るには相応の時間がかかりますが、
事、木星については自転が早い為あまり時間がかけられません。
ダラダラ撮ってるとボケた写真が出来上がってしまいます。
自分も最初のころ、3分以上もかけて撮っていたのでかなり
不鮮明な仕上がりに、、、、。

その後、どこかのサイトで120秒以内で撮影すればよいとの
記述があったのでここ数年は120秒で撮っていました。
この120秒の根拠は、木星の視直径と時間と望遠鏡の分解能
から割り出した数値。

ネットで見つけた計算式によると

望遠鏡の分解能は「ドーズの限界」から 116÷口径
たとえばセレストロンのC8だったら 116÷200で0.58(秒)
同じくC9.25ならば 116÷235で0.49(秒)になる。
これ以下の動きなら望遠鏡が検知できないということ。
木星の視直径を45”としてπ(円周率)をかけると1回転分の
長さになるのでこれを自転時間(10時間 36000秒)で
割ると1秒あたりの移動角度が解る。
45π÷36000=0.0039
0.58÷0.0039≒148秒(口径200mmの場合)
0.49÷0.0039≒125秒(口径235mmの場合)

と言う訳でC8でもC9.25でも120秒以下なら大丈夫。
が、どういう訳か最近は90秒以下というのが主流らしい。
たぶんWinJuposで再スタックするからだろうな、くらいに考えて
いたけどせっかくなので細かく計算してみた。
(自分が使ってるC9.25 口径235mmとして)

まず衝近辺の木星の視直径は47.6”あるらしい。
45
ステラナビゲーターより。

あと木星の自転時間は10時間ではなく「9時間50分」らしい。
再計算すると0.49÷(47.5π÷35400)≒116となり、
わずかに2分を切ってしまった。

さらに「ドーズの限界値」にも少々疑問が、、、。
以前、地上物を撮影して実測してみた際、
「分解能の限界を探る」
どうも限界を超えて見えてしまっているような結果が出ていた。
なので ↑ の116を1割ほどシビアに見積もると104秒となる。
同じ式でC11(口径275mm)で計算するとピタリ90秒になる。
多少超えてもスタックソフトが合わせてくれるという説もあるけど
厳密に考えれば90秒というのは非常に理にかなった時間だと思う。
まちがってたらゴメンナサイ。

と言う訳で、早く梅雨明けないかな~
まだ一度も撮影出来てません。

2020年6月29日 (月)

「星ナビ」買いました。

Imgp0191

といっても最新号ではなくなんと2014年のモノ。
アストロアーツのバックナンバーで購入。
なぜかといえばこの3.4.5月号に塩田さんが書かれた
太陽撮影についての記事が掲載されていたから。

実は先日の日食の際、自分の太陽撮影の知識が非常に浅い
事を痛感した為、この際せっかくなのでちゃんとノウハウを
身に着けておこうと思った故。
それからとある方面で太陽望遠鏡が流行っているようなので
そのあたりもキチンと知っておきたいと思った故。

さて、熟読してみると、さすが6年前の情報だけあって
あちこち古い(笑)
カメラだったり処理ソフトだったり。
が、望遠鏡やフィルターについては特に変わらないので問題無し。
太陽望遠鏡についてはずっとあやふやだったことについて
詳しい説明があり、長年の疑問が解消した。

ここで改めてジズコHPを見るとなるほど納得、そういう事か。

でもヤバいな~。太陽、面白そう!

2020年6月26日 (金)

雨なので水滴を撮る その2

せっかくセッティングしたのでクラウンも撮ってみる。
こういうのって撮るよりも装置のセッティングのほうが
大変なので。

一般的には「ミルククラウン」ですが今回は水なので
「ウォータークラウン」ですね。
なかなか王冠みたいにきれいな形になりません。

Dsc_2173
Dsc_2172
Dsc_2168

2020年6月25日 (木)

雨なので水滴を撮る

雨です。
梅雨だから当然なのですが。

機材整備ということでレンズの掃除をしていて、あらためて
見てみるとなんとマクロレンズの多い事。

ニコン 60mm
タムロン 90mm
シグマ 105mm
シグマ 150mm
シグマ 180mm

で、いじくってると当然なにか撮ってみたくなる。
超拡大とかは疲れるのでなにかお手軽な物を。

というわけで水滴を撮ってみる。
ミルククラウンはセッティングが面倒なのでコップを用意。
そこにポタっと落とした瞬間のコケシ型のヤツを撮る。

コップの上30cmくらいから水を垂らして、手動でレリーズを
押すだけなのだが、タイミングがむずかしい。
むずかしいというか、綺麗な形になる瞬間がなかなか撮れない。
水面に落ちる瞬間はほぼ100発100中で撮れるんだけど、
そこから上に跳ね上がって再度落ちてくるあたりがいい形になる。
なので1タイミング遅いほうがいいみたい。
その辺を調整しながら撮った個人的ベストがコレ。

Hp_20200625203501

1コマ撮り。色とレベルを調整して終わり。
天体写真に比べてなんと楽な事か、、、。
っていうか、天体写真がいじりすぎなんだよな~(笑)


6/27 追記
御質問をいただきましたので説明用に連続っぽい写真を
追加します。

55








 

2020年6月20日 (土)

ふと思った事

季節柄、夜が短い。
日の出が早くて日の入りが遅い。

ここ宮城県では日没の時間は19時過ぎだ。
20時でもまだ明るいので撮影は20時30分くらいにならないと
始められない。

そういや自分が子供のころは夜8時といったらもう寝る時間だった。
今考えるとまだ明るい時間に寝ていたのか、とちょっと驚き。
ちなみに土曜日だけは「全員集合」を見るために21時まで
起きていることが可だった。

まあ、それもここ日本の東端、Far East の地での話。
これが九州地方とかだとおそらく21時近くまで明るいんだろうな。

なんとなく不思議な感覚。

Photo_20200620154001
ステラナビゲーター、当地20時の空。
まだまだ明るいですね。


2020年6月12日 (金)

写真の保存についての考察

どっかのSNSだったか、教えてGooだったか忘れたけど
ちょっと前に面白いやりとりがあった。

質問内容は
「デジカメで撮った写真がたくさんある。大事な写真なので
生涯ずっと大切に保存したい。どうすればいいか?」
というような質問だったと思う。

回答は
「ハードディスクに保存する。」
「複数台のハードディスクに保存する。」
「クラウド的なサービスを利用する。」
みたいな回答が多数。
質問者は
「複数台のハードディスクに保存して、さらにクラウド
ストレージにも保存する。これで完璧。」
と納得した様子。

と、最後に興味深い回答が。
「本当に大事な写真はプリントすべし。それもインクジェット
とかじゃなくて写真屋さんのプリント。
自分は東日本大震災のボランティアに行ったが、そこで大量の
写真を見た。津波にのまれてもたくさんの写真が残っていた。」
との事。

自分的にはこの話は大変共感した。
震災後、近所の区役所にも数万枚の写真が保管されていて
その一部は持ち主の手に戻ったという報道は記憶に新しい。
しかし、質問者はこの回答をガン無視。

う~ん、最近の人はそもそもプリントとかしないんだろうな~、
と残念に思うも、そういや自分も最近プリントしてない。
これはイカンと、試しに一枚プリントしてみた。
PC画面上ではなかなかいいなと思ってたけど、いざ出来上がって
みると、、、全体的にちょっと赤い。
なかなか難しいもんだ。
でも一枚¥120っていうのもなかなかコスパがよろしい。

Img_5947



2020年5月25日 (月)

電視観望の祖か?

休日。
本棚の整理をしながら古い天文ガイドを見てみた。

「1975年4月号」
残念ながら表紙が破けてなくなっていたので目次ページから。

Img_5923
とりあえず確認できるものの中では一番古い天文ガイド。
ペラペラとめくってみると、、、
「天文台だより」というコーナーがあり、この号では富山市天文台の紹介が。

Img_5924

読んでみるとちょっと衝撃的な文言が!
「昭和40年以来TVカメラを使って月面や星の案内もしており、、、、」
なんだって! この時代に既に電視観望が実用化されていた模様。

Img_5925

挿絵も現在の状況とほぼ変わらない。
いつの世もスゴイ事やってる人がいるんだな~

ちょっとしたオーパーツを発見した気分。

2020年5月 2日 (土)

分解能の限界を探る

「分解能」
簡単に言えばどれくらい細かいところまで解像できるか、
という性能。
良く聞くのは「ドーズの限界」という式。
115.8/Dというやけにさっぱりした式。
とりあえず手持ちのシュミカセ、C9.25で計算してみると、
115.8/235=0.4927.... 約0.5秒という値。
本当にそこまで見えるの? と言う訳で実験。

遠くに見えるビルを撮ってみる。
001

一眼レフ(APS-C)で200mmまでズームアップしてみると
002
これくらい。

矢印のあたりをC9.25+ASI290MCで撮ってみる。
003
カラーカメラではきつそうなのでASI290MMにチェンジ
R60フィルターを入れて500frほどスタックしてRegistaxでウェーブレット
かけてPSで調整しておまけに最初に撮ったカラー画像とLRGB合成すると

でで~ん!
006
おおっ~! スゲークッキリした。
薄っすらとだけどタイルの模様とか、窓の網戸のアミも見えてるような
気がする。

さて、実測。
ビルの位置を特定する。
が、肝心のビルが見つからない。
現地でウロウロしながら探すもそれっぽいビルが無い。
こんなデカい建物が見つからないってどういう事?
で、捜索2日目にしてようやく発見。
なぜって? 一番上の写真から見て、隣のビルと並んで建っているもの
とばかり思いこんで近くを探していたのだけど、実は600mもはなれて
建っていたことが解った。
写真の遠近感なんてあてにならんな~。

Img_5855
これに間違いないですね。

Img_5860
で実測して帰還。

Photo_20200502181601
グーグルマップで測ると撮影地~ビルの距離は2535.7m

2πr/360×60×60で計算すると、、、
おおよそ12.3mmが1秒に相当。
上の写真からタイルの横幅は100mmなので観測写真でいうと8.1秒に
相当します。
ちなみに短辺は長辺の半分のようなので約4秒ですね。
さらにタイルの目地は約5mmだったので約0.4秒。

0062
あとこのネジも5~6mmと思われるのでほぼ0.4~0.5秒
なんか余裕で限界値をクリアしてないか?
上を撮る天体写真と違って水平で撮ってるので大気の揺らぎが最大限で
影響すると思うんだけど、それでこの結果はちょっと脅威的。
どっか計算間違ってる???


バローレンズで拡大してみたらもっと行けたのかな?
と言う訳で翌日バローレンズ付けて再チャレンジしたら、、、
気温が高かったのかユラユラが酷すぎてピント合わず(T_T)



 

2020年3月11日 (水)

あの日は星が綺麗だった、らしい。

あの大震災から9年経ちました。
地震による建物の倒壊や津波によってたくさんの方々が
犠牲になりました。

まあ、書きたいことはいろいろあるけど、あまり表には
出てこない大事な事だけ書くね。
想定を超える大津波だったことは周知の事実。
なにせそもそも津波に備えるはずの「防災庁舎」がまるまる
飲み込まれるほど。

300_00332
写真は南三陸町防災庁舎。
詳細はWeb上に山ほどありますのでググって下さい。

ほかにも「避難所」が被災するという地域も多数。
とにかく「ここまで逃げれば安全」という従来のセーフゾーンを
大きく超え、沿岸から数キロ先まで津波がやってきた。
未曾有の災害とはそういうものだ。

ここからは生還者に聞いた話。
実はこれくらいの距離になるとかなり勢いがなくなっていて、
じわじわと水位があがる程度だそうだ。
それでも油断してるとあたり一面が水没。
水の中に取り残される事になる。
こうなると移動することも出来ず、流されないように木や電柱につかまって
救助を待つか水が引くのを待つかしかない。
考えてみてほしい。
3月とはいえまだまだ寒い東北の地である。
耐えられるだろうか?

この時、停電で真っ暗になった空には美しい星空があったそうだ。
なんとなくいい話っぽいが、実際には地獄の始まりだ。
放射冷却により気温は氷点下まで下がり体温を奪う。
一度、低体温症に陥ると自力では回復できません。
救助も来ません。
体力の無い者から次々に流されていきます、、、、、。


災害は気候のいいときに起こる訳ではない。
大雨や大雪と同じタイミングで大地震がくるかもしれない。

ちなみに阪神淡路大震災の日、自分はインフルエンザで寝込んでいました。
その状態で寒空に投げ出されていたら、、、、。


思うことはたくさんあるけど、自分的にこの震災で悟った事。

1、今日と同じく平和な明日が来るとは限らない。
2、やりたいことがあったら借金してでもさっさとやれ!
3、生き残る為には防災グッズなど役にたたん。まず体力。

最後に当日の明け方、3:30の空をステラナビゲーターで表示して
みました。
天の川が上がってくる時間帯です。
タイトルに「綺麗だった、らしい」と書きましたが、自分はこの空は
見ていません。
まだデジタルの天体写真に復帰する2年前の出来事でした。
Hoshizora



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