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トラブル

2020年9月15日 (火)

悲報か朗報か。とりあえず「ヒーターは巻いたほうがいい」

ちょっと時間が空いてしまいましたが、
前回の続きです。

自らのミスにいらだっていたのだろうか?
結果に対しての落胆からだろうか?
ルーティン的な手順にわずかな変化が生じた模様。

撤収作業。
アリガタのネジを緩めたり、コネクターを抜いたり、
クランプを緩めたり、電源を切ったりしながら
分解、収納をくりかえしていく。
が、その刹那、「ガシャっ」というイヤな音が。
なんと赤道儀からカメラを付けたままのレンズが落下。
しかもアスファルト路面。
緩めて外すという一連の動作にミスがあったらしい。
一瞬頭の中が真っ白になったけど、暗い中で慌てても
仕様が無いのでとりあえず片付けて帰宅。
カメラとレンズのダメージを探る。

Imgp02152

これが撮影時(落下時)のスタイル。
パッと見、大したダメージは無いみたい。
矢印部分に小さな打痕あり。

想像するに、路面にぶつかる寸前に、ヒーターの電源線に
引っ張られる形で落下スピードが低下。
向きが変わりフィルターホイール部とレンズ先端が
路面に衝突。
レンズ先端はヒーターのスポンジが衝撃吸収。
という流れではなかったか。
とにかく、1m近い落下距離にしては驚くほど
ダメージが少ない。

ヒーターを巻いたことで発生したピンボケ&落下
だったけど、最後はそのヒーターが機材を守って
くれた、、、、という事か。

何はともあれ「助かった」。


2020年9月11日 (金)

実戦 「網状星雲」、、、が。

以前、テストだけやってなかなか撮影機会に恵まれなかった
シグマのマクロ。

ナローフィルターを付けて街中撮影をやってみた。
狙うは、ほぼ天頂の「網状星雲」。

セッティング完了。
いざ撮影開始! の前に
「やっぱりヒーター巻いておこうかな」
湿度は低かったけどかなり気温が高く、風も無かったので
一応用心の為。
後から発覚するがこの「ヒーター」がとある事件に絡む。

虫が多いのでPCとオートガイダーに任せて車に退避。
予定枚数を撮り終わり、サラッとチェックすると、、、
「あ”~! ピンボケだ~!」
どうやらヒーターを巻く時にピントリングに触ってしまった
ようで、ほんのわずかにピン甘。
最終のピントチェックを怠った自分に腹が立つ。
このイライラがさらなる事件を巻き起こすのだが、
長くなるので詳細は次回につづく。

ピン甘承知でとりあえず処理した画像がコチラ。
Amitw
遠目に見るとそこそこ写ってますね(笑)
でも折角のカミソリレンズなので「そこそこ」に甘んじては
面白くないですね~。
と言う訳でリベンジ案件。





2020年9月 2日 (水)

「スターブック10」アップデート その後

先日、スターブック10のアップデートの際、
エラーが出た問題。

ビクセンのサポートに問い合わせたところ、
「アップデートは成功していると思われるが、
Microsoft Edgeで試してほしい」との回答をいただきました。

と言う訳でやってみました。

Edg
おお~!
正常終了。

コントローラーも
Imgp0214
おお~!
こちらも正常終了。
モヤモヤも吹き飛んで気分爽快で使えますな~。


2020年8月27日 (木)

またしてもオートガイド大乱調

VIXENのスターブック10のASCOMドライバー、
Ver.1.2.3.2が出ていた。
さっそくインストールと思ったらコントローラーの
プロブラムバージョンをVer.5.10にアップデートせよ
との説明あり。

で、5.10をダウンロードしてPCに繋いでいざアップ。
ところがしばらくするとエラー表示が。

1_20200827212601
「ファイルが異常です。更新をキャンセルしました。」

コントローラーにも
Img_6067
「ファイルが無効です。」
「アップデートをキャンセルしました。」
「もう一度アップデートして、再起動してね。」
との表示が。

何度やっても同じです。
同じエラー表示が繰り返されるのみです。

が、
Img_6068
電源を入れてみるとちゃんと5.10になってるんだけど
これで大丈夫なの???

とりあえず異常は無さそうなのでテスト撮影。
180mmレンズを載せて撮ってみる。
ガイド鏡もおなじく180mmという贅沢ガイドだ。

しかし、、、
ガイドが安定しない。
いや、PHD2のガイドグラフは非常に安定している。
Img_6063
ほぼ完璧なガイドかと思われるのだが、撮影された写真は
すべて流れている。
Pモーションで行ったり来たりしているのではなくて
綺麗に東に流れていく。
単純に考えれば赤道儀の回転が速いという事だが、もちろん
PHD2のグラフは正常だ。
当然、キャリブレーションもやってる。

PHD2を切ってみた。
流れる量が1.5倍くらいになった。

限られた状況から推測すると、
 赤道儀のモーターが通常よりも速く回っている。
 PHD2によってある程度は軽減されている。
 PHD2はガイドエラーを検出できず、正常と判断している。
という事か?

もしくは、よく言われる「鏡筒のたわみ」か?

ちなみに約1時間のファイルをすべて比較明合成すると
New1
180mmレンズでこれだけたわんでるとすると
どっかが眼に見えて変形していてもおかしくないと思うが。

先記のアップデートのエラーとの関連性も不明。
ASCOMやめてネイティブで接続しても同じ。

う~~~~~ん、まったく解らん。





2020年4月20日 (月)

やっちまった! 久々の失態「HAL三脚の巻」

ビクセンのHAL三脚。
機材チェックの為、広げてみると、、、

Imgp0171
あっ、三脚の開き止の一つが脱落している。

Imgp0173
ほかの場所もネジが脱落してガタガタだ。
そもそもこのネジは非常に緩みやすいのは知っていたので、頻繁に
増し締めしていた。
ざっと2~3ヶ月に一度はチェックしていたのに、、、。
実はうちにはもう一台三脚があるし、この冬は天候不良が多くあまり出番が
無かった。たぶん4~5回くらいだろう。
その程度の稼働でネジが脱落するほど緩むって、どうなの??
とはいえ、元「ネジを締めるプロ」としては整備ミスという大失態だ。

点検がてら外してチェックすると、
Imgp0179
ネジがすごく短くて数ミリしか効いていない。
う~ん、たしかにこれでは緩んだ瞬間に脱落するよな~、と言う訳で
長いネジを買ってきた。

Imgp0175 Imgp0176
これくらい余裕があれば充分だろう。
が、しかし、

Imgp0178
結局同じくらいしかネジが刺さらない。
よく見りゃ当然で、中に伸縮用の脚があるのでスペースはちょっとしか
無いのだ。
どうせ伸ばして使うことなど無いので中の脚を切ってしまうか、
とも思ったけど思いとどまってコレを使ってみる。

Imgp0177
ネジロック剤。
簡単に言えばネジを接着剤のようなもので固めて緩まないように
するというシロモノ。
いろいろ種類があるのだけれど、細いネジなので弱いネジロックで
大丈夫だろう。約700円也。
1本買っても結局2~3滴しか使わないので少量で売ってればいいのにな~。
というかそれこそG17とかの接着剤でもよかったな。

と言う訳で修理完了。

※もし同じようにネジが無くなってガタガタになった方が
いらっしゃいましたらホームセンター等で「M3×10mmの皿ビス」を
買って下さい。メーカーに修理に出さなくても大丈夫です。







2019年11月13日 (水)

なんじゃこりゃ~! 怪しいフラットフレーム

昨日撮った満月下の網状星雲の再処理。

キチンとフラットを撮って補正してみることに。
が、何度撮ってもムラのある変なフラットしか出来ない。

まずHα(かなり強調しています)
Haflat
まあ普通。周辺減光的な感じ。

次にOⅢ。
O3flat
なにコレ?
決してPSのブラシで書いた訳ではありません。
何度撮っても照明を変えてもこのパターン。
どうやらこれが正しいフラットフレームらしい。

半信半疑ながらフラット補正してみたら、、
O3newrgb1113
綺麗にカブリが取れた(笑)
まあ写り自体はあまり変わらないけど。

なんなのだろう?
コーティング的な問題なのだろうか?
レンズはかなりオールドなSMC PENTAX-A645 200mmF4。
当時売りにしていた「スーパーマルチコーティング」である。
それとも硝材に問題があるのだろうか?
Hαならまだしも500nm近辺の波長でコレはどうなんだろう。

試しにニコンのオールドレンズのフラットを強調処理してみた。


Ha_20191113171001

OⅢ
O3_20191113171001
ありゃりゃ、同じような変なパターン。
っていうか全く同じ?
O3_20191113171601
左がニコン、右がペンタックス。
なんならHαも同じか!

実はレンズの問題ではなくてフィルターに原因があるのだろうか?
う~~ん、替えのフィルターは無いので検証できず。
まあフラット補正できるから実質的には問題無しか。

※追記  フィルターを裏返して試してみましたが結果同じでした。


2019年11月 9日 (土)

ASI294MC Pro 色がおかしい問題(解決編)

まず、まとめ。

ASI294MC Proで撮った画像の色がおかしい。
Nativeだと大丈夫だがASCOMの時おかしい。
ステライメージで処理すると大丈夫だがDSSだと変な色になる。
DSSでスタックした画像は色の後処理が困難もしくは不可能。

という状況。


いろいろと考えた結果、
ステライメージは最初にホワイトバランスを調整してから処理
している。
最初の色転びはリニアな感じだが、スタック処理すると濃淡が
変わってしまい、カラーバランスが調整できなくなるのでは
ないか?

という訳で検証。
以前撮って、上記の理由で処理できず放置していた画像があったので
それを使用。
ASI294MCProをASCOMで使用。露出15秒でM31を撮ったモノ。

まずはDSS
A1
派手にグリーンに傾いています(笑)

A3
スタック完了。当然仕上がりもグリーンっぽい。
左下のスライダーで調整できるのですが、とりあえず山を揃えろだけ。

次はホワイトバランスを調整するパターン。
A8
Raw/Fitsの調整タグからカラーアジャストメントを調整。
グリーンを下げる項目は無いのでRとBを上げて調整。
上げっぱなしだと明るい部分がサチってしまうのでブライトネスを下げる。
とりあえず上から「0.5」「1.2」「1.6」にしてみるとソレっぽい色になった。
スタックしてみると、、
A6  
一見、あまり変わらないような気もするけど。
両方をそもままステライメージに持って行ってオートストレッチ。
背景をニュートラルグレーに調整。

A7
左がそのままスタック、右がホワイトバランスを調整後スタック。
左はM31が緑っぽいです。
このままカラーバランスを調整してグリーンを下げると背景が紫になって
しまいます。強引に調整すると色味がなくなったり変な色が浮いてきたりで
自分にはお手上げです。
そこそこニュートラルになった右側の画像をPSでレベル調整。
フラットエイドで周辺減光補正してみます。
最後にひっくり返して、、、

M31a23_sd
さすがに15秒露出なので細部はぜんぜんですが、ダークもフラットも無しで
ほぼソフト任せのオート処理にしてはかなり自然に仕上がっていると思います。
少なくとも不自然なグリーンかぶりも無いし、暗部にグリーンが乗ったりも
しません。

と言う訳で、結論。
「DSSはスタック前にホワイトバランスを調整すべし!」

※この現象は自分の場合だけかもしれませんが、たまにネットで294MCは
 色が出ないとか変等の書き込みがあるようなので参考程度にご覧ください。
※自分の環境でもNative使用の場合は問題ありませんでした。あくまでASCOM
 経由の場合のみの問題でした。
※ドライバーは2個前のものまで試しましたがすべて同じでした。
※一眼レフ等の普通のカメラで撮った画像はキチンとホワイトバランスがとれて
 いるようで、まったく問題ありませんでした。一部のCMOSカメラのみの
 問題です。














 

2019年11月 8日 (金)

ASI294MC Pro 色がおかしい問題

ZWO社の冷却CMOSカメラ「ASI290MC Pro」。
以前はあまり気にならなかった、というか問題無かったし
ごく普通に使っていたと思う。
モノクロ撮影にハマってから、月くらいしか撮ってなかった
のだけれど最近またちょっと使い始めた。
すると、色がおかしい
Gが強く出て大きくカラーバランスが狂っている。
しかも対象というか条件によっては補正不能なほどおかしい。

いろいろ調べてみるとどうやらDSS(DeepSkyStacker)を
使った時が特におかしいみたい。
カラーチャートを撮影していろいろと検証してみた。

まずあまり問題がないステライメージ。
Test4
Raw画像なのでモノクロ。

これを「ベイヤー・RGB変換」メニューでRGGBを選択してカラー化する。
Test6
特に問題なくカラー化成功。

Test5
よく見るとメニューに「ホワイトバランス調整」があり「自動」で調整
してくれているようだ。

さて、ちょっと問題があるDSS。

Test3
おっと、少々グリーンに転んでいるぞ。
でも普通に補正できる範囲だと思うけど、、、。

過去撮影分と最近の撮影分を比較してみる。
PCもキャプチャーソフトも同じだし、設定もさほど変えてないしな~。
と、ふと気づく。
初期のころはNativeで使っていたようだが、いつのころからかAscomで
使っている。
データには「ASI294MCPro」とでるか「ASCOM CAMERA」と出るか
の違い。

ASCOMで撮るとどうなるの?
Test7
おっと、いきなり変な色になったぞ。
緑というか黄色というか。

なんとなく解ってきた。
これを補正しきれなくて色がおかしくなるのではないか?
ちなみにスタック前の1枚モノだと補正できるが、スタック後だと
うまく補正出来ない。
スタック(加算平均)によって色というかレベルの分布が変わって
しまうのだろうか?

あちこちいじくって道が開けてきたので、後日「解決編」へと続く。

2018年8月 9日 (木)

職質対応マニュアル

職質。
正式には職務質問。
公園とかで望遠鏡出してると警察官がやってきていろいろと聞かれるアレです。
昔は不審尋問と言っていたが、最近変わったらしい。
悪いことしてるわけではないのでどうっていう事ないんだけど、なにかと
めんどくさいので各方面から聞いた対応方法を。

まず、なぜ職質されるのか?
単純に「怪しい」から。
街中の公園で天体写真っていうとだいたい月か惑星(自分の場合)
当然20cmオーバーのシュミカセとかデカい望遠鏡を持っていく。
一般の人が想像する望遠鏡って、だいたい6~10cmくらいの白い屈折機らしく
銀色のフードを付けたぶっとくて短い筒は望遠鏡に見えないらしい(実際に
聞いた話)。
しかもその望遠鏡を覗くでもなくPC画面を見ながらゴチャゴチャ操作してるのは
天体観測とか写真撮影にはとても見えないらしい(実際に聞いた話)

ここで大事なのは職質には2種類あるという事。
まず、警察官自身が「怪しい」と思って職質してくる場合。
これは比較的簡単。
PC画面を見せながら説明すればだいたいOK。せいぜい住所と名前を聞かれる
くらい。免許証なんかを見せればすぐ帰る。
めんどくさいのは住民からの通報で警察官がやってきた場合。
通報者の住民は遠くから見ての判断なので、いかに怪しいか、話を膨らませて
通報する。これは困ったものだが、「怪しいと思ったらすぐ110番」などという
標語もあったりするくらいなので仕方ないのかもしれない。
そして、この「通報があって出動した」場合は警察が「こういうふうに対応した」
という記録を残さなくてはいけないらしく、かなり細かく聞かれる。
基本的に任意なのだが、拒否したり反抗的な態度だと取り調べ(?)が
長くなるので一市民として「にこやかに」対応したほうが早く解放されます。
とにかく身分証明書は絶対に持っている事。
あと、山で撮影するときの獣対策用の熊撃退スプレーだのスタンガンだの
ナイフなどは持ってこない事(笑) 見つかるとかなり長引きます。

通報の場合、だいたい近くの交番からやってくるので、何度も職質されていると
警察官も「ああ、またアイツか」という感じになるけど、対応しなければならない
ので、必ずやってきます。

では、どうすればいいか?
結局のところ、完璧な対策は無いのだけれど、「怪しい雰囲気を出さない」(激ムズ)、
撮影前に交番に寄って「星の写真撮ってるのでヨロシク」と挨拶しておく、くらいしか
対策が無い。
なので必要な物は揃えておいて、さっさと帰ってもらうのが最良。
免許証とか言われた時に、「駐車場の車の中」とかだと取りにいかねばならない。

ちなみに「オートガイドのテスト」とか「新光学系の画角確認」とか「ナロー撮影テスト」
とか一般人がPC画面を見てもなにをやってるのか解からない時も要注意。
以前撮影して処理済みの完成写真をPCに保存しておくのも必要かも。
まあ、そこまで言われたことはないですが、、、。


2018年7月13日 (金)

ビクセン HAL三脚の巻 その2

HAL三脚の「ツノ」補修について書きましたが、そもそも「なんでこうなったの?」な話。
いろいろと思い当たる事が出てきたので整理してみます。

まず私個人の能力について。
一般人です(笑) 
以前は某自動車メーカーに勤めてました。
その後レース用の2輪車を整備するカスタムショップ、いわゆるチューニング屋で
エンジンをいじってました。
レーシングマシンなので走ったらそのたびにオーバーホールつまり全分解。
その時の社長の口癖。
「自分が締めたネジ以外は信用するな!」
「100回バラして100回組み上げてもネジを傷めてはいけない」
と、異常にネジ(本当はボルト?)にこだわる人でした。
おかげで今でもネジの緩みは許せない性格で、車も自転車もしょっちゅう点検
してます。自転車なんかアルミだったりカーボンだったりするので当然トルクレンチで。
もちろん望遠鏡もです。
このHAL三脚は約40本のネジ、ボルトが使われていますが緩んでませんか?
自分のは緩んでいません。なぜなら週に一度くらいは点検しているからです。
どういうわけか油断してると緩むんですよね~。
特に三脚の開き止めあたりとか。
そこまで念入りに確認しても、問題の「ツノ」はわずかに緩んでいる。
緩んでいるのを確認して、締め直して使うスタイルなので、前回使ったときに
緩むんだと思います。
今回このブログを書いて、いろいろと御意見をいただいたのですが、
まず「緩む人」と「緩まない人」がいる事。
赤道儀をがっちりと締め付けて固定しても左右の調整が「軽く動かせる人」と
「重くて動かせない人」がいるという事。
この差ってなんだろう???
ちなみに自分も「重くて動かせない人」です。
初めて触った時、こういう回転部分にはベアリングとか入ってて、スムーズに
動くんだろうな、という認識でしたがよくみりゃただ三脚の上に載ってるだけ。
「ああ、少し緩めるのね」とは気付きましたがとにかく重い。
力入れて調整ネジを回すと、ギュルギュルと金属が擦れる音が聞こえる。
そりゃツノに過大な力かかるよな~。


で、この話はちょっと置いといて。
揺れる。風とかピント調整で触った時とか。
とにかく揺れる。
シュミカセで倍率が高いからかとも思ったけど、とにかく異常に揺れる。

調べてみた。

左右調整ネジが動かせる程度に赤道儀固定ボルトをわずかに緩めてゆすってみる。
ん? ちょっと動いてないか?
手にカタカタと微細な振動を感じる。

たまたまiPhoneで動画を撮っていた。
ブログ用に撮ったものではなく、自分の備忘録的なものなので非常に短いです。
なにをやっているのか、見逃さないように先に説明しておきます。
「固定ボルトを極軸セッティングの時くらいにわずかに緩めた状態でゆすってみる」
「映像ではよく解からないけどカタカタと動いている」
「ボルトをガッチリと締める」
「三脚と赤道儀がくっついているのか? 紙を入れて確認してみる」
「前の方は密着しているようだが後方(映像手前のほう)は浮いている」
見やすいように赤道儀ではなくハーフピラーを載せています。

では、どうぞ。





どうやら三脚天面の水平が出ていないようだ。
分解して定盤(水平な板、エンジンのシリンダーヘッドの平面を見たりするのに
使います)に乗せてみるとたしかにおかしい。
耐水ペーパーで削ってみると、、、


Img_3296

削れたところが出っ張っていたところ。
でこぼこなのは悪いことではなくて、均一なものならば接触性が良くなって
歓迎すべきことなのだが、これはちょっといただけない。
一番削れている周辺の一部が大きく出っ張っていたという事。
なのでほかの部分が接触せず、隙間になっていたようです。
ひょっとしたら「やじろべえ状態」になってゆらゆら揺れていたのかも。
そしてこの状態こそ回転が重い原因ではないのか?

回転が重いから力入れて調整ネジを回す。
ツノに過大な力がかかる。
わずかに土台にめり込む
わずかに緩む
ネジ山破損
という流れではないのか?


Cimg05752
たしかに若干痕がついてるぞ。

水平が出て、おかしな振動がなくなったので気にしていなかったが、
今回ツノを直して水平微動を動かしてみたら、たしかにスムーズになった
ような気がする(笑)
ロッド的なものなのか、たまたまなのか解からないけど、今回素人が検証
出来た事実です。


あ~、一応書いときますが、決してビクセンをDisってる訳はでは無く、クレーム
を言ってる訳でもなく、自分的には「メーカーの目の届かないところはフォロー
して性能を発揮してもらう」という立場です。
昔からビクセン好きで今も大好き。これからもビクセン製品を買いたい!
と思っています。
ただ、こういう考えは最近天文ファンになったビギナーには酷だろうし、それゆえ
悪い評判が立ってほしくないのであえてブログ記事にしました。
検品というかツメをきちんとしてくれればすごくいい製品だと思います。

繰り返しになりますが、過去の仕事の話。
レーシングマシン(正式にはコンペディションマシン、競技車っていう事ね)は
仮組で届きます。
全て分解してバリ削って、組み立ててセッティングして、ようやく走れます。
そんなことをやってた人間だからこそここまでやっても「普通」と感じてしまい
ますが、一般人からみたら「ビョーキ」ですね。
「変態」の域にはまだまだですが(笑)


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