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機材

2019年3月11日 (月)

モニター更新

ちょっと前から気になっていたのだが、モニターの色が
微妙におかしい。
特にGが変な感じで、起動後としばらく時間が経って
からではあきらかにおかしい。
もう10年ちかく使ってるからそろそろ寿命かな~?
と言う訳で新品購入。
EIZOとかのいい奴が欲しかったけど少々値が張るので
IOデータの「広色域パネル使用」というコレ↓に決定

IO DATEのページへリンク

サラッとキャリブレーションしてみると、
「おおっ!綺麗だ!」

で、過去の写真を見てみると意外な事実が発覚。
「なぜかノイズだらけでザラザラに見える。」

「当時、良かれと思っていた処理が全然ダメだったのか?」
「このザラザラ画像を平気でSNSにUPしていたのか。」
と、ちょっと背筋が寒くなる、、、。

色だけじゃなく暗部の出かたもおかしくなっていたのか?

とりあえず過去画像を再処理してみた。

Starless

なんか全然ちがう仕上がりになった。

ブログの写真もそっと入れ替えていくかな(笑)


2019年2月12日 (火)

冬の新兵器!

寒い!
1月末から2月前半くらいが一年で一番寒い時期。
今、まさにその時期!

天体写真撮影がなぜ寒いかと言えば 「動かないから」。
いくら着込んでも動かないからどんどん冷える。
カイロを握りしめたり、余ってるレンズ用ヒーターを
手首に巻いて暖をとったりしてみても寒い。
なんとかなんないの~?

と言う訳でいろいろ探し回って面白そうなものを発見。

Imgp0119

その名も「電熱ベスト」。
電熱線が張り巡らせてあってモバイルバッテリーで動く
というすぐれもの。

Imgp0120

手持ちのサンワのバッテリーがポケットにピッタリ。

Imgp0121

胸の部分にスイッチがあって3段階切り替え。

価格も¥4000程度とまあまあお買い得な感じだったので
ポチってみる。
外国製っぽい感じで、説明書もなかったが特に問題なし。

先日の撮影で早速使ってみた。
正直、ちょっとバカにしていた。こんなんで暖かいの?
が、その考えはすぐに覆る。

「暖かい!」
しかも、ものすごく暖かい。
最大パワーだと暑いくらいで、2番目がちょうどいいかな?

そもそも充分なくらい着込んでいる。
0℃くらいだと平気だけど-5℃になると寒いな~とか
1時間過ぎると冷えてくるな~、というレベルなので
多少なりとも熱源があるとホカホカなのだ。

もはやコタツに入っているかのように快適で、イスに座って
PCのまえに座っていると(もちろん外でね)暖かくて眠く
なってしまうほど。
いままで、手がかじかんで動かせなくなってたのがウソの
ようだし、素手でPC作業もラクラク。

撤収してからの帰り道、車中でも体が冷えてないので
暑いくらい。
しばし暖房もOFFにしてたりして。

あまりに快適で、これはもう手放せませんな~。

ちなみにバッテリーは4時間くらい使って2/3くらい
だったのでたぶん一晩持ちます。

2019年2月 4日 (月)

CMOSカメラのノイズ低減

CMOSカメラのクールピクセルやらダークノイズに起因すると
思われる微妙なノイズ。
多枚数をスタックすると、いわゆる「縮緬状ノイズ」が出てしまう。
大半はダーク補正で改善されるようだが、一部カメラでは
補正しきれずノイズが残ってしまう。
一時話題になったのはZWO社のASI1600系。
自分はASI1600MC CooLを持ったいたけど、このノイズが
どうにも解消できずに手放してしまった。
その後、メーカーでは改良があったようでCOOL→Proとして
再発売。
せっかくなので(笑)モノクロの1600MMProを購入。
使ってビックリ、今まではなんだったの?というくらいノイズが
少なくてバックが綺麗~。
条件によっては弱い縮緬ノイズが出るけどダーク補正でほぼ
完全に解消。
めでたしめでたし、と思っていたところ、とあるSNSで特殊な
方法でノイズを解消する方法を教えていただいた。

Hp
英語で書かれていますが、日本の方です。
右上をクリックするとグーグル先生が翻訳してくれます。

かいつまんで説明すると、、、。
原因となるクールピクセルはダーク補正では消しきれない。
(詳しくはあぷらなーと氏のブログを参照されています。)
そのため、特殊なフラットフレームを作ってクールピクセルを
あぶり出して補正に使うという方法。

特殊なフラットとは、、
ELパネル等ではなく超低照度(撮影時と同じくらいの照度)
で、撮影時と同じ露光時間で撮影する。
御本人は太陽撮影用の濃いNDフィルターを使われている
そうです。
そのフラットフレームを数百枚撮影してスタック。
これをSharpCapのFlatに指定して、LiveStackingにて
L画像を積み重ねていくというもの。

今まで聞いたことが無い手法で、ちょっと?????
だったのですが、御本人はこの方法で素晴らしく美しい
映像を撮影されています。
で、ちょっとだけ試してみました。

素材は先日撮影したコレ。

300d_sd2
実はこの実験のためにわざわざ短時間多枚数撮影
していたのです。
尚、諸事情により(SharpCapの扱いに習熟していないとか
完璧なFlatが撮れていないとか、いまいち加減が解からない
とかで)完全トレースな再現ではなく、自分なりな後処理です。
まずは普通にL画像のみDSSでスタック
10秒×320枚の一部強拡大。
320stack2552
盛大に縮緬ノイズが、、、のハズが
まあまあ出ているのですが、さすが改良型の「Pro」
たいしたことないかな?(笑)
ちょっとイヤな予感がしつつもダーク補正してみると

300d_sd552

う~~~~ん、ほぼ補正完了。
画像処理としては大成功だけど実験的には、、、、、。

ダーク補正で取り切れないノイズを消す、という試みなので
ノイズが残らないとどうにも。

とりあえず気を取り直してダーク無しで低照度フラットのみ
入れてみる。
Flatは200枚。
とりあえずND400とND100000の二枚重ねで。
同じくDSSにて。

Flat2
おおっ! パーフェクトではないもののかなりいいんじゃない? 
今までFlatだけでノイズが低減できるってありました?
うまくいけばかなり使えそうな予感。


完全に再現できていない理由の推測。
※ Flatフレームの枚数が少ない(300枚くらいあったほうが
いいらしいです。)
※ FlatのスタックがSharpCapではなくDSSで行った。
(ぼかし処理が入ると精度が落ちるそうです。DSSが
どうなのかは不明。)
※LiveStackとDSSによる後処理の差。

なにはともあれ、
「ダーク補正では消せないノイズをフラット補正で消す」
というのは朗報で、後処理でもたしかに効果があるようですが
自分のカメラ(1600MMPro)ではそもそも致命的な
「縮緬ノイズが出ない」
という実験的にはどうしようもない結果になってしまいました。
※他にもASI290とか、ノイズが出そうなカメラがあるので
引き続き実験する予定です。
電視とかDSOの撮影とかいろいろと使えそうです。

2019年1月22日 (火)

小さいアリガタが欲しい。

自分のシステムではだいたいの機材はアリガタで固定
するようになっている。
困ったことに、レンズやらガイド鏡やら撮影に応じて選択する
機材が多すぎてアリガタが足りない。
特に小径鏡用の小さいアリガタ。

現在はその都度アリガタを付け替えてセットしている。
正直めんどくさいし、いちいちネジ止めではワンタッチで
固定できるアリガタの恩恵を受けられない。
まあ、3本くらい買ってしまえば解決なんだけど、ここで
悪い虫が、、、。

「作ってしまうか。」
モノを作った事がある人ならわかるハズだが、ゼロから
モノを作るというのはかなり大変。
常識的に考えれば買った方がはるかに安くて高性能だ。

だが、そこに材料がある。機械もある、となるとついつい
手を出してしまうのがマニアというものだ。

とりあえず削ってみよう!
ミーリングマシンというボール盤の親玉みたいな機械に
セットして側面を削る。
市販のアリガタの角度は70度らしいのでヘッドを20度
傾けて削る。

Imgp0111
ドリルの側面にも刃がある「エンドミル」という工具で削る。


Imgp0112

両面を削ると、、、おおっ! ちょっとソレっぽいぞ。
が、ここからが大変。


Imgp0113

裏側をザクる。
軽量化とネジが収まるくぼみを作るため。
大量の削りカスが出る。


Imgp0114

15mm厚のアルミ板だったので10mm削る。
うわ~! 難し~。


Imgp0115

ネジを通す長穴を開ける。
最後にサラッとヤスリかけて終了。


で、
ジャ~ン!!

Imgp0116

Imgp0117

上は市販品(MoreBlue社製)
遠目で見るとなかなかいいんじゃない。
裏はかなり汚いけど、、、。


そして
ででん!!

Imgp0118
使用例。(一番左ね)
ボーグの36EDとASI1600MM with フィルターホイール。


作ったという実感はありますが、正直まったく割が合いません。
安いヤツだと2~3000円くらいなので間違いなく
買った方がいいです。
しかも本職の方が見たら笑っちゃうようなレベルだし。


でも、望遠レンズ用とガイド鏡用と、あと2つ必要なんだよな。
アルミ板はまだあるし、、、。
どうしよう(笑)



2018年12月27日 (木)

ひょっとして大発明? スーパーオートガイダー 5

完全に実用域になったのでたぶんこれが最後の検証です。

ガイド鏡     50mmF4 (200mm)
カメラ      ASI120MC-S (IRカット仕様のカバーガラス取外)
赤道儀        ビクセン SX2
ガイドソフト  PHD2 (露出時間 4秒)
上記の条件を統一して赤外フィルター(IR850)の有無を比較します。

まずちょっと想定外な事が、、、
「この日は割とシンチレーションが少ない。」
赤外光はシンチレーションによる影響を受けにくい、という検証
なのだが、どうなんだろう??
とりあえずスタート。

11146
まずはIRフィルター無し。定常光によるグラフ。
MinMotionを0.95にセットしてガイド信号が入らないようにした状態。
この段階では気付いていないのだが、重大なミスしてる事に後で
気付く。
「やけにPモーションがでかいな~」と思っている。

11141
IRフィルター装着。
線が綺麗になったところで気付く。
「なんで徐々にずれていくの??」「あっ、極軸がズレている!」
という大ポカ。
しかもフィルター無しのグラフと反対方向にズレていくぞ。
ひょっとして、砂利の駐車場だったのでなにかの拍子で赤道儀が
動いてしまったか?
まあ、フィルターの有無を見るだけだからいいか、という事で
グラフの検証。
星像の揺れはどうだろう?
IRのほうがやや小さいけど、それほど変わらないかな?


11147
グラフ中央を過ぎたあたりでMinMotion値を戻してガイド開始。
ガイド線が中央にグッと寄りました。

11143
IRフィルター装着で同じく中央過ぎでガイド開始。
さすがPHD2。
これだけ極軸がズレててもちゃんとガイドしてくれる。


ガイドグラフは微妙にIRのほうがいいかな? という程度。
で、注目は一番上に出ているグラフ。
これはS/N比。
フィルター無しのジグザグに比べてフィルター有はほぼ直線。
実際フィルター無しでは眼視でもチカチカして見えるが、フィルター
有りではビッと停止して見える。
ガイドに影響があるのかは不明。

そしてもう一つ、大きな発見。
F4のアクロマートという光学的にキツいガイド鏡使ってるせいか
星像が非常に悪い。
ほぼ点にはならず、ボケボケ。
今回は輪をかけてIRカット保護ガラスをはずしているのでなおさら。
実は以前、あまりの像の悪さに不安を覚えて、Borgの36EDという
対物レンズを購入したほどだ。(このレンズは現在撮影用に格上げ)

しかし、IRフィルターを使うことで星像がシャキッとして、かなり暗い
星まで見える。(上のグラフの写真でも星像の差は歴然。)
その結果、いままで微動装置でガイド鏡を動かしながらガイド星を
探していたけれど、現在は固定。どこを見ても必ずガイド星が
見つかるという利点が。

そんな訳で、この点だけでも自分的には
「赤外ガイドを使わない理由が無い。」
という結論。


最後にちょっと時間があったので露出時間の違いを検証。
上の状態から連続して(極軸が狂ったままで)露出時間を変更。

111415
4秒、6秒、8秒、10秒と変える。
変えたタイミングで一番上のS/N比のグラフのレベルが変わって
います。
結果的にはあまり変わらないかな?
極軸がズレてるせいか、10秒のグラフは多少振れが大きいよう
ですが、まあ許容範囲かな。


12/28追記
MinMotionを極端に小さくしてますが、星像が揺らがないので
ハンチングしていないところにも御注目!


「完」



2018年12月19日 (水)

三脚が欲しい!

以前にも書いたが、赤道儀が2台体制になったので同時運用するには
当然だが三脚がもう1脚必要。
定番のHAL三脚を購入か。(というかこれしかない)
と、よくよくメーカーHPを見てみたら新製品のカーボン三脚が出てる。
これか! と思うも重量物にカーボンってどうなの???
身近なカーボン製品は「しなう」イメージが強いのでなんとなく不安。
まあ、製品として出てるのだからそんなことは無いと思うけど。
あと、「軽い」らしいけど、自分は軽さに魅力を感じない。
三脚のパイプを分解して、中に砂を詰めたりするような人間だし(笑)

HAL三脚が実売価格約¥15000。カーボン三脚が実売価格約¥60000。
その差4倍、悩む。
と、なにげに天リフのNewsを見ていたところ、おもしろそうな広告を発見。

Photo

「強化型ステンレス三脚」 だと?
さっそテレスコープセンター アイベルのHPに飛ぶ。
実はこのアイベルは天文復帰の2013年、望遠鏡一式(GPD2赤道儀、C6等)
を購入する際にお世話になったショップなのだ。

肝心の三脚をよくよく見ると、、、
どうやらこれはスカイウォッチャー社の三脚を改造したものか?
価格は税込み約¥32000。HAL三脚の2倍だ。

実は自分はこういうサードパーティー製が大好きだ!
ビクセンの赤道儀にセレストロンのシュミカセ載せたり、
ニコンのカメラにシグマのレンズ付けたり、
ドスパラのBTOパソコン組んだり、
シマノコンポの自転車にフルクラムのホイール付けたり、
ヤマハのサックスにESMのマウスピース付けたり。
(後半はマニア向けな内容です、、、。)

一般的にサードパーティー製品は 「安い」 か 「性能がいい」 の
どちらかの場合が多い。
この製品は純正品よりも高い価格設定なので、かなり自信をもって
性能を推していることがうかがえる。

+アルファの価格ではるかに安定した強度を提供いたします。

と、堂々と謳ってるし。
まあ正直HAL三脚で強度不足を感じた事はないんだけど、おもしろそう
なので購入決定。
メールすると在庫ありとのことですぐ発送していただく。

Imgp0107

でで~ん!
さっそくゴツイのが届いた。

Imgp0108

ちなみに鬼門の「ツノ」はビクセン純正と思われる「丸形」です(笑)

Imgp0109

最初、「ゴツイ!」 と思ったけど、こうやって並べてみるとさほどでもない。
むしろHAL三脚のほうがゴツくないか?

というわけで2台運用体制ができあがりました。


※12/21追記  ↑のほうでビクセンのHAL三脚が実売価格¥15000と
          書きましたが¥25000の間違いでした。
          ¥15000はAL三脚でした。

2018年12月15日 (土)

貧者のRGB その2  M42編

さて撮影。

最近P46/Wirtanen彗星ばかり撮っていたのだが、季節柄オリオン座が
上がってくる時間帯なので定番のM42を撮ってみる。

まずは大失敗。
うっかりハイゲインのまま撮ってしまったのでコントラストが付きすぎ、
飽和防止のために撮った3秒露光のショットも真っ白に飛んでしまって
いるという失態、、、。
で、別な日に撮り直し。
ユニティゲインの139にセットして「R」の撮影。
3秒×10カットと60秒×10カット。

DSSのシグマクリッピングスタックで人工衛星を消してステライメージで
デジタル現像処理して云云かんぬん。

Hp

これはワイドHαみたいなものなので写って当然。
問題は「B」と「G」。

まずは「B」。

Hp_2

おおっ! 割と普通に写ってるぞ。

Hp_3

「G」。
これも普通っぽく見えるけど、実はかなりカブリまくり。
もろ光害波長なので当然なのだが、撮り方工夫すればなんとかなるかな?

いよいよRGB合成~、と思ったら問題発生。
画像の大きさ(ファイルサイズではなく)が違う。
「R」が間延びしてるというか、微妙に大きくてうまく重ならない。
フィルターの厚さとかの問題なのかな?
最初フォトショップで微調整していたが、Pixinsightで簡単に出来るという
情報があったのでそちらでやってみる。

改めてRGB合成。
そのあとフォトショップでチャチャっとお化粧。

ででん!


M42rgb5fb

※ 仕上がりがいまいちだったので写真入替ました(12/22)


おお~! ちゃんと出来てるじゃん。
しかも自分史上最高に写ってるぞ!
とてもIRカットフィルター+¥1000程度のジャンクフィルターで撮ったとは
思えない出来だ(笑)


フィルター毎にピント位置が違うとか、露出バランスが違うとか、
問題はあるけどかなり遊べそう。





 

2018年12月12日 (水)

貧者のRGB その1

前回の記事に書いたように、面白そうなパーツを入手してアストログラフ
もどきが出来上がったので次は、、、

「モノクロカメラでRGB撮影をやってみたい!」

実はうちにあるモノクロカメラ ZWOの「ASI1600MMPro」は31.7mmの小さな
フィルターが使える。
が、しかし、このフィルターでケラレないのはF5以上らしい。
サムヤンの135mmはF4で使っていたが、ひょっとしたらぎりぎりでケラレていた
のかもしれない。
所有のレンズ、望遠鏡は暗いモノばかりで、だいたい足りていたのだが、さすがに
F2.9は無理っぽい。
ZWOによると同社の31mmの枠無しフィルターだとF2あたりまで使える
そうだがフィルター一式と対応の電動フィルターホイールを揃えるとかなり
高額になるし、他メーカーのフィルターも使えない。
2インチフィルターで揃えるとこれもまた超高額。
もはやセンサーサイズの小さいカメラを買った方が安いんじゃないか?
という本末転倒な妄想に、、、、

そんな訳でフィルターのスペック表とにらめっこしながら考えてみた。
実験的に安いフィルターで代用できないの?


まずR(赤)
これはわりと有名な話なのでやってる人は多いんじゃないかな?

4961607152058_cthumb500xauto4397

R1フィルターの特性。

Zwoirc01d
IRカットフィルターの特性。

合体すると、、、、

R

Rというか半値幅の大きなHαフィルターもどきの出来上がり。
普通の天体カメラはIRカットフィルターが内蔵されているのでRフィルター
を付けるだけで完成だけどZWOのカメラはIRカットしてないので組み合わせが
必要になる。

やってみる。

Imgp0100

49mmのR1フィルターをバラして取り出す。
これはカニ目のネジではなく、バネみたいなクリップで固定している方式。
割らないように要注意。

Imgp0101

手持ちの2インチIRカットフィルターに重ねてみる。
当然2インチ(48mm)よりも49mmのほうが大きいと思っていたら、
なぜか同じ大きさ。(そんなもんなの??)
2インチの枠に2枚収まりそうだったので、周囲にアルミ箔をはさんで
組み立てる。

Imgp0102

ざっくりと半値幅40~50くらいのHαフィルターの完成。
40~50nmってめちゃくちゃワイドな感じだけど今現在バーダーの
35nmのフィルターを使ってたりするのでそんなに違和感ないです。

ちなみにIRカットフィルターはASI071MCProと一緒に買った物で約¥6000。
Rフィルターはヤフオクで即決¥250!(笑)

さて次はG(緑)。
緑は選択肢が少なくてたぶんコレしかない。
PO1フィルター。

Imgp0104

薄めのPO0と濃いめのPO1があるのだがPO1のほうがよさそう。
とりあえずケンコーとマルミで出してるみたいだけどケンコー製をヤフオクで
落札。¥350也。

4961607152072_cthumb500xauto4402

これはバンドパス的な特性なのでこのまま使えそう。
透過率が60%くらいだけど、ここは露出で調整。

最後はB(青)フィルター
これはほぼ選択肢無し。
ケンコーのライトバランス用フィルター、クールの8番。
LBC8もしくはC8と呼ばれている、夕方の赤い光を調整するためのフィルター。
これもヤフオク ¥350也


Imgp0103

4961607152157_c

ちょっとダルな特性だが、ピークが高い事に期待して試してみよう。

Imgp0105

かなりインチキ臭いけど、とりあえず揃ったぞ。
さあ、試してみよう!

続く。 
(実は既に撮影済みなのだが、忙しくてスタック処理が出来てません)

2018年12月11日 (火)

ニューウェポン!

購入してから結構時間が経ってしまったけど、ようやく晴れ間が見えて
試写が出来た~!

Imgp0106

ニュートンの焦点距離を×0.73にしつつコマ収差も補正するという,その名も
「Ackermannコマコレクターレデューサー」。
星見屋さんで購入。
大御所によるレビューもリンクされているので詳しくはそちらをご覧ください。

で、ようやく使ってみた。
手軽にカラーカメラ ASI294MCPro + BKP200であちこち撮ってみる。

M33hp

M33。 
ちょっとノイズが目立つけど、たぶん今までで一番写ってる。


Ngc253fb

NGC253。
低空でシーイングが悪く、いまいち締まりが悪いけど結構写ってる。


Hp

カシオペアのツィー周辺のIC59とIC63。
いままで何度もチャレンジしてきたけど、一度もまともに写らなかった難物。


M45hp

調子に乗ってM45の2コマモザイク。
しかも10秒×5枚の短時間露光。ここまで写るのか! と驚き。

かなりラフに撮ってるのでクオリティは低いけど、ポテンシャルは高そうだ。

今までF5.6とかF10とかの筒ばかり使ってきたのでこの「F2.9」という
明るさはクセになりそう(笑)

2018年11月 7日 (水)

ひょっとして大発明? スーパーオートガイダー 4

なんかやけにアクセス数が多いな、と思っていたら天リフさんに解説付きで
当ブログを紹介していただけていたようでした。

で、いろいろとコメントを頂けたようで、その中でPHD解説の御本家HIROPONさんより
「フィルターで暗くなった分、露出時間を長くしたことでシーイング安定の効果
があったのではないか?」との事。

なるほど! 見落としていました。
そりゃそうですよね~。比較実験するならそこを統一しないと。

とりあえず前回使えなかったASI120MCのIRカットフィルターを外す。

Imgp0092
分解は簡単ですが、CMOSセンサーが剥き出しになりました。
まあ、ノーズピースの先端に850のフィルター付けるので大丈夫でしょう。

またシンチレーションが激しくて撮影不向きな夜にテストしてみます。

より以前の記事一覧