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機材

2019年10月 3日 (木)

赤道儀の追尾が速い?

赤道儀の追尾精度が悪いというのはどういう事だろう?

極軸があっている状態でずっと露光していたら星像は
どのように動くのか?
Pモーションの範囲内で赤経方向に行ったり来たりする
もんだと思っていた。
久しぶりに短時間多枚数撮影をやってみたところ、ちょっと
違う動きが。
どうも1方向に延々とずれていくような気がする。
M57を10分くらい撮影したものを比較明合成してみた。
赤道儀はビクセンSXP。

Photo_20191003180801

画面左側に向かってだんだんズレていく。
(やや斜めなのはカメラが少々傾いている為)
どうも赤道儀の追尾速度がわずかに速いみたい。
オートガイダーを使った時、注意してみてみるとやっぱり逆転方向
にばかり補正している。(注 実際は逆転ではなくて減速)

最近、急にこの症状がでてきたような気がするんだけど、、、なんで??

ビクセンの赤道儀(SB10)は自動導入した対象物に合わせた速度で
ガイドするらしいけど、ちゃんとM57で導入したしな~???
説明書見たけど、微調整項目は無いみたいだし。

PECもバックラッシ補正も大気差補正もぜんぶOFFは確認済み。
ちなみにウォームギヤの1回転は480秒(8分)らしいが、
そういう周期でもないみたい。

要経過観察。



2019年9月13日 (金)

揺れる望遠鏡 その2 実験編

はじめに

なんの話かといえば「シュミカセは像がボテっとしている」。
でもそれは、ある条件下ではシーイングでもなく筒内気流
でもなく光軸不良でもなく地面からの振動で望遠鏡が共振
しているのではないか? という考察。

ほしぞLoveログ 「MEADE25cmシュミカセ星像改善」
(Samさん、すいませ~ん 勝手にリンクしました。)

その後も科学的に考察されていますが、そもそも地面は
どのくらいで揺れるの?という映像が撮れたのでYoutube
にUPしました。

車が近くを通ったりすれば間違いなく揺れます。
なんといっても足の裏で感じるほど揺れますから。

とりあえず土星を見ている状況で、望遠鏡のまわりを
うろうろしながらPC画面を撮影してみました。

Photo_20190913184701

撮影時点では画面が見えないので後から確認したのですが
想像以上に揺れていて驚きました。

ドンドンとジャンプしたりするのは論外ですが「走る」
はあるかも。
実際、冬なんかは寒くて周辺を走り回ったりしてます。
驚いたのは歩く程度や貧乏ゆすり程度でも像が揺れると
いうこと。
ガイドが安定してきたらPCとポータブル赤道儀の間を
行き来するなんていうのは当たり前にやってます。
ちなみに貧乏ゆすりは三脚先から1mくらいの位置。
これは各コード、ケーブルを適切に取りまわしてPCの
前の椅子に座っている状態です。
寒くて足がガタガタ、、、よくある光景です(笑)
これで風まで吹いていたら揺れないほうがオカシい、(T_T)

とりあえずそっと歩くにしても望遠鏡から1.5m以上
離れたほうがいいようです。

※前回けむけむさんに教えていただいた防振パッドも
持って行ったのですが曇ってしまったので検証できず、でした。








2019年9月10日 (火)

地味に軍拡

6テラのHDDを増設したばかりだというのに
既に底が見えてきた。
更に増設! と思うもPCケースの中はHDDが
ギッシリで余裕がありませ~ん。

と言う訳で外付け用のドライブケースを共に
購入。

Imgp0150

Imgp0151

ハードディスクは驚きの8テラ!
¥15000也。

Imgp0153

ドライブケースは2基積タイプなので、前回外した
3テラを一緒に載せる。
8テラ+3テラで、合計11テラの増設。

さすがにしばらくは大丈夫だろう(笑)





2019年9月 7日 (土)

試写 網状星雲

古いレンズが出てきた。
ニコンの180mmF2.8ED。マニュアルフォーカスのヤツ。
EDと謳っているのに、通称「R」マーク付き。
このRマークというのは赤外フィルムを使うときの指標。
昔103aEとか使ってHαを撮影するとき、ピントを
∞とRの中間までズラすというのがお決まり。
Hαと通常光とは同時にピントが合わないのだ。
まあ、当時のモノクロフィルムはこのあたりの感度が
極端に低かったので問題はなかったのでしょう。
ギリギリ写るカラーフィルムだと「像が甘い」とか
言われたりして、、、。

が、モノクロ、それもナローだと問題なく使えたりする
のはみなさんご承知の通り。
でも、色収差は解決できても周辺像が悪かったりしたら
イヤなのでサラッと試写してみた。

とはいっても、ず~~~~と晴れない。
でも先日ちょっとだけ晴れたので急いでテスト。
まあ晴れたといってもかなり透明度悪い。
しかも街中撮影で、かなり明るいので星がほとんど見えない。
こんな時強い味方が「自動導入」。
天頂付近の網状星雲を撮ってみる。
露出1秒の電視状態でフレーミングするのだが、「い」の
形がうっすら見えてちょっと驚き。
雲がせまってきたのでさっさと撮影。
ASI1600MMProの冷却無し。(冷却用の電源ケーブルを
忘れてきた)
オートガイド無し(電源用のモバイルバッテリーを
忘れてきた)
OⅢフィルター(Hαフィルターを忘れてきた)
という怠けた撮影。5分×4枚で終了。

さっそくスタックしてみると、、、、
「なんじゃ~! こりゃ~!」的な真っ白&ノイズだらけ。
あまりにノイズやらホットピクセルやらが多いので
ダーク減算を試みるも、温度が合わない為か周辺の
アンプグローが消えない。
それでもうっすらと像が浮かび上がってきた。
周辺をカットしてさらにいろいろと技術を駆使して、、、

Ami

こんな感じ。
さすがに快晴&暗い空で撮ったものとは比べ物にならないが
それなりに写っている。
いや、むしろ街中の眠い空でよくここまで写るもんだ。
ちゃんと冷却して、もうちょっと時間延ばして、Hαも
撮ればかなりいけそうな感じ。

今回は画質チェックが目的だったのでとりあえず合格かな。
フルサイズ用のレンズをフォーサーズで使ってるだけあって
周辺まで綺麗な点像です。
あと、この焦点距離だとオートガイドはいらないですね。
ちなみに赤道儀はビクセンSX2。

はやく晴れないかな~。
月があるからどっちみちしばらくダメですね。






2019年9月 2日 (月)

揺れる望遠鏡

昨今、各方面で望遠鏡の振動について考察されて
いますが、、。

単純な話、触れば揺れるし風が吹けば揺れる。
なんで??

一番大きいのは各所の剛性不足。
鏡筒の先端を持って思いっきり揺らしてみると
あちこちしなうのが解る。
しなうだけならいいが、バネ的な効果が出て
振動してしまうのがクセモノ。
あとバックラッシ含め各部の微細なガタも要因。
風が吹けばカタカタと動いてしまう。
これを防ぐにはバランスを崩してセッティングする
のが一般的。
でも揺れるんだよな~。

で、自分がやってる対策はコレ。

Img_5343

ゴム紐で引っ張ってテンションかける(笑)
しかも結構強めに。
少なくとも風に対してはかなり効果ありますよ。
はじめは3~4本であっちこっちに引っ張ってたの
ですが、あまり効果が変わらなくて現在は1本です。

本当はゴムじゃなくて減衰効果のある小型のオイルダンパー
(ラジコンの車用とか)を使ってみたかったんだけど
とりあえず実用になってるのでまあヨシかと。


地面の振動による共振対策については皆様の研究に期待します。

2019年7月 5日 (金)

ジコチューで行こう!

少々遠回りな話をします。

FMで乃木坂46の「ジコチューで行こう!」という
曲が流れていました。
よくよく聞いてみるとなんだか天体写真撮る人達に
ピッタリな歌詞。


サビ部分を一部抜粋

この青空を無駄にはしない 夕立もきっと来るだろう
今しかできない事がある
絶対
どんなに呆れられても 思い通りにやるべきだ
嫌われたっていいじゃないか
マイペース マイペース

この瞬間を無駄にはしない 人生あっという間だ
周りなんか関係ない
そうだ
何をいわれてもいい やりたいことをやるんだ
ジコチューだっていいじゃないか
マイウェイ マイウェイ


う~~~ん、微妙に沁みる歌詞だ。
そうだよな~。やりたいことはやるべきだよな~

そもそもなんで自分が天体写真を撮り始めたのか?
考えてみた。
40年も前、今と違って、真っ暗な山でキャンプした時、
「曇か?」と見間違うほどクッキリと見えた天の川。
コイツを写真に収めたい、と思ったのが最初。
ところが超広角レンズは非常に高価で、中高生には
高嶺の花。
さらにだんだん酷くなる光害にも悩まされ、
徐々に月や惑星、望遠レンズで撮る星雲星団へ
シフトしていったのだ。まあ望遠レンズも高いけどね。

そして数十年の中断の後、デジタルで天体写真復帰。
相変わらず長めの焦点だけどね。
それでも「天の川を撮りたい!」という願望はあったから
何度かチャレンジ。

「昇る天の川」

不満はあるけどフィルム時代には考えられなかったほど
写っている。
なぜ不満を感じるかと言えばもっともっと綺麗に
写っている写真が、世の中にはたくさんあるからだ。
もちろん撮影者の技量もさることながら、空の暗い
場所への遠征は必須だろうが、その辺はやる気の問題。
そして願わくば高性能なカメラがあればなお良し。
広角に強い「フルサイズ」ならもっと良し。
で、定番な改造6Dをずっと検討していたんだけど
ニコン党だったので、レンズが全部ニコン用なんだよな~
アダプターで使えることは使えるんだけど、いまいち
使い勝手がわるくて、、、。

という背景があることを踏まえて。
毎日高温多湿な梅雨らしい気候が続いています。
ポチリヌス菌が蔓延しているのは想像に難くない。

そんな訳で「ニコンD810A」がやってきました(笑)

Img_5239

さあ、ここでもう一度乃木坂46の曲を聴いてみよう

♪ この瞬間を無駄にはしない 人生あっという間だ
  周りなんか関係ない
  そうだ
  何をいわれてもいい やりたいことをやるんだ
  ジコチューだっていいじゃないか
  マイウェイ マイウェイ

同世代の秋元康氏からのメッセージです(笑)




2019年6月 6日 (木)

適正なオフセットについて 3

しつこくオフセットの話。

せっかくなのでASI183MMも試してみた。
ASCOMによるとゲイン0だとオフセットは10。
ユニティゲインの111だとオフセットは10。えっ?
最大の270だとオフセットは10。ええって???

よくわからないが、とりあえずゲイン350、
オフセット10で撮ってみた。

18327010

う~ん、まったく解らないが10でぜんぜん問題ないみたい。

ほかのカメラはすべてゲインを上げると適正オフセットも
上がってくるんだけど、この183だけ10のまま???

一つ気が付いたのは、このカメラ、ノイズが非常に少ない。
数枚もスタックすると本当にスベスベになる。
そういうのも関係あるのかな?
訳解らなくなったので検証はこれにて終了。

とりあえずハイゲインのオフセット値は把握できたので
実践投入です。

あっ、次の新月期はもう梅雨かな?







2019年6月 5日 (水)

適正なオフセットについて 2


大変な間違いを犯すところだった。
ざっくり言ってしまうと前回の記事の内容は無し。
しれっと削除して書きなおそうかとも思いましたが、
アクセス解析を見ると、結構な人数の閲覧者が
いらっしゃったようなので。

なにがどうかというと、
ヒストグラムの裾野の限界はどこなのか?
どんどん拡大してたどって見ると、、、

40011012

こちらは1枚モノのヒストグラム。
全体が荒れているうえに最暗部になにやら小山がある。
さらに拡大。

4001101

これは何だろう? ノイズ?
切っちゃったほうがいいの? 残したほうがいいの?

オフセット値をいじりながら試写してみるが、なぜか
山の感じが変わらない。
ひょっとしてこの辺全部ノイズか?

と言う訳で5枚スタックしてみた。

4001105

なんだか自然な感じになってきたぞ。
さらに10枚スタック

40011010

暗い部分がだいぶすっきりしてきた。
さらに20枚スタック

40011020

おおっ! 
せっかくなのでさらに50枚スタック

40011050

ノイズがほぼなくなった。
この状態で判断しないとダメなんじゃないのかな。


400110502

縮小してみると1枚ものとは似ても似つかぬスラっと
した山。
こうしてみるとオフセット値が大きすぎる(山が右へ
ズレすぎ)。
おおまかにゲイン450だとオフセットは90前後だと
思われます。

検証が長時間になってしまった為、カメラが過熱。
別なノイズが出てくるとイヤなので本日はこれにて
終了となりました。

 

 

2019年6月 3日 (月)

適正なオフセットについて

 

CMOSカメラの「オフセット」

正直、いまでも完全に理解していません。
メーカーの推奨値をそのままセットしていたり
ASCOMドライバーまかせだったり。

最近、ASI290MMを使って小さな惑星状星雲なんかを
撮ってみて、もう少しゲインをあげてもいいような
気がするのだけど、ASCOMでは300以上には
上げられません。
なんでもこのカメラはゲイン~300まではアナログ、
それ以上はデジタル的に増感しているそうな。
言ってしまえば「300超えると画質が悪くなるよ」
という事。
しかし、Dレンジに余裕があったり、とりあえず
写ってほしい! 的な場合、少々荒れてもいいかな
という場面も。
実際、自分でも惑星なんかだと350くらいまで
上げることもあるし、500とか600とかで
使っている方もいらっしゃいます。

で、困るのが適正なオフセット値。
ASCOMドライバーによれば最高ゲイン300での
オフセット値は75だそうです。
ざっくり言うと、ヒストグラムの左側がカットされない
ように設定すればいいらしい。
いまいちピンとこないので、試写してみる。

ゲイン450にセットしてオフセット値がグッと低めの
30。露出10秒だと、、、。

40030

一見普通だが拡大してみると。

450303

ふんふん。たしかに左側が切れている。
こうなってしまうと、暗い部分がカットされているので
何枚スタックしても淡い部分が浮き上がってこない。
あと、左端がなんで16なのかも不明。
で、オフセット値を120にしてみると。

4501202

さて、このあたりから知識の無さが露呈してしまうが、、、
ヒストグラムの山が右にズレてまともになった
ように見えるけど、山の左裾にスライダーをあわせると
「-222」????
マイナス? 
明るさの最小がマイナスとはこれいかに?

ググってみたらすぐにヒット。
変態(この世界での最高敬称)でおなじみの
あぷらなーと氏のブログに行きついた(笑)
どうやらノイズ等の関係で少々マイナスにふれることも
あるらしい。
さらに輝度の最小値が16なのも正常らしい。
ここら辺はまったく理解していないけど、「いいらしい」
ということでスルー。

ちなみにASCOMの値だとマイナスに振れることはない
ようなのでさらにオフセット値を上げる。 
130だと、

4501302

最小地点が93。
これくらいでいいのかな?

こういうことでいいのかな?
オフセット。

とりあえず
ASI290MMのオフセット値は
ゲイン400で95
ゲイン450で130となりました。
さて、どれくらい荒れるのか、早く撮ってみたいぞ。


 

2019年5月25日 (土)

天体写真撮影用の最適パソコンとは? (月、惑星編)

前回の (星野編) に続いて「月、惑星編」です。

たしか2016年くらいだったかな~?
「木星や土星を撮ってみたい」と思い立ってセンサーの
小さなCMOSカメラを購入する。
時同じく、天文系のSNSに入会し諸先輩方の御指導をいただく。

惑星撮影とは、細かいことは抜きにしてザックリ言えば
「超高倍率で大量に撮る」という事。
なぜ大量に撮るのかと言えば、星像がめまぐるしく変化し、
安定しないのでたくさん撮っていいコマだけ抜き出して使おう
という、いわばラッキーイメージング的な発想。

写真の基本とは、、
 「構図」
 「露出」
 「ピント」 でだいたい決まる。
とりあえず日の丸構図だし、露出はヒストグラム見ながら
合わせればいいのでクリア。
問題はピント。
とにかくピントが合わない。
合わないというか、合っているのか合っていないのかすら
解らない。
なんでも惑星シーズンの始まりあたりは、日本の上空に
ジェット気流が居座っていて大気が激しくかき乱されているそうな。
当然、ベテランの皆さんもボヤっとした写真をSNSにUPされ、
「気流状態が悪く、これが精一杯」とコメントされるので
そんなもんだと思っていた。
ところがシーズンが進むと状況が変わる。
「昨日はシーイングが良かったのでよく撮れた。」と
目を見張るような写真をUPされる。
自分は相も変わらずボケボケ状態。
ちなみに月も同じ状態。とにかくボケボケ写真しか撮れない。
揺れが少なくて、シーイングが良さそうな時でさえダメ。
「東北地方だから」とか「筒内気流」とかアドバイスをいただくが
まったく改善しない。
そもそもピントが合って見えることなど一瞬たりとも無い。

「おかしい。」

考えること1年。
細かくファクターをつぶしていく。

まず、気付いた事。
アイドリング時というかプレビュー画面と、いざキャプチャーONして
撮像中の映像が微妙に違う。プレビュー中の画像はリアルに像が波打って
空気の流れというか乱れ具合が綺麗に見える。対して撮像中の画像は
ノイズ感があるというかザラっとした印象。
使用していたキャプチャーソフト「FireCapcher」の情報を漁ってみる。
国内の情報があまり無く、外国(英語圏以外も)の方のHPばかりだったので
なかなか大変。専門用語が入ると翻訳ソフトもお手上げなので理解に
時間がかかりました。
で、ようやく解ったのが
「プレビュー中の映像はカメラが吐き出す映像をそのまま表示している。」
「その速度は画面に表示されているFPS通り50FPSとか80FPSとか」
「撮像中の映像はかなり間引いて20~30FPSくらいで表示している。」
という事。
キャプチャーを優先させるためにそういう仕様になっているらしい。
どこかに調整する箇所があるらしいけどキャプチャー速度が落ちるから
いじるな、との説明も。
「FPS」(フレーム パー セコンド)画面/秒という意味。
このFPSでいろいろググっていたらPCの方にたどり着いた。
なんでも一般的なPCは20~30FPS程度の表示ができるように作っている
らしい。PCでDVDを見る人はそれほど多くないだろうけど、写真を
表示したりグラフを作ったりと「静止画」を「キレイに」表示する
ほうが一般的らしい。(当時)

大型テレビが出始めのころを覚えているだろうか?
「プラズマ式」VS「液晶式」で市場が2つに割れていた。
メーカー曰く、「スポーツ観戦のように速い動きをみるならプラズマ」
みたいな宣伝だったと記憶してます。
実際、そのころの液晶は性能が悪く、反応が遅いし残像が多いしで
見ててイライラする代物でした。
まあ、時代とともに性能は良くなっているんだろうけど、上記の理由で
PCにそれほど高級な液晶パネルが搭載されているとも思えません。

調べてみたら大体のモニターのスペックには「応答速度」という項目が
あって、普通のモニターだとだいたい15msくらいらしい。
(当然、応答速度が速いモニターは高い)
なのでさらに安いノートPCの液晶の応答速度が速い訳もなく、さらに
遅いことも考えられます。

という事を踏まえて考えてみると、ピント合わせ時の映像は元60~80、
場合によっては100FPS以上のデーターが数フレームごとの加算平均状態
で表示されているのではないか?
そんなんじゃ対象が動いているかぎりピントが合う瞬間なんか見える
わけないじゃん(T_T)

これってPCの性能でどうにかなるの?
調べてみた、というかショップで聞いてみた。
すると、いとも簡単に「それならゲーミングPCを使ったら?」との事。
「ゲーミングPC ???」
なんでも3Dゲームというカテゴリが有って、超高速描画性能が必要な
モノらしい。
安物でも60FPSはクリア、高級品だと120FPSだそうだ。
この速度で1コマ1コマ描画できるから、そんなカメラ映像なら余裕、
みたいな説明。

と言う訳で買ってみた。
というかBTOで組んでみた。

Imgp0124

価格は約¥140000。(この時点では小容量SSDとHDの2基積)
前記の低性能PCのおよそ5倍の価格だけど、市販の高級ノートPC
の半分くらいかな?

使ってみて驚いた。
いままでの苦労はなんだったんだろう?
ハッキリ見えるので確実にジャスピン出来る。
マイクロフォーカサーも電動フォーカサーも全部外した。
ピントは合わせた。写りが悪いのはシーイングが悪いからだ、
と言い切れるほどラクチン。
しかもキーボードは光るし、SSDは3基も積めるし、
これぞ「月、惑星」撮影用のパーフェクトPC!

ちなみに欠点。
おそらく描画用のGPUがメチャクチャ電気を食うのですぐ
バッテリーがなくなる。
本体だけだと1~1.5時間くらい。モバイルバッテリー使っても
+1.5時間くらい。もっと使うにはさらにバッテリーが必要。


そんな訳でPCは用途に合わせて2台使いです。
処理用はデスクトップ機を使用。

尚、記事内容は私自身の経験と主観とかなりの偏見から
成り立っていますので参考程度にしておいて下さい。

より以前の記事一覧