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彗星

2024年10月28日 (月)

ついに撮れた!「C/2023A3 紫金山・アトラス彗星」

10/25、この晴れ間がおそらく最後のチャンスかな?
という訳で天気図とにらめっこしながら山形県の月山へ
プチ遠征。
プチとはいっても往復250km、高速料金が¥5000、
ガソリン代もそれなりにかかるので「ここぞ」という時
じゃないとなかなか思い切れない。
思い出せば13Pオルバース彗星やネオワイズ彗星も
ここに撮りに来たな~。

全速力で仕事を切り上げスカイメモとカメラを積み込んで
出発。
現地に着くと、、、曇ってます(T_T)
オマケにガスってきて一面霧の中、、、。
そこそこ標高があるので山の上のほうだけ雲がかかってる
ような感じです。
下ったところにある公園に移動しようか。
とは言っても10kmほどあるので少々待機しながら雲を観察
しているとなんとなく晴れてきそうな気配。
まだまだ高度があるようなので安心して待っていると、
おおっ! 見えるぞ!(双眼鏡で)

A3sns
D810A シグマArt50mmF1.4→4 ISO3200 30秒×18枚
スカイメモRSでガイド Pixinsight PS FlatAidePro(カブリ補正)

天の川との見事なコラボレーションになりました。
50mmではちょっと小さいかなとも思いましたがなかなか
いいじゃありませんか。

蛇足ですが、このレンズを買った時、「標準レンズに10万オーバーとか
バカじゃないの?」とか言ってた友人Aへ。
見たか!これがシグマArtだぜ!

Dsc_1707sns
こちらは24mm(ちょっとトリミング)の絵。

オマケ
Now_20241028195601
車を入れて記念写真撮ってたら彗星の脇に流星(たぶん)が
写りました。

またしばらく晴れそうにないのでこれでおしまいかな?
さよならA3。


2024年10月 2日 (水)

「紫金山・アトラス彗星」、、、玉砕。

台風が逸れて天気が良さそうなので早朝の彗星を
狙ってみました。
真っ暗なうちから試写しながら待機。

とりあえず彗星っぽいのは見えません。
写真には写るかも、と時折シャッターを切りながら
映像を確認するもダメです。
明るくなってきてもずっとシャッターを切り続けます。
が、ぜんぜんダメです。
低空のモヤに埋もれてしまったのでしょうか?

ついに太陽が昇ってきました。

という訳で「日の出」の写真を撮って終了。

Now_20241002193501
ひょっとして想像してるよりもずっと暗いのかな?

2024年7月 2日 (火)

彗星を追え! 13P/Olbers

オルバース彗星。
C/2023A3 紫金山・アトラス彗星よりもさらに低空です。

梅雨真っ只中ですが晴れ間があったので挑戦してみました。
が、いつものように低空は超モヤモヤで透明度最悪です。
数キロ先のビル群でさえ霞んで良く見えません。
ダメ元で蔵王に行ってみましたが夕方の段階で雲が多く
望み薄。
思い切って足を伸ばし、日本海側の山形県は月山(がっさん)
まで行ってみました。
向かう途中、気圧の為ボトルホルダーのペットボトルがパキパキと
音を立てる状況で、そこそこの標高が望めます。
天頂付近は抜けるような青空ですが低空は、、、
「う~ん」な感じ(T_T)
それでもこれ以上行き先がないので準備して日没を待ちます。
薄暗くなって北極星を確認。セッティングが完了するころには
高度20°を切っています。
露光1秒で導入するとボヤっとした光芒がすぐ解る位明るいです。
ゲインを上げると「尾が見える!!」
という訳で例によって薄明るいうちから撮りまくります。
そして例によって8割方ボツになります(T_T)

翌日スタック処理しますが、壊滅的にフラットが合いません。
フラット補正しないでソフト任せのほうがいいかな?
と思うほど合いません、、、。

それでも吟味に吟味を重ねて、
でで~ん!
13psns
GINJI-150FN ×0.73レデューサー ASI294MCpro(-5℃)
70s×10枚 DSS Pixinsight フラットエイドPro PS

撮影時、モニターでは見えませんでしたがイオンテールが
画面からはみ出すほど伸びているようです。
たてにすべきだったな~(後悔)
下側のモヤっとしたのはダストテールかな?
かつてのZTF彗星みたいな形ですね。

天気予報はずっと晴れ間無しなのでこれが最後かな。
往復240kmのドライブでした。

2024年6月12日 (水)

C2023/A3 Tsuchinshan-ATLAS彗星

2023a3
GINJI-150FN ×0.75レデューサー ASI294MCPro(-5℃) 
IR/UVカットフィルター SXP赤道儀(恒星基準ガイド)
90s×20枚

あいかわらず春のモヤっとした空なので少しでも良い
条件を求めて近くの山へ行ってきました(標高約600m)
低空の月を撮った後、コントローラーを見ながら座標を
あわせると画面に尾を引いた彗星が現れました。
1秒露光でちゃんと彗星らしい形に見えるのでそこそこの
明るさのようです。
画面を見つめながら数枚撮ってみたところ、さほど動きが
速くないようなので露光時間は90秒にセット。


近くに月が居るのと街灯が結構明るい為か、後撮りのFlatが
ぜんぜん合いません(T_T)
最終的にGraXpertで仕上げてます。
彗星基準でスタックしたので恒星が若干伸びましたが
BXT効果で「ほぼ」丸くなってくれました。

前回12Pを撮った時、想定以上に尾が伸びていて画面から
はみ出してしまっていたので今回は余裕をもって左側に
スペースを作りましたが、、、伸びてませんね(笑)

大彗星になるのかな?

2024年4月 8日 (月)

これで最後か? 12Pポン・ブルックス彗星

もうね、撮影可能な暗さになった時点で沈む寸前。

この日は80秒露光で11枚撮影。
最初の1枚は空が明るくて除外。終わりの3枚は
地表の木が入ってしまったので除外。
なんと7枚しか撮れない~。
しかも黄砂の影響か、空が真っ黄色で透明度最悪。
モニターでも頭部しか見えません(T_T)

惨敗を予想して処理する気にもなりませんでしたが
とりあえずスタックしてみたら微妙に見える!

_12psns
76EDPH ASI071MCPro 80s×7枚

かろうじて絵になったかな?

ちなみに空はこんな感じで真っ黄っ黄。
12p_20240408160901

しばらく晴れそうもないし、月も大きくなってくるし
これで終わりかな~?



2024年4月 1日 (月)

新鏡筒で12P 再び(3/29)

まずは結果。
12psns3

この日は朝から雨でした。
が、予報によれば夕方から晴れる、、、とのこと。
ココを逃すと天気が微妙だし黄砂等の問題もあり
最後のチャンスかも。
という訳で17時くらいから待機。

Img_8512
予報通り徐々に晴れてくるものの彗星付近のみ雲が、、、
まあ、とにかくセッティングを済ませ、ただ待つ。
明るい星(木星)でアライメントし、彗星は一発導入成功。
使えないのを承知で延々と撮りまくる。
雲もだんだんと無くなってきてクリアな空になってきた。

充分に暗くなった(と思われる)あたりで露光時間を
調整して本格撮影開始。
沈むまで約30分、80秒で25枚撮影完了。

さて張り切ってスタック作業。
ところが「あれっ、すごく写りが悪いぞ。」
一枚一枚チェックしてみると、、、

初めの1/3くらいは空が明るくてコントラストが低い。
終わりの1/3くらいは低空すぎてコントラストが低い。
Sns_20240401134901
これは彗星が沈んだ後の写真。
白丸あたりが彗星の位置ですが、こうやって見ると
光害エリアにカブってるし左側(仙台市の光害)よりも
黄色い。黄砂の影響か?

気を取り直して中間の10枚を厳選して再スタック。
枚数が少ないけど結構写ってる感じ。
前回438mmではみだし気味だったので今回は342mm。
よく見るとこれでもはみ出してるような気も。
強く炙るともっとイオンテールが出るんだけど、
荒れない程度、写真として綺麗に見える範囲でやめて
おきました。

さて、今回使った望遠鏡は、
Img_e8510
シャープスターの76EDPH。
よくよく調べもせずポチっちゃいました、もちろん中古で。
あとから調べたら既に生産終了っぽくてAskarブランドに
切り替わってしまったみたい。
おかげでRedCat51よりも安く買えましたよ(笑)
実はこれが初めての本格的屈折鏡筒。
長く使えそうです。



2024年3月28日 (木)

12P ポン・ブルックス彗星

5度目の出撃でようやく撮影成功。
毎度低空の雲に見舞われ、その姿さえ見れなかった12P。
とはいえ今回もかなり透明度悪いです。
とりあえず雲は無いようなのでチャレンジ。

まだ明るいうちからスタンバって暗くなるのを待ちます。
薄明るいうちから10秒露光で撮影開始。
暗くなるにつれ20秒、30秒、60秒と保険撮影。
本番は70秒露光で20枚撮影。
うち厳選の15枚をスタック。

結果。
12p
尾が想定以上に伸びていてフレームに収まりません。
というか薄明の影響か、フラットが壊滅的に合わず、
かなりトリミングしてるので。
しかも低空のモヤモヤとユラユラでボケボケな仕上がり(笑)

GINJI-150FN ×0.73レデューサー ASI071MCPro
70秒×20枚→15枚
彗星基準スタックですが、禁断のBXT3度掛けでむりやり
星を点にしてます。

Dsc_1614_abe
見よ!、この限りなく水平に近い望遠鏡の角度!

せめて仰角30度くらいで出現してほしいな~



2024年2月15日 (木)

144P 串田彗星

天頂付近に居て撮りやすいので狙ってみました。
実はこの3日前にも撮影したのですが、
アルデバランに近すぎてハレーションというか
ゴーストが出て撃沈してました、、、

ようやく視野外になるくらい移動したので再撮影。

Photo_20240215192701
GINJI-150FN ×0.73レデューサー ASI071MCPro(-10℃)
70秒×40枚 DSSでスタック Pixinsightで画像処理

小さいけど綺麗なグリーンのコマが広がっていますね。
40枚スタックしましたが尾は見えないです。




2023年12月 6日 (水)

0012P ポン・ブルックス彗星

今日は一日中雨。
が、GPV予報によると18時~19時くらいに晴れ間が
あるみたい。
という訳で急いで準備。
いつもの撮影ポイントに行くと、、、ガスってる。
昼間の気温が高かったためか、日が落ちて気温が下がり
湿度MAXになっていると思われます。

急遽撮影地を変更。山を登ってみます。
するとそこは、、、おおっ!晴れてる。

手持ちの中で一番明るい鏡筒、BKP200を準備。
レデューサーを付けてF2.9という明るさ。
これに感度が高そうなASI294MCProをセット。
ベガが近くて厳しそうだけど、とりあえず撮る。

Sns_20231206222001
BKP200 ×0.73レデューサー ASI294MCPro(-5℃)
90s×6コマ SXP赤道儀でノーガイド撮影

いろいろいじくってみたけど自分の技量ではこれくらいが
限界かな~。
周りのコマみたいなのが写りました。


2023年11月10日 (金)

C/2023 H2 レモン彗星

とりいそぎのザっと処理。
まあ、これ以上どうにもならないと思うけど。

Lemonsns
GINJI-150FN ×0.73レデューサー(F2.9) ASI071MCPro
30s×20枚

Pixinsightの彗星スタックがよくわからないのでDSSで
スタックしました。
時間が無くてフラットが撮れてないので半分くらいに
トリミング。
うっすら尾が写ったかな?



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