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4月1日

2022年4月 1日 (金)

カーボンパーツで赤道儀の軽量化

ドイツ式赤道儀の軽量化の最大のネックとなっていたバランスウェイト。
ついにカーボン製の超軽量ウェイトが発売されましたので
ビクセンに使えそうなφ20mm穴径の製品を個人輸入しました。

Carbon

純正品の重量が3.7kgあるのに対してカーボンウェイトはなんと驚きの85g!
およそ3.6kgもの軽量化です。
移動が楽になったことに加え、軽くなった分ワンサイズ重い鏡筒を搭載する
余裕もできました。
なぜ今までなかったんだろう? 
まさに「目から鱗」の大発明ですね。
大型赤道儀なら数十キロにも及ぶ軽量化が可能です。
アメリカはイーストカロライナ州の「US Optic Lab社」製。
これまた軽量の中空チタンネジ付、2個セットで800ドルです。
今回はなるべく軽くしたいので1個使ってみました。
おそらく自分が世界唯一のユーザーかと思われます。

2019年4月 1日 (月)

金メッキ鏡による月撮影

普通、反射望遠鏡のミラーはアルミメッキです。
では「金」メッキだとなにがちがうんだろ?

Cimg05992

メーカーの説明によると、、、
「Edmond Optics」のページへリンク

グラフを見ると解るように赤外域の反射率が桁違いに高い。

ではカメラはどうだ?

Asi290mmqee1529566472161

こちらはZWO社のモノクロカメラの感度分布図。
ギリギリ1000nmあたりまで使えそう。
一見、かなり感度が低そうだけど、金メッキによる
反射率の向上と実際の光量(たとえば月は直接日光が
当たっているのでかなり多い)で通常光とあまり
変わらない。

これにIRパスフィルターを組み合わせる。

Itf100rm_g
図中の「ITF-100RM」が良さそうだ。

これでおおよそ1000nm~の赤外撮影が可能になった。
もはやほとんど大気の影響を受けず、揺らぎません。

で、せっかくなのでLRGBでカラー化してみたい。

カラー画像は独特だ。

201808221230_2rgbmoon_33439

まあ、想像通りまっ黄黄です。
でも各色の反射率はわかっているので補正は割と簡単。

と言う訳で、最近の自分の月の写真は良く写ってるでしょ?




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