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画像処理

2021年2月19日 (金)

爆速! StarNet++

ちょっと前の話題ですが、処理に時間がかかる「StarNet++」
を高速に処理するワザが紹介されていました。
個人的にはStarNetはあまり使わなかったので試すこともなく
今に至っていましたが、せっかく高価な(笑)グラボを積んで
いるのでやってみました。

Img_6333

紹介されているのはこちらのサイト

ざっくり言うとCUDAという技術を使ってGPUに処理させる
というもの by  NVIDIA製の対応グラボ。

現在はStride128でD810Aの画像を処理すると気が遠くなるほど
時間がかかります。
PC素人なので詳細は解りませんが、↑ のサイトの説明のとおりに
セットアップしてみると、、、。

StarNetを動作させてみると10秒ほど変化無し。
「なんだ、動かないじゃん。」と思った瞬間驚きの速度で処理進行。
わずか20秒ちょいで完了。 速い!

Photo_20210219183601
CPUとGPUで並列処理みたいな感じだったけど、CPU使用率は
60%から7%に低下。
が、よく見るとGPUも7%になっている。
恐るべしGPU。
(ちなみにGPUとはGraphicProcessingUnitの略で画像専用の
プロセッサーで、3Dゲーム等高速描画のための部品です。)

StarNetはPixinsightからの起動ですが、ネットの情報によると
単体からの起動でもちゃんと高速動作するようです。
対応グラボ持ってる方は試す価値ありだと思います。


 

 

2020年12月10日 (木)

またまたゲインの謎 一眼レフ編

前回、CMOSカメラのゲインを変えて撮った画像を
比較してみたが、一眼レフの場合はどうなんだろう?

オリオン座を撮って比較してみた。
データは
D810A サムヤン135mmF2.0→4
ASTRO LPRフィルター
露出180秒 スカイメモでガイド
ISOは800、1600、6400

Orion1
撮って出しだとこんな感じ。
ISO800は写ってるのか?と不安になるほど暗い。
一方、ISO6400は素のままでも普通に見れる。

オートストレッチを使ってレベルを揃えてみると、
Orion2
ISO800とISO1600はほとんど差が無いように
見える。
ISO6400はバックグラウンドがややカブリ気味か?

拡大してみると
Orion3
どうだろう?
感度が高くなるほどサチり具合が大きくなっている
ようだが、暗部の写りはほとんど変わりないように
見える。
ISO800に至ってはM42中心部の明るい部分でさえ諧調
をギリギリ保っているようにも見える。

さらに拡大。
Orion4

サチり方が少ない分、ISO800の星がシャープに見える。
ISO6400は、ややガイドエラーが目立つが(笑)

とりあえず今回は「ISOを上げても暗い部分の模写は
変わらないようだ。」という結論に至りました。
サチらないように露光時間を切り詰めて、その分
枚数を増やすとどうなるか? とか
低感度で短時間多枚数は? とかいう問題はまたの
機会にやってみます。

今回ミスったのはISO200を撮り忘れたこと。
一眼レフの最大DRやいかに。

あと、せっかくなので上の画像にFlatあててみました。

Abe
一枚モノです。

※ HIROPONさん、UTOさんのブログに触発されて
  試してみました。










2020年12月 4日 (金)

「ゲイン 0」で撮ってみた。

昨今、各所で話題の「低ゲイン」VS「高ゲイン」
という話。

詳細は割愛しますが、今回は「ゲイン 0」で
撮ってみました。

ターゲットはM45
カメラはASI294MCPro
鏡筒はBKP200+レデューサー
露出は60秒×10枚です。
ダーク無し。
フラット 10枚
ぜんぜん合わないのでSIの「ガンマフラット機能」
を調整して使用。

撮った感じは「ほとんど写っていません」。
DSSでスタックしても細部はほとんど出てきません。
PixInsightでオートストレッチしてみても星は
そこそこ見えるものの、星雲部分はほとんど見えません。
ステライメージでも同じです。
と言う訳でボツ。ずっと放置してました。

が、思い立ってステライメージをいじくりまわしてた所、
「最小値減算 なし」というチェックがあることを
思い出して試してみる。
レベル調整を繰り返すと徐々に細部が浮かんできた。
チェック無しだとものすごく暗い部分はカットされて
たのかな。
徐々にその姿があぶり出されていくけど、とにかく
暗い。
カブリは浮いてくるし、ノイズもキビシイ。

で、結果は、
M45gain0_abe
こんな感じ。
一見、まったく写ってないと思われたものの
ちゃんと写ってました。
というか総露光時間がたった10分なので
イマイチ感は拭えないものの、もうちょっと
露光を延ばすか、枚数を増やせばかなり改善しそう。

けど、いろんな意味であんまり素人向きな撮り方
じゃないな~(笑)

Unityゲインとどちらがいいか? という問題は
またいつかの機会に。
だって晴れないんだもん、、、。


2020年5月22日 (金)

天下一画像処理会

けむけむさんが撮影したデータをみんなで画像処理してみよう!
という企画がTwitterにUPされていました。
その名も「天下一画像処理会」。

Photo_20200522181301


正直、自分は画像処理の腕はイマイチなので「天下一」などとは
実に場違いな感じなのですが、少々興味のある部分が。
じつはけむけむさんの撮影カメラ、自分と同じASI294MCPro。
どうもこのカメラ、色、特に青が出にくいしサチりやすい気が。
以前は気にならなかったのでけど最近どうも上手くいかない。
使い方なのか、ソフト的なものなのか、処理方法なのか???

と言う訳でさっそくDLさせて頂き、あれこれいじくりまわす事に。
いきなり問題が。

17


64枚あるはずのLight1のフレームが18しか無い。
数回DLやり直してみるが変わらず。なにかのエラーか?
とりあえずLight2と合わせると合計で80枚オーバーあるので
十分と思い処理を進める。

DSSに放り込んでみると、、、
いきなりエラー。
さすが百戦錬磨のけむけむさんだ。
なんらかの仕掛けがあるに違いない。が、探ってる余裕もないので
PixInsightでやってみる。
なんとまたしてもエラー。
どうやらPixInsightはバイアスがないとマスターフラットが作れない
らしい。なるほどPixInsight封じも完璧という訳か。
(注 後からバイアスが追加されたらしいがこの時点では知る由も無し)
手動でやろうかとも思ったけど面倒なので終了。
最後の砦、ステライメージを使う。 最新版ではなく「7」だ。

処理方法はごく普通。説明書通り。
Light、Dark、Flatのみ使用。
さて、すべてスタックすると、、、
全体的に想定通りグリーンぽい仕上がり。
カラーバランスを調整してみるとやはり色味が少ないというか、
もはや「モノクロかよ!」というくらい色が無い。
「マトリクス色彩補正」を入れてみるも青が出ない。
RとGが強くなるばかりだ。
数値を変更してGを弱くBを強くしてみる。
う~~ん、どうしても青が綺麗に出ないな~。
これは自分の写真も同じなのでカメラの問題なのかな???
でもタカsiさんの写真は青も綺麗なんだよな~。

Test6_20200522184701
カラーチャート撮っても普通に写るし。

わからんな~。
サチり具合も同じくらいかな。
サチって星が白くなるから色が無い、とも思ってたけどそうでも
ないみたい。

で、結果。

M101
さすが総露光時間が長いので良く写ってる。
自分はここまで撮ることはほとんどないので小細工せずに綺麗に
仕上がるのは面白い。
もっと炙れそうだけど荒らしてしまうのもなんなのでこれくらいで
止めておきます。
アンプグローが完全に消えませんでした、、、

他の参加者の処理法も興味深々です。


2020年4月22日 (水)

Dark考察

ASI294MCProのアンプグローの件。

激しく発生する状況でダークフレームを撮影してみた。
ゲインはASCOM経由最大の390
露光は300秒
温度は-15℃に設定したけど、このゲインだとかなり発熱するようで
100%パワーの冷却でも-7℃までしか下がらなかった。

3枚撮ってステライメージでスタック。

Masterdarksi
見事なアンプグロー(笑)
ここで、以前から疑問に思っていたコトを試してみる。

この画像をマスターダークとして同じファイルにダーク減算したら
どうなるの???
つまり自分自身でダーク処理っていう事。
と言う訳で、もとの3枚をステライメージで開いてレベル調整。
1_20200422215001
激しいアンプグローと高ゲインによるノイズでかなりザラザラ。


一番上の画像をマスターダークに設定してダーク減算処理してみると、、
2_20200422215001
お~! アンプグローがほぼ解消。ザラザラノイズもかなり無くなってる。


3_20200422215001
ディベイヤーしてみるとさらにスベスベ。


で、この3枚をスタック処理。
4_20200422215001


6_20200422215001
ホットピクセルっぽいのも無くなってほぼスベスベ。



7_20200422215001
かなり強調してみるとうっすらとアンプグロー痕が見える程度。



16ビットに落としてフォトショップで強調してみるもほぼフラット。
New2
再度、元画像と比較。
Masterdarksi
わずかに痕が残るのはスタック時の設定の差かな?
バイリニアとかバイキュービックとか。
それとももうちょっと枚数を増やせばいいのか?

ちなみにDSSとPixInsightでもやってみたけどステライメージが
一番キレイに仕上がりました。


まとめ。
ASI294MCProのハイゲイン(390)で撮影した場合、Light3枚
Dark3枚あれば(バックグラウンドは)ほぼ綺麗になる、、、ホントか?